本作は、警察への通報に初期対応する“レスポンダー”の任務に就きながら、麻薬の売人と関わり、自らの精神と家族を危機に追い込んだ夜勤巡査の5日間をスリリングに描くハードコア警察ドラマ。主演のマーティン・フリーマンが『SHERLOCK/シャーロック』や『FARGO/ファーゴ』、『ホビット』シリーズなどで見せたこれまでのイメージを大きく覆す、型破りであると同時に心に闇を抱えた警官を演じ、新たな魅力を発揮。元レスポンダーの小説家が自らの経験を基に脚本を手掛け、リヴァプールの緊急通報の現場と警官の苦悩をリアルに描き、英BBCで放送され大ヒットしている。
第1話配信後から話題沸騰の本作は、本日8月17日から第2話が配信。それにあわせて、脚本・クリエーターのトニー・シューマッハ、監督のティム・ミーランツ、製作総指揮のローレンス・ボーウェンらスタッフが語る本作の舞台裏映像&メイキング写真が初公開された。
公開された映像ではまず、脚本・クリエーターを務める小説家のトニー・シューマッハが「できるだけ現実味を出したかった。元警官としての経験が脚本の役に立った」と、夜勤のレスポンダーをしていた自らの経験が本作の世界観をつくる上で役立ったことを明かした。マーティン・フリーマンとは映画『アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち』(2016)でもタッグを組んだ製作総指揮のローレンス・ボーウェン(『ニュー・ポープ 悩める新教皇』)は、「精神的に魅力的な世界を奥深くまで表現している。夜勤のレスポンダーには何が起こるのか予測がつかない」と語る。 『ピーキー・ブラインダーズ』などで知られる監督のティム・ミーランツは、本作について「心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ警官は多く、その事実から目を背けていない」「この作品で描かれているのは人の精神の探究なんだ」と心の問題をテーマのひとつとして描いていると語る。
続いてキャストについて、ミーランツは「キャスティングは申し分ない。会った瞬間から全員が適任と分かった」と語り、トニーも「それぞれの役に完全になりきっていた」とキャストたちの演技を称える。主人公クリスを演じるマーティン・フリーマンについて、ローレンスは「マーティンが先陣を切っていた。クリスには強さがあるが心の中は崩壊している」と明かし、ティムは「弱さとそれに対する抵抗を同時にうまく演じていた」、トニーは「役に命を吹きこんでマーティンはクリスになりきった」とマーティンの繊細さと力強さの共存する演技を絶賛。映像内では、メイク中にも台詞の練習をし、真剣な表情で演出を受けているマーティンの貴重な姿が映し出される。また、劇中では見られない、マーティンやイアン・ハート(カール役)の笑顔が見られる和やかな場面も。
最後にティムが「警察ドラマはもうやらないと思っていた。でも脚本を読みこの作品で監督をやっている」、トニーが「見るたびに違ったことを発見できる」と続け、最高の作品を生み出すためのキャスト・スタッフ一同の信頼関係の深さを感じさせる、貴重な映像となった。夜勤警官が直面する社会の実態をリアルに描いた注目ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』は本日より第2話が配信開始。
海外ドラマ 『レスポンダー 夜に堕ちた警官』 (全6話)
【配信】 「スターチャンネルEX」
<字幕版>独占配信中 毎週水曜1話ずつ更新
【放送】 BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版> 9月19日(祝・月)より放送開始 毎週月曜23:00 ほか ★9月10日(土) 17:00 第1話 先行無料放送★
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