鈴木「無限の彼方へようこそ!」
本作『バズ・ライトイヤー』は、「トイ・ストーリー」シリーズで誰よりも仲間思いのバズ・ライトイヤーの原点を描いた作品。アンディ少年のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤーは、実は、彼の人生を変えるほど夢中になった大好きな映画の主人公。本作はそのアンディが夢中になった<映画>の物語となっている。
そんな『バズ・ライトイヤー』の予告編が上映された後、鈴木ら声優陣が登場。バズ役の鈴木は「皆様、無限の彼方へようこそいらっしゃいました!」と挨拶し、続けて試写室でしかまだ作品を観られていないことに触れながら「大きなスクリーンで観られる皆様が羨ましいです。目一杯楽しんでいってください」と興奮。続けてイジー役の今田は暑い中足を運んでくれた観客へ感謝しつつ「やっと観ていただけるのが嬉しいです」と公開への喜びを見せた。
映画の舞台挨拶が初めてだというソックス役の山内は緊張を見せつつも「気合を入れてOcean Tokyoで髪を切ってきたんですけども、今日来てみたらソックスの被り物を被らせていただけるとのことで、びっくりしています」と明かし笑いを誘い、アリーシャ役のりょうは「『トイ・ストーリー』シリーズでアンディが何でそんなにバズを気に入っていたのかが、やっと今回スッキリした気持ちになると思います」とそれぞれが個性的な挨拶をした。
トークセッションでは、本編上映前の舞台挨拶ということもありネタバレにならない範囲で4人が注目ポイントを説明。世代がアンディと同じくらいという鈴木は「バズってどういう設定なんだろう?スターコマンドーって?ザーグって何か?が今日分かります。『アンディ少年が観ていたのはこれか!ハマるわけだ』となると思います」と、「トイ・ストーリー」の要素が色々なところに散りばめられていることを紹介。そして「無限の彼方へ、さぁ、行くぞ!」が『トイ・ストーリー』とは違った形で出てくることにも驚いたことを明かした。
続けて、イジー役の今田は「この映画は本当にアトラクションに乗っているみたいです。宇宙船に乗っているかのような疑似体験ができるんです。迫力が凄いので、是非皆さんに同じ気持ちになってほしいです。」と迫力ある臨場感をピックアップ。一方バズの親友アリーシャを演じたりょうは「バズとアリーシャの絆をぜひ観ていただきたいです。どんなことがあっても信じてくれる仲間がいて、今自分の近くにいる仲間や家族を今まで以上に愛おしく『大切にしたいな』ときっと思っていただけるんじゃないかなと思います」と人間ドラマの部分を見どころとして挙げた。舞台挨拶に慣れた3人のコメントを受けて、山内は「ちょっとギリギリのラインをどう攻めていいかわからないので、ロケで海に飛び込んでいた芸人がこの映画で声優しているということに注目してほしいです」と語り、劇場に山内ファンがいるのか探し見つけると「いないほうがおいしかったんですけど・・・」と会場を沸かせた。
トークも盛り上がる中、サプライズとしてバズ役のクリス・エヴァンスとモー役のタイカ・ワイティティからのメッセージ映像が上映!エヴァンスは「鈴木亮平さんと吹替声優の皆さん、こんにちは!『バズ・ライトイヤー』は特別な映画です」と語り、ワイティティは「バズの仲間になれて嬉しいよ。みんなで一緒にこの映画を大ヒットさせよう!」とそれぞれが自信と興奮を見せ、今回クリスの演技も研究したという鈴木は「ようやくお会いできて感無量です」と喜びを見せた。
イベントも終盤になり、これから映画を鑑賞する人に向けて鈴木は「失敗は誰でもすると思いますが、どう受け止めて、どう前進めばいいかを(この作品を通して)バズに教わりました。映画を観たら『あぁ、こういうことか』とお分かりいただけると思います。大人も子供もみんな興奮して感動して、大切なものを持ち帰っていただける素晴らしい最高のエンターテインメントになっています」と語り、「今日から『バズ・ライトイヤー』が公開になるが本当に本当に嬉しいです。みなさん存分に楽しんでください」と締めた。
最後に、本作でも登場するバズおなじみのセリフ「無限の彼方へ、さぁ、いくぞ!」の掛け声にあわせて4人全員でバズ・ライトイヤーカラーの樽を囲み鏡開き。会場にバズカラーのグリーンとパープルのテープが放たれ、舞台挨拶は終了した。
バズ・ライトイヤー
好評公開中
監督:アンガス・マクレーン
日本版声優:鈴木亮平(バズ・ライトイヤー)、今田美桜(イジー)、山内健司・かまいたち(ソックス)、りょう(アリーシャ)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2022 Disney/Pixar. All Rights Reserved.