伝説的ホラー映画『ハロウィン』(1978)に連なる正当な続編『ハロウィン』(2018)から始まった3部作の最終章『ハロウィン THE END』(4月14日日本公開)より、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督が創作の原点を語る様子や撮影風景が収められた特別映像が公開となった。
『クリスティーン』や『ザ・フォッグ』なども参考に!
2018年の『ハロウィン』から『ハロウィン KILLS』(21)、そしてシリーズ最終章となる本作すべての脚本と監督を手掛けたデヴィッド・ゴードン・グリーン。鬼才ジョン・カーペンターによる1978年の『ハロウィン』の大ファンである彼は、オリジナルをリスペクトしながらも、独自の切り口で3作に渡る物語を紡いできた。
そんなグリーン監督の新3部作のフィナーレとなる本作について、44年もの間主人公ローリーを演じてきたジェイミー・リー・カーティスも「ものすごく強烈」と表現。今回、グリーン監督は、物語の中心にあるマイケル・マイヤーズをとことん掘り下げたと語るように、マイケルのバイオレンス度もよりパワーアップしている。本映像ではマイケルの襲撃シーンで細かに演出をつけるグリーン監督の姿が映し出され“恐怖”の描き方へのこだわりが垣間見られる。
新3部作にて、カーペンターの意思を引き継ぎキャラクターを創作したグリーン監督は「ハロウィン」シリーズだけでなく、カーペンターの『クリスティーン』や『ザ・フォッグ』を参考にしたという。本作では1978年版のオリジナル版のオープニングを思わせるショットを挿入したり、ローリーの衣装が1978年版と同じようなブルーのシャツを着ていたりと、カーペンターへのオマージュが随所に散りばめられ、シリーズのファンにはたまらない仕上がりになっている。
『ハロウィンTHE END』
2023年4月14日(金)、TOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開
配給:パルコ ユニバーサル映画
©2022 UNIVERSAL STUDIOS