東出昌⼤と三浦貴⼤を W 主演に迎え、今、国内外で次回作が最も期待されている若⼿監督・松本優作がメガホンをとった映画『Winny』(3月10日<⾦>公開)の本予告映像が解禁された。
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映画『Winny』予告編 3月10日全国公開

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映画『Winny』は、2018 年に開催された「ホリエモン万博 CAMPFIR 映画祭」の“映画企画クラファン⼤会”でグランプリに輝いたことを起点としている。企画したのは、スマートキャンプや HIRAC FUND を⽴ち上げ、現在 Web3・NFT 領域で新たに NFIGURE を起業している古橋智史。古橋は、以前から⽇本のテクノロジー発展に寄与したいという思いがあり、「出る杭が打たれない社会を」というテーマで本作を企画した。メガホンを取るのは、⾃主映画『Noise ノイズ』(19)にて海外映画祭で⾼い評価を受け、『ぜんぶ、ボクのせい』で商業映画デビューを果たし、今後の作品が期待される監督、松本優作。これまで現代社会で⽣きていくことの難しさをリアルに描いてきた松本監督が、⾦⼦⽒の考えに共鳴、本作を作り上げた。

2002 年、開発者・⾦⼦勇(東出昌⼤)は、簡単にファイルを共有できる⾰新的なソフト「Winny」を開発、試⽤版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本⼈同⼠が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で⼤量の映画やゲーム、⾳楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。次々に違法アップロードした者たちが逮捕されていく中、開発者の⾦⼦も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004 年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護⼠・壇俊光(三浦貴⼤)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた⽮先、開発者⾦⼦⽒逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。⾦⼦と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第⼀審では有罪判決を下されてしまう…。しかし、運命の⽷が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する――。

映像は、ファイル共有ソフト「Winny」開発者である⾦⼦が⾃宅で突如逮捕、勾留されるシーンから始まる。容疑は<著作権法違反幇助の疑い>。しかし、刺殺事件が起こったとして「このナイフを作った⼈を罪に問えるか?っつう話や」と弁護⼠の壇が語るように、それはあまりにも理不尽な出来事だった。その後映し出されるのは、⾦⼦に対してのあまりにも横暴な<警察による⽂書偽造強制>や<検察官からの不当な取り調べ>。そして同時に、事件に対する技術テロ情報テロとマスコミの偏⾒報道もどんどん加熱していく事になる。

ソフト開発環境を根底から破壊してしまうようなこの逮捕に対して、「戦うしかないですよ」と、⾦⼦に訴えかけ、策を練る弁護団。そして技術者の権利と未来を守るため「検察は国の未来の技術者、国⺠にこの逮捕・勾留は正しかったと胸を張って⾔えますか?」と検察官に対して声を限りに訴える壇。だが、⼀⽅ではそんな彼らの真剣な想いとは裏腹に<組織のため>という⼤義名分をもとにした、警察内部の腐敗が進⾏し続けていたー。天才はなぜ警察に潰されたのか。7 年に渡る挑戦と戦いの記録という緊迫感溢れる予告となっている。

『Winny』
3月10日(金) TOHO シネマズほか全国公開
配給:KDDI ナカチカ
©2023 映画「Winny」製作委員会

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