『ザ・ホエール』が4/7(金)より公開される。それに合わせ、まるで舞台を観ているような生感覚と映像ならではの表現が掛け合わされた、ワンシチュエーション映画4選をご紹介!

忘れられないーーーーー極上の没入体験!

ワンシチュエーション映画。最初から最後までひとつの場所や状況の中で物語が進行していく―そんな制限が課された中で起きる出来事には、緊迫した逃れられない状況がつきもののサスペンスやスリラーを思い浮かべる人が多いのでは。そんな中でも一見シンプルなワンシチュエーションという設定にも関わらず、巧みに設計された登場人物や空間、繰り広げられる台詞の応酬、先の読めない展開に緊張感が張りつめ登場人物たちの心情が立ち現れるストーリーには人間の可笑しみ、哀しみがにじみ出る。ドラマ、コメディ、サスペンス、アクション、スリラー・・・様々なジャンルを縦横無尽に駆け巡り、ひとたび劇場に足を踏み入れれば、極上の没入体験が待っている―まるで舞台を観ているような生感覚と映像ならではの表現が掛け合わされた、心を揺さぶる珠玉の4作品をご紹介!

『ザ・ホエール』 【4/7(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他全国公開】

画像: 4/7公開『ザ・ホエール』予告篇 www.youtube.com

4/7公開『ザ・ホエール』予告篇

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A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作、ブレンダン・フレイザー主演。アメリカの劇作家サミュエル・D・ハンターによる舞台劇「ザ・ホエール」として2012年に初上映された。その後鑑賞したダーレン・アロノフスキーの熱烈なオファーにより、ついに映画化された。本作で奇跡のカムバックを果たし圧巻の存在感を見せつけたブレンダン・フレイザーが主演を務めアカデミー賞<初>の〈主演男優賞〉にノミネート。本年度の賞レースを駆け巡るフロントランナーとして期待が高まっている。共演は、若手女優セイディー・シンク、ホン・チャウらが脇を固める。

恋人を亡くしたショックに打ちひしがれ、現実逃避をするように過食を繰り返してきたチャーリー(ブレンダン・フレイザー)。歩行器なしでは移動もままならず、親友の看護師リズに頼って生活している。病状の悪化で自身の死期が近いと悟ったことで、長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意し離婚して以来音信不通だった娘エリーとの絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。心をえぐるような喪失と絶望、深い悲しみ、複雑で多くの重荷を抱え世界から断絶せざるをえなくなった彼が、心の奥底で信じ続ける願いとは―。

『対峙』【全国順次公開中】

画像: 2.10(金)公開『対峙』<人生をかけた対話>のはじまり|本編映像① www.youtube.com

2.10(金)公開『対峙』<人生をかけた対話>のはじまり|本編映像①

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脚本・初監督を務めたのはTV シリーズ「ドールハウス」などにも出演し俳優としても活躍しているフラン・クランツ。緊迫感に満ちた脚本と、俳優陣が生み出す臨場感が話題になり英国アカデミー賞をはじめ各国の映画賞81部⾨でノミネート。アメリカの高校で多くの犠牲者を出した生徒による銃乱射事件が勃発。6年経った今も息子の死を受け入れられないジェイとゲイルの夫妻は、セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をする機会を得る。古い知り合い同士のような挨拶をぎこちなく交わす 4 人だがある言葉をきっかけに誰も結末が予測できない対話が幕を開ける──ほぼ全編、密室4人の会話だけで進行する臨場感とスリルに満ちた人間ドラマ。

『#マンホール』【全国公開中】

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映画『#マンホール』予告篇 2月10日(金)全国公開

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6年ぶりに映画主演を務めるのは、「Hey! Say! JUMP」中島裕翔。『私の男』『海炭市叙景』の熊切和嘉監督が初の本格ジャンル映画に挑み人間のダークサイドをあぶり出す。原案・脚本を務めるのは『ライアーゲーム』シリーズの岡田道尚。巧妙な仕掛けを幾重にも張り巡らせ、観客の予測を裏切り続ける。社長令嬢との結婚前夜、幸せの絶頂から人生の穴に転落したハイスペ男。マンホールに転落して出られなくなってしまった男が、SNSを駆使して脱出を試みる―。2分に1度訪れるピンチの連続。タイムリミットは夜明けまで。反撃の果てにある、衝撃の結末とは―。

≪もう一度みたい!!≫
『ファーザー』 【動画配信中】

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本年度アカデミー賞受賞!映画『ファーザー』本予告

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フランス出身の劇作家フロリアン・ゼレールが、日本を含め世界30カ国 以上で上演された自身の舞台「Le Pere 父」を基に映画化。主演にアンソニー・ホプキンスとオリビア・コールマンを迎え、自らがメガホンをとって長編映画監督デビューにして、その年のアカデミー賞作品賞ほか計6部⾨にノミネートのうち<主演男優賞><脚色賞>を受賞した話題作。二人の名優が織りなす、記憶を失って行く父と、人生の再スタートを切ろうとしている娘の物語。アンソニー演じる認知症の父親の視点で進行するストーリー、巧みな演出に何が現実で何が幻想か、曖昧な記憶と時間の混乱、不確かな世界を体験することになる・・・。父娘のやりとりは時に可笑しく、時に苛立ち、不安になりながらも、先の見えない張りつめた緊張感に圧倒される感動作。

『ザ・ホエール』
4月7日(金)
TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
【監督】ダーレン・アロノフスキー
【キャスト】ブレンダン・フレイザー、セイディー・シンク、ホン・チャウ、タイ・シンプキンス、サマンサ・モートン
【配給】キノフィルムズ
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