主人公ハーパーを演じた大注目俳優、ジェシー・バックリーをフォーカス!
さらに新場面写真&監督からのコメントも公開!
映画『MEN 同じ顔の男たち』は、夫の死を目撃してしまった女性が心の傷を癒すため、自然あふれる美しいイギリスの田舎街を訪れるのだが、そこで現れる男たちが全員、同じ顔をしているという不気味な物語。2021年のマギー・ギレンホール監督作『ロスト・ドーター』でアカデミー賞®️助演女優賞へノミネートを果たした注目女優ジェシー・バックリーが、夫の死を目撃した過去のトラウマと目の前に現れる同じ顔の男たちの恐怖に対峙する主人公を見事に体現している。
バックリーは1989年12月28日生まれ、アイルランド出身。初主演作『Beast』(17)で英国インディペンデント映画賞で有望新人賞、ロンドン映画批評家協会賞で最優秀英国・アイルランド女優賞の受賞を果たすと英国アカデミー賞で期待のイギリス俳優の1人に選出。スクリーン・インターナショナル誌の「明日のスター」にも選ばれるなど注目を浴びた。
2021年には先述の『ロスト・ドーター』でアカデミー賞の助演女優賞ノミネート、さらにミュージカル「キャバレー」にも挑戦し、オリヴィエ賞のミュージカル部門最優秀女優賞を受賞!カンヌ国際映画祭で、ショパール・トロフィー賞を受賞するなど実力が高く評価されている。そんな演技力に定評があるジェシーが主演を務め、さらには脚本にも参加したのが本作『MEN同じ顔の男たち』なのだ。
夫の死を目の前で目撃し痛みや悲しみ、喪失感を抱えているハーパーというキャラクターの役作りは手探りだったと振り返るバックリーは「アレックス(・ガーランド監督)との最初の読み合わせの時から、議論と質問の応酬のコラボレーションだった。彼はどんなアイデアも押し付けず、意見を受け入れてくれた。こういった状況こそ、最も面白くて、挑戦的な空間」と語っている。
ジェシーの役に対する理解と入り込みようにガーランド監督は驚いたようで「ジェシーと私は世界観や考え方が似ている。僕らはすごく分かり合える間柄で、彼女はとても難しい課題を、いつも予想外の方法で昇華させてくれた」と絶賛。監督にとってジェシーの率直な意見はハーパーの性格を形成する上で重要なものだったと明かす。「僕はいつも映画制作における共同作業を大切にしてきた。特にこの映画は、参加者全員のアイデアと創造的才能が結集したものだ。この映画の細々したものの多くは、ジェシーとの会話から生まれたもの。彼女の視点と僕の視点の違いを話し合い、それをすべてストーリーに折り込んだ」とコメントしている。
今回、バックリーが演じるのはハーパーが何かを見て驚愕している不気味なカットなど3点が初解禁となった。首元には血がついており、ハーパーの身に迫る危険と彼女に待ち受ける怖ろしい展開を想起させる内容となっている。
キャスト・監督一丸となって創り上げた唯一無二の世界。A24とアレックス・ガーランド監督が仕掛ける美しくも、不気味な超話題作にして超問題作な本作。ぜひ映画館でチェックしてみてほしい。
『MEN 同じ顔の男たち』
12月9日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©️2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.