【胸アツ編・人生編】セリフで振り返る2022年の映画・海外ドラマ

2022-12-28

スクリーン編集部 @ SCREEN

2022年に公開・配信された映画&ドラマを、セリフで振り返り！とはいえ、ここでご紹介できるのはほんの一部。皆さんの記憶に残ったセリフはあるでしょうか。今回は胸アツ編・人生編についてご紹介！

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“すべての答えを知ってる気になるが
老いとともに無知な自分を知る”

『クライ・マッチョ』

クリント・イーストウッド監督50年＆40作目を飾ったアニバーサリー作。イーストウッド演じる落ちぶれた元カウボーイのマイクが、恩人の息子ラフォをメキシコから連れ出すことになる。セリフは、かつては“マッチョ”だったマイクがラフォに語るもの。マッチョを目指すのではなく、自分の人生を歩む大切さを伝えるのだった。

『クライ・マッチョ』

ブルーレイ＆DVDセット発売中／価格：4,980円（税込）
発売元：ワーナー・ブラザースホームエンターテイメント
販売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

“起きると思うことは絶対起きない
考えもしないようなことが起きる
だから先へ進むしかないどんどん先へ先へ”

『カモンカモン』

ホアキン・フェニックスがマイク・ミルズとタッグを組んだヒューマンドラマより。ラジオジャーナリストのジョニーは突然9歳の甥ジェシーと生活することになる。セリフは、ジェシーがジョニーのレコーダーに勝手に吹きこんでいたもの。色々あるけど進むしかない。「先へ先へ（C’mon C’mon）」とタイトルにもつながっているフレーズだ。

『カモンカモン』

Blu-ray発売中／価格：6,600円（税込）
発売元：ハピネットファントム・スタジオ
販売元：ハピネット・メディアマーケティング

“さよなら”

『秘密の森の、その向こう』

『燃ゆる女の肖像』（2019）のセリーヌ・シアマ監督作。8歳の少女エリーは、祖母の家の裏の森で母と同じ名前の少女マリオンと出会う。親しくなり家に招かれるが、そこは雰囲気が違うものの祖母の家だった──。エリーには一つ後悔がある。それは祖母の最期に「さよなら」と言えなかった事。何気ない挨拶ですら人生の一部だと気付かされる。

『秘密の森の、その向こう』
公開中

配給：ギャガ

“愛する人の意見は大事だ
でも最後は自分だ”

『エルヴィス』

エルヴィス・プレスリーの人生を、彼のマネージャーだったトム・パーカー“大佐”の視点で描く『エルヴィス』。当時過激とされたパフォーマンスは、保守的な人々から目の敵にされ、故郷メンフィスでのライブには警察が監視に出動する事態に。緊迫したライブ開始前のセリフがこれ。エルヴィスは自分のスタイルを貫き、圧巻のパフォーマンスを披露する！