1位に輝いた作品は飛ぶように売れるという各界から大注目のランキング「このマンガがすごい!」で、2017年(「金の国 水の国」)、2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)と連続して1位(オンナ編)を獲得し、別作品で史上初めて二連覇(※異なる作品で)を達成した唯一の作家・岩本ナオ。マンガ好きの域を超え、各界から絶賛され映像化希望が殺到した『金の国 水の国』が待望の映画化。
声優陣にも豪華なキャストが揃い、賀来賢人と浜辺美波がW主演を務めるほか、戸田恵子、神谷浩史、沢城みゆき、木村昴ら人気実力派の出演も話題となっている。物語は、賀来が演じる<水の国>の建築士ナランバヤルと、浜辺が演じる<金の国>の王女サーラが出会い、100年断絶している敵国同士の身でありながら、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることから始まる。そして、お互いの想いを胸に秘めながら、真実を言い出せない不器用な2人の<やさしい嘘>が、やがて国の未来をも動かす壮大な展開に・・・。
今回は、建築士ナランバヤルと王女サーラ、そして2人を取り巻く重要人物たちをまとめてチェックしよう。
<金の国>の誰からも相手にされないおっとり王女・サーラ(声:浜辺美波)
誰からもその存在を忘れられているような<金の国>の第93王女。優しくおっとりした性格ながら芯の強さを備えているが、自分に自信がなく、本当の気持ちは隠しがち。<水の国>のナランバヤルと出会ったことで、徐々に気持ちや行動にも変化が─!犬のルクマンを可愛がっている。声を担当するのは、『HELLO WORLD』、『名探偵コナン 緋色の弾丸』などでも声優としてアニメ映画に参加してきた浜辺美波。早くも「やさしい声がイメージ通り」と原作ファンからも期待値の高い浜辺の熱演もお見逃しなく!
<水の国>の貧しくも家族思いの建築士・ナランバヤル(声:賀来賢人)
建築士ながら<水の国>で仕事にありつけずもてあましている青年。頭の回転が速く、口も達者なお調子者だが、愛猫に「星の輝き(オドンチメグ)」という名前をつけるロマンチストな一面も。<金の国>のサーラと出会いその穏やかさに心を射抜かれ、やがて両国の平和のために奮闘することを決意する。声を担当するのは、『ライオン・キング』、『きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』でも声優として評価を集めて来た賀来賢人。ひと足早く映画を観た観客から「ハマり役」の絶賛評が続々と上がっている、“ナランバヤルの声”にぜひ注目してほしい!
<金の国>を愛する第一王女・レオポルディーネ(声:戸田恵子)
豪奢な王宮で美しく華やかに暮らす、<金の国>国王ラスタバン三世の第1王女で、サーラの姉。国のイケメン俳優にして左大臣でもあるサラディーンを愛人にしている。そのたたずまいから非情な印象を与えるが、自分が育った<金の国>を愛し、国の衰退をなんとか止めたいと考えているが─。声を担当するのは、女優としてはもちろんのこと、「ゲゲゲの鬼太郎」(第3作など)鬼太郎役、「きかんしゃトーマス」トーマス役、「それいけ!アンパンマン」アンパンマン役で広く知られる戸田恵子。どこか冷酷さを感じさせる大人の王女の声の演技は必聴だ!
<金の国>の協力者、左大臣・サラディーン(声:神谷浩史)
北方から流れてきた遊牧民のイケメン俳優。第1王女・レオポルディーネの愛人であり、左大臣を務めている。自身の故郷ではない<金の国>で、これまでは“お飾りの左大臣”を務めてきてきたサラディーンだが、口達者なお調子者の半面、国の未来を案じるナランバヤルに興味を持ち、その心境にも変化が─。声を担当するのは、「進撃の巨人」リヴァイ、「クレヨンしんちゃん」2代目ぶりぶりざえもん、「うる星やつら」(2022)諸星あたる役など、人気アニメ作品に数多く出演する神谷浩史。全てを見破っているかのような得体の知れない“イケメン左大臣”を、より妖しく魅力的に演じている!
<金の国>を想い暗躍する、王女派の護衛担当・ライララ(声:沢城みゆき)
第1王女レオポルディーネ派であり、護衛を担当する。常に黒い布で目以外の全身を隠しており、活動なども含めて王宮内でも謎に包まれた存在。神出鬼没で、ナランバヤルとサーラを助けながら国のために暗躍する。原作でもライララのファンが多い人気キャラクターであるライララの活躍に、期待が集まる!声を担当するのは、「ルパン三世」3代目峰不二子、「鬼滅の刃 遊郭編」堕姫、「うる星やつら」(2022)サクラ役など常に話題作に出演する沢城みゆき。その幅広い演技力が堪能できる、沢城ならではの“ライララの声”が早くも話題に!
<金の国>の強面の学者・ジャウハラ(声:木村昴)
強面に加え屈強な肉体を持ち、腕っぷしも強いが実は頭脳明晰な知識階級の学者、というギャップ溢れる男。国の未来を変えようとするナランバヤルに協力し、“あるもの”を作り出そうとともに奔走する─!声を担当するのは、「ドラえもん」ジャイアンを筆頭に、「呪術廻戦」東堂葵、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」山田一郎、『THE FIRST SLAMDUNK』桜木花道など、さまざまな話題作に出演中の木村昴。見た目は恐ろしいが頼もしさ溢れるジャウハラに、木村の声が説得力と魅力を大幅にプラスしている!
<金の国>の未来のため戦を望む、右大臣・ピリパッパ(声:茶風林)
<金の国>の国王・ラスタバン3世に取り入り、右大臣へと上り詰めた男。王宮内の反対派を黙らせるためには、危険な手段も厭わない。敵対する<水の国>からやってきたナランバヤルに対しても、面白く思っていない様子で─!?声を担当するのは、「名探偵コナン」目暮警部、「ちびまる子ちゃん」永沢くん役、「しましまとらのしまじろう」しまじろうのお父さんなど、子供たちに人気のアニメ作品でもおなじみの茶風林。笑顔の裏で荒っぽい行動に出る野心家の右大臣を、さすがの表現力で熱演している!
<金の国>弱体化に頭を悩ます、ラスタバン3世(声:銀河万丈)
水資源が枯渇しつつある<金の国>の弱体化を痛感し、さらに歴史に汚名を残すまいと常に頭を悩ませている国王。娘である反戦派の第1王女・レオポルディーネとは対立している。追い詰められた国王は、いつ<水の国>との戦争を始めてもおかしくはない─!?声を担当するのは、「機動戦士ガンダム」ギレン・ザビ、「北斗の拳」サウザー、「キン肉マン」の2代目ラーメンマン役などを務めてきた声優界の重鎮、銀河万丈。貫禄十分ながら悩める国王というラスタバン3世を、リアルなキャラクターに昇華させている!
<水の国>の“優雅”な族長オドゥニ・オルドゥ(声:てらそま まさき)
<金の国>との長らく続く戦で商業ルート封鎖され、自然は豊かだが貧しい国となった<水の国>の族長。美しいものに目がなく、国民の貧しさには興味がない。<金の国>からやってきたサーラに興味津々で、ナランバヤルの村まではるばる会いに訪れるが─!?声を担当するのは、「仮面ライダー電王」キンタロス、「ONE PIECE 」カリブー、「ゴールデンカムイ」キロランケ役などで知られる、てらそままさき。独特な喋り方が特徴的なオドゥニ・オルドゥを、チャーミングさが感じられる個性派キャラクターとして、より魅力的に表現している!
本作のプロデューサー・谷生俊美は「キャラクター造形が本当にユニークでエッジも効いていて。ものすごく悪いキャラクターがいないことも、ほっこりします。でも、原作を劇場用にどう凝縮するかについては、とても苦労しましたね」と語っており、映画化におけるキャラクターの描き方には製作陣の努力とこだわりが結集されている。
“偽りの夫婦”を演じることになったナランバヤルとサーラ、そしてそんな2人を取り巻く<金の国><水の国>の魅力的な登場人物たち。それぞれが国を想う中、個性豊かなキャラクターたちはどんな活躍を見せるのか?そして両国の生末は!?<最高純度のやさしさ>溢れるその結末に、2023年あなたはきっと初泣きする――!
映画『金の国 水の国』が2023年1月27日(金)に全国ロードショー!
『金の国 水の国』
原作:岩本ナオ「金の国 水の国」(小学館フラワーコミックスαスペシャル刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©岩本ナオ/小学館 ©2023「金の国 水の国」製作委員会
【キャスト】
賀来賢人 浜辺美波
戸田恵子 神谷浩史 茶風林 てらそままさき 銀河万丈
木村昴 丸山壮史 沢城みゆき
【スタッフ】
監督:渡邉こと乃 脚本:坪田 文 音楽:Evan Call
テーマ曲(劇中歌):「優しい予感」「Brand New World」「Love Birds」
Vocal:琴音(ビクターエンタテインメント)
アニメーションプロデューサー:服部優太 キャラクターデザイン:高橋瑞香 美術設定:矢内京子
美術監督:清水友幸 色彩設計:田中花奈実 撮影監督:尾形拓哉 3DCG監督:田中康隆 板井義隆 特殊効果ディレクター:谷口久美子
編集:木村佳史子 音楽プロデューサー:千陽崇之 鈴木優花 音響監督:清水洋史
アニメーションスーパーバイザー:増原光幸
プロデューサー:谷生俊美 アソシエイトプロデューサー:小布施顕介
アニメーション制作:マッドハウス
【映画公式サイト/映画公式Twitter】
映画公式サイト:kinnokuni-mizunokuni-movie.jp
映画公式Twitter:@kinmizu_movie #金の国水の国