第72回 SCREEN映画大賞、たくさんのご応募ありがとうございました。映画を愛するSCREENの読者たちが自ら選んだ、監督部門ベスト10の発表です! 昨年に引き続き1位をキープした、巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督。昨年公開された『ウエスト・サイド・ストーリー』だけでなく、最新作『フェイブルマンズ』への期待の大きいファンの影響もあってのことでしょうか。その他、様々な名監督たちの名前が次々と登場します!
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第5位 クリント・ イーストウッド(184ポイント)

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監督40作目となる『クライ・マッチョ』では、再び西部劇の世界にカムバックしてきたイーストウッド監督。また、数々の名作のサントラを手掛けたエンニオ・モリコーネの半生を描いたドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』(2021)にも出演し、モリコーネの音楽の素晴らしさを語っていた。

千葉・男性30代

イーストウッド作品は毎回毎回胸が熱くなる!

第4位 ジェームズ・ キャメロン(336ポイント)

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13年振りの続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』ではCGIでの水の表現にこだわり抜き、独自のエンターテイメント魂を存分に観客に魅せつけてくれたキャメロン。1月時点での興行収入はなんと20億ドル! 続編は5まで既に製作が決まっており、次作は“火”がテーマとなるのだとか。

千葉・女性30代

アートデザインが天才すぎます!! 昨年アバターを観て、私だけでなく12歳の娘もジェームズ・キャメロン監督の作品に興味を持つようになりました。

第3位 ジョセフ・コシンスキー(416ポイント)

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『トップガン マーヴェリック』では、前作の監督でもあるトニー・スコットの遺志を受け継ぎ、多くのプレッシャーを抱えながら、完成させ大ヒットに導いたジョセフ。現在は、ブラッド・ピットを主演に迎え、最後の栄光を掴み取るF1レーサーを描く新作を製作中!

東京・男性20代

ジョセフ・コシンスキーはなんといってもトップガン。素晴らしすぎた。

第2位 クリストファー・ノーラン(504ポイント)

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昨年は新作公開が無かったものの、前回に引き続き2位をキープしたノーラン。今年は、新作『Oppenheimer(原題)』がようやく公開予定! 「原爆の父」と呼ばれた理論物理学者ロバート・オッペンハイマーの半生を描く。本作では世界初のCGIを使用しない核爆発シーンの撮影が行われたそう。

福井・男性20代

今年はようやくノーラン監督最新作がやってきます! 内容も日本人にとってはとても興味深いもの。キャストもオールスターなので本当に楽しみです!

第1位  スティーヴン・スピルバーグ(808ポイント)

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今回の監督部門1位に輝いたのは スティーヴン・スピルバーグ! SCREEN読者人気も高く、昨年に続き2年連続の1位受賞!

地球上で最も有名な監督のひとりである彼は、1946年米オハイオ州生まれ。プロ監督としての初作品は1969年のTVシリーズ『四次元への招待』のパイロット版。1971年に撮られたTV映画『激突!』で注目を浴び、あのキング・オブ・サメ映画『ジョーズ』(1975)が記録的大ヒット。その後も『未知との遭遇』(1978)や『インディ・ジョーンズ』シリーズなど名作を次々と生み出し、『E.T.』(1982)で二度目、『ジュラシック・パーク』(1993)で三度目の世界歴代興行収入1位を記録。世界が認める至高のフィルムメーカーとして、そして生粋の映画人として不動の地位を築きました。

昨年は『E.T.』の40周年ということでアニバーサリー・グッズを見かけたり、日本では2月に公開された監督初のミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)で名作を見事に現代に蘇らせたり。時代を越えて令和の街で流れる劇中曲にしみじみ聴き入った、スピルバーグ監督の映画の影響力を身近に感じられた幸せな年となりました…!

今年はスピルバーグ監督自身の経験を元に描かれた自伝映画『フェイブルマンズ』が公開目前。20世紀アメリカ、映画と出会い夢中になった、彼の過ごした少年時代をエモーショナルに描く青春物語。脚本はスピルバーグ監督作でおなじみの劇作家トニー・クシュナーとの共同で書かれ、音楽は長年タッグを組む劇伴の神ジョン・ウィリアムズが手掛ける、文句なしの贅沢&豪華な製作陣。第47回トロント国際映画祭では「観客賞」を、第80回ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」と「監督賞」を受賞! そして来たる第95回アカデミー賞では、主要含む7部門にノミネートされています。映画業界も大注目の本作、映画の神がいかにして映画と恋に落ち、そして夢を追いかけたのか…! これは彼の映画の力に魅せられるいちファンとしても見逃せませんね。

そして嬉しい今後の待機作情報も続々。彼の生み出したシリーズの新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にはプロデューサーとして携わっており、こちらも今年公開予定。至高のカーチェイスシーンで名を残す1968年の名作刑事アクション映画『ブリット』のリブート版では自身が監督を務め、主演ブリット役にブラッドリー・クーパー。さらには製作総指揮で、盟友ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリー制作も。もりもり作品づくりに取り組むスピルバーグ監督がいてくれるんだから、映画界は今年も安泰ですね…!!

東京・女性40代

インディ・ジョーンズは学生だった私に洋画の面白さを教えてくれました!

神奈川・男性30代

スピルバーグ監督の映画には小さいころから何度も勇気をもらっています。

埼玉・男性50代

『フェイブルマンズ』が楽しみで仕方ない。どんな少年時代を過ごしていたのか気になる。

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