“ロマンス職人” × “国民の妹”夢の共演!シンカ配給の映画『夜明けの詩』が、2022年11月25日(金)より、全国公開中。本作の本編冒頭映像が解禁された。 

韓国版『ジョゼと虎と魚たち』のキム・ジョングァン監督最新作!

まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)は、7年ぶりにイギリスからソウルに帰国する。喫茶店で時間を失くした女(イ・ジウン/IU)と出会う場面から、ストーリーが紡がれていく。そして、想い出を燃やす編集者、希望を探す写真家、記憶を買うバーテンダーといった、心に深い葛藤を抱えながらも人生を歩み続ける、4人との出会いを経て、チャンソク自らも心に閉ざしてきた記憶と向き合い始めた―。

主演を務めるのは、Netflixドラマ「39歳」、映画『愛に奉仕せよ』といった話題作に出演し、柔らかい眼差しや深みのある演技力で、観客を魅了する“ロマンス職人”ヨン・ウジン。共演を果たすのは、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で2冠に輝いた、是枝裕和監督の最新作『べイビー・ブローカー』に出演し、6月にはプロモーションで6年ぶりに来日を果たしたイ・ジウン/IU。イ・ジウンは「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」で主演を務め、その演技に惚れ込んだ是枝監督が『ベイビー・ブローカー』への出演を熱望した逸話を持つ。さらに韓国の名バイプレイヤーとして名を馳せるキム・サンホ(『ビューティー・インサイド』)はじめ、イ・ジュヨン(『サムジンカンパニー1995』)、ユン・ヘリ(『ジョゼと虎と魚たち』)ら演技派俳優が集結。生と死、時間、記憶という深遠なテーマを、観る者たちの心に寄り添う癒しの物語に昇華させた。

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今回到着した本編映像は、“ロマンス職人”ヨン・ウジンが演じる小説家のチャンソクと、“国民の妹”イ・ジウン/IUが役を務めた、時間を失くした女・ミヨンが、ソウルの地下鉄構内にある、喫茶店で出会うシーンが映し出されていく。赤いソファーに座りながら、居眠りをするミヨンの前で、チャンソクが小説を読んでいる。見知らぬ人物が目の前に登場して、驚いたミヨンは、「あなたは誰ですか?」と投げかける。その質問に対してチャンソクは、「ここで、ある女性待っています。可愛い寝顔でした」と回答すると、ミヨンがきょとんとした戸惑いの表情を浮かべながら、ドギマギしてしまう。面識のない人物に対して、「席を移ったら?」と忠告するミヨンだったが、「ここで待ち合わせを」と回答するチャンソク。続けて「相手は目の前に。ミヨンさんと待ち合わせをしています」と言い放つと、自身が待ち合わせ相手だったと気づき、慌てふためくミヨンの姿が確認出来る。“ロマンス職人” × “国民の妹”というキャッチコピーを持つ二大スターの、夢の共演シーンが投影されていく。

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『夜明けの詩』本編映像解禁!“ロマンス職人” × “国民の妹”夢の共演!

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続いて二人の対話シーンが流れていく。何の本を読んでいるのかと問われたチャンソクは、「大した本ではありません。小説です」と答えると、ミヨンが「確かにくだらないわ。小説を読む人の気が知れない。架空の世界を信じてる」と揶揄する。小説家として活動するチャンソクは、「よく出来た作り話なら信じてしまう。僕が考えた話があります。聞きますか?」と返して、その偏見を一蹴しようとする。挑発に乗ったミヨンは、テーブルに肘をつきながら「聞いてあげる」と話を聞く態勢に入る。何気ない会話から、本作の物語が紡がれていくのだ。何故この男女が、味わい深い喫茶店で待ち合わせをしていたのか。行末が気になる本編シーンとなっている。

画像2: 韓国版『ジョゼと虎と魚たち』のキム・ジョングァン監督最新作!
画像3: 韓国版『ジョゼと虎と魚たち』のキム・ジョングァン監督最新作!

本作の監督・脚本を務めたキム・ジョングァン監督が、何故本作を制作したのか、理由を答えてくれた。「私は、二人の会話を中心として成り立つ映画をこれまで沢山撮ってきました。しかし、本作では何か実験的なことをしてみたいと思い、一人の人物が様々な人に出会って気持ちが変化し、成長していく姿を描いたのです」とコメント。続けて「映画館という空間だからこそ楽しむことができる、新しいスタイルの“映画”という言語を創造的に利用して作品をつくれないかと考え抜きました。本作の魅力は“闇にも温かさがある”と気づくことができる点です。そして、この映画全体にもそのような雰囲気があります。さらに、俳優の方々が持つ力と魅力で成り立っています。彼らの素晴らしい演技を楽しんで欲しいです」と語り、本作で伝えたいメッセージを解説してくれた。

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