ポール・サルツマン監督がザ・ビートルズと運命的に出会い、共に過ごした奇跡の8日間を描くドキュメンタリー『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』(配給:ミモザフィルムズ)が2022年9月23日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿バルト9ほか全国順次公開となる。

虎ハンターから動物愛護者になった告白映像&新ビジュアル解禁!

1968年、全世界で最も有名なグループ、ザ・ビートルズはガンジス川のほとりにいた。自分たちは何者で、どこに向かえば良いのか。人生の豊かさとは何かを求めるジョージの発案で、4人は超越瞑想運動の創始者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと出会い、インド北部のリシケシュにある、ガンジス川を臨む丘の上のアシュラム(僧院)に招待される。この時、心の声の導きでこの地を訪れていたひとりの青年がいた。現在、映像制作者として活躍するポール・サルツマン監督だ。『ミーティング・』ザ・ビートルズ・イン・インドは、ザ・ビートルズと運命的に出会い、共に過ごした奇跡の8日間を描くドキュメンタリーだ。 

サルツマン監督がアシュラムで撮影した、4人がマハリシと共に座禅を組んだ記念写真を使用した日本だけの新たなポスターが完成し初披露された。あわせて、ジョンがインド滞在中に作ったハンターを歌った曲にまつわる本編映像が解禁された。

画像: 本編映像②『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』 youtu.be

本編映像②『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』

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名盤『ホワイト・アルバム』に収録されている一曲「コンティニューイング・ストーリー・オブ・バンガロウ・ビル」は、母と虎狩りに出かけるバンガロウ・ビルを皮肉った歌だ。当時、リシケシュに滞在していたナンシー・クックとその息子リッキ・クックが虎狩りにいったエピソードを聞き、無意味な殺生を嫌ったジョン・レノンが反感を込めて作った曲である。本編には、なんとこのリッキ・クック本人が登場し、アシュラムに滞在していたジョン・レノンやマハリシの反応を語り、現在に至る経緯を告白する衝撃の内容となっている。

画像: バンガロウ・ビルのモデルリッキ・クックとサルツマン監督

バンガロウ・ビルのモデルリッキ・クックとサルツマン監督

波間から始まる映像は、リッキ・クックが暮らす自然豊かなハワイの自宅へとフォーカスしていく。穏やかな表情で語り始めたクックは、「木に登って隠れていると突然ゾウが大きな音を立てて歩いていくのが聞こえた。続いてサルやマングースなどジャングルの小動物たちが一斉に飛び出してきた」と当時を振り返る。狩りをするクックと家族の前に現れたのはジャングルの王者だった。「トラが来ていたんだ。すぐにトラが姿を現し気づくと引き金を引いていた。照準器から見たトラの毛色を覚えている」と、突然現れた虎に反射的に引き金を引いたという。

画像: リシケシュでのジョン・レノン

リシケシュでのジョン・レノン

母が慌ててマハリシに報告へ行くと、そこにはジョンも居合わせていた。彼女の話を聞いたジョンは「ひどい それは殺生だ」とゾッとした様子で口にしたと明かす。いつも温厚なマハリシもこの時ばかりは顔をこわばらせ、「殺生は、殺生だ」と怒りを露わにした。彼はこの事件の後、ライフルに触れることをやめ、ナショナルジオグラフィックのカメラマンとなり、動物写真を通じて自然を守る活動を続けることになったという。本編では、ことの経緯を知るジョージの元妻パティ・ボイドが、クックと会えたことは素晴らしいと語るシーンも要チェックだ。

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