『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のMovieNEX と 4K UHD MovieNEXが本日8月5日(金)より発売となった。それを記念してNGシーンの一部が公開となった。
映像はボーナス・コンテンツに収録されるNGシーン集の一部。主演のベネディクト・カンバーバッチやレイチェル・マクアダムス、エリザベス・オルセンなどキャスト陣がセリフを間違えたり、撮影中に起こる小さなアクシデントに苦笑いする様子が収められている。
カンバーバッチが、アメリカ・チャベスを「アメリカ大陸」と言い間違い、「(アメリカ大陸を)どうする気だ?小さな島も全て」と冗談を言ったり、衣装のボタンが外れたり、オルセンが空中を一回転するシーンで「もう嫌!」と笑いながら叫ぶシーンなど、和やかな撮影風景の様子がうかがえる映像となっている。
本日発売の MovieNEX には、物語の核心となる“マルチバース”の大きな鍵を握る新キャラクターに迫る「“アメリカ・チャベス”とは?」、独自の世界観を作り出す監督の視点に触れる「サム・ライミ監督の世界」、キャストたちの仲の良さが伝わる「NG シーン集」、惜しくも本編には採用されなかった貴重な「未公開シーン」などのボーナス・コンテンツが収録されている。
また、MovieNEX にはサム・ライミ監督やスタッフによる音声解説も収録される。貴重な裏話を知ることができるので要チェックだ。その一部をご紹介しよう。
・冒頭に登場する怪物“ガルガントス”の大きな一つ目は、エリザベス・オルセンの瞳を反映させている。
・ウォン役のベネディクト・ウォンが崖から落ちるシーンで、サム・ライミ監督は「君のキャラクターはここで死ぬ設定だ」と嘘をついていた。
・特殊メイクのゾンビ・ストレンジは、ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチがほぼ全て自身が演じている。
・アメリカ・チャベスとドクター・ストレンジの別れのシーンは、撮影前の僅か5分で脚本が書かれた。
・ワンダ・マキシモフの双子の息子トミーとビリーが登場する「アース838」の場面では、部屋のTV画面に「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」や「白雪姫」が登場する。「白雪姫」の登場は、「ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ=魔女」の意味合いと、『ワンダヴィジョン』の事件後に彼女がりんご園に住んでいたことや、本作でもそのりんご園のシーンが登場するため。ただし、「白雪姫」のドレスの色がディズニー・アニメーション映画『白雪姫』とは異なっている。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
MovieNEX発売中/デジタル配信中(購入/レンタル)
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
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