オリジナル楽曲に込めた沢山の想いが溢れる――!特別映像が到着
本作は、ニューヨークを舞台に<歌うワニ>のライルがその歌で人間と心通わせる様子を、珠玉のミュージカルナンバーと共に描き出すファンタジー・ミュージカル。言葉を話さず、歌だけで想いを伝える主人公<ワニのライル>役に、オリジナル版は世界的シンガーソングライターのショーン・メンデス、日本語吹替版は大泉洋が務め、さらにオスカー俳優ハビエル・バルデムが演じるショーマンの<ヘクター>役に石丸幹二、コンスタンス・ウー演じる少年ジョシュの母親<ミセス・プリム>役に水樹奈々と豪華なキャスト参加している。
この度解禁されたのは、『グレイテスト・ショーマン』『ラ・ラ・ランド』を手掛けた最強&最高の音楽デュオ、パセック&ポールの特別映像。「大好きな歌で自分を表現する」というライルの声を務めたショーン・メンデスは「パセック&ポールとの仕事は新たな発見が多かった」と振り返る。
メンデスはこのファンタジー・ミュージカル映画に携わる上で自身の果たすべき役割について2つの目的を見出していた。ひとつは全体の一部として曲同士が互いに高め合うこと。もうひとつはそれぞれの楽曲で高揚感を提供すること。
「彼らが手掛けたショーや映画を観ていると、その作品全体を一度味わっているから、気づかないかもしれないけど、彼らの曲がどんなに複雑で美しいか、歌詞がどれほど素晴らしいか、そして彼らがどれほど力を注いでいるのか。レコーディングスタジオで歌っていると、これがいかに凄いことなのか思い知るんです」(ショーン・メンデス)
そして、<パセック&ポール>ことベンジ・パセックとジャスティン・ポールは制作において意識していることを端的に言い表す。
「歌が物語に命を吹き込み、テーマを落とし込む」(パセック)
「(曲に込めているのは)二人の絆。それぞれのキャラクターを解き明かす鍵になっています」(ポール)
本作のメインテーマ「Top Of The World(最高の世界)」は、ライルがニューヨークの街の素晴らしさを少年ジョシュへ伝える曲。ブロードウェイの屋上で、夜空に響く伸びやかなボーカルが印象に残る。そんな本曲についてパセックは次のように想いを明かす。
「屋上では下の劇場からブロードウェイのショーの音楽が聞こえてきます。それがライルのお気に入り。ジョシュに教えてあげたい、一緒に過ごせる相手ができたこの瞬間を祝いたい、そんな気持ちでいっぱいなんです」(パセック)
パセック&ポールの楽曲は、たとえ映画を離れても、曲を聴いた人にとって何かを意味する曲になっているという。希望や歓びを信じているという彼らだからこそ生み出せる楽曲は、すべての人が抱える誰かと繋がりたい、何かの一部になりたい、そう願う人たちへフィットし、いつまでも聴く人の心に残り、感動を与えてくれるのかもしれない。
『シング・フォー・ミー、ライル』
3月24日(金)全国の映画館で公開
配給:ソニー・ピクチャーズ