山寺宏一の熱い想いから日本語吹替版制作が決定!
「マーダーズ・イン・ビルディング」は、同じ高級マンションに住む3人のご近所さんが、自分たちが暮らすマンションで突如起こった殺人事件の謎に迫っていく物語。今回配信が発表された日本語吹替版は、声優・山寺宏一たっての希望により日本語吹替版の制作が決定。。「作品を見てみたら、センスに溢れた作品で、ただのコメディではなく、ミステリーというのがベースになっているのがすごく楽しくて、たくさんの人に見てもらいたいと感じました。それから、ディズニープラスのイベントで『日本語吹替版作らないんですか?』という話をしました。」とその熱い想いが実を結んだ山寺はキャスティング協力という形でも作品に関わる。
山寺の提案によって羽佐間道夫、林原めぐみ、戸田恵子、安原義人、山路和弘という日本を代表する超実力派声優陣の共演が実現。さらに、内田夕夜、中村悠一、大西多摩恵、神尾晋一郎や、シーズン2から登場となるキーキャラクターとして、鳳 芳野、斎賀みつき、勝生真沙子など、若手人気声優から作品に深みをもたらすベテラン声優まで錚々たる声優陣が本作に参加している。
本作でメインキャラクターであるチャールズ役を担当する、山寺も師匠と仰ぐ羽佐間は「戸田恵子さんと3人でご飯を食べている時に突然、『どうですか!?羽佐間さん!』と山ちゃんから声をかけられたんですよ。そのまま山ちゃんに引きずりこまれましたね。」と、山寺から誘いを受けた日のことを振り返る。「実は収録にあたって、お願いだから1人で収録するのはやめてもらいたい、というお願いを制作の方にしたんです。やっぱり他の方とも同じシーンを一緒に収録をすることで、キャラクター同士の呼吸や空気感を作品に吹き込むというのをやりたかったんですよね。劇中の間やキャラクター達の掛け合いをものすごく自然に楽しんでもらえるんじゃないかと思います!」と、旧知の仲でもある山寺、林原との掛け合いに自信も覗かせる。
また、メインキャラクターであるメイベルを演じる、山寺と長年声優業界を歩んできた盟友林原は「実は、実写の吹替版は少し苦手意識があったのですが、こんな貴重なお話を伺えたので挑戦してみようかなと素直に思えました。一人収録も多い中、羽佐間さん、山寺さんとご一緒させてもらえていて、毎回、毎回ほんとうに楽しかったし、宝物の時間になりました!」と本作へ携われたことへの喜びをコメント。羽佐間、山寺との収録について林原は、日本語吹替版予告にも組み込まれているシーンが印象的だったようで「『大変!大変!大変!』って言いながらオリバーが階段を駆け下りるシーンあったんですが、ほんとに演じているキャストの方々がそのまま日本語を話しているんじゃないかっていう感覚になって、山ちゃんに思わず『うまいね~!』って言っちゃったんです笑。ほんとに収録の時間が楽しくてしょうがなかったんですよ!」と、収録現場の楽しい雰囲気がつたわるような和気あいあいとしたエピソードも披露。
山寺が姉と慕うジャン役を務める戸田は「羽佐間さんは山寺さんや私にとっても、リスペクトしているレジェンド。その人と、もう一回お仕事出来るというのが嬉しかった。オファーをもらった時は、まだドラマを見ていなくて中身も知らなかったんだけど、一気に見て、とにかく面白かった!それに、山ちゃんがすごく力を入れたキャスティングは、全部ドンピシャの素晴らしいものになっていると思います。そこに注目をして見てほしいです」と、山寺渾身のキャスティングについて、戸田も絶賛している。
山寺は、今回自身がキャスティング協力という形で携わった配役について「誰がやったらこの作品が面白くなるんだろうという視点から純粋に考えました。それが実現したので、ほんとに夢がかなったという気持ちです。こんなにおもしろい作品に巡り合えて、さらに自分が共演したい人たちと一緒に作り上げることが出来たということが、本当に幸せです。この作品に携われて、声優をやっていてよかったなと本当に思いました。」と語り、“作品の魅力をより面白く表現したい”という想いから提案した声優陣が集結したことについて、溢れんばかりの喜びを表現。
本作については、「いろいろな魅力がすごくたくさん詰まった作品ですが、ミステリーコメディの中に深い人間ドラマがしっかり描かれているのが大きな魅力。脚本・演出もとにかく作り込まれていて、ワンカットワンカットがとても洗練されています。これ以上面白い作品あるんだったら教えて欲しいですね!」と作品の魅力を熱くアピールした。
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