この年末から来たる2024年へ向けて、海外から日本に新たなホラー映画群の波がやって来る気配です。その背筋も凍る波状攻撃とはどんなものか? まずは伝説的名作『エクソシスト』の新章に注目します。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
画像: 『エクソシスト 信じる者』悪魔に選ばれた2人の少女が新たな恐怖を呼び覚ます!

ホラー映画史の金字塔としていまも人気を誇る『エクソシスト』(1973)。半世紀前、世界的に一大ブームを呼んだ作品の新章を、『ゲット・アウト』(2017)『M3GAN/ミーガン』(2023)などのヒット作を生み出しているブラムハウスが製作する。

今回は悪魔に憑依された2人の少女をめぐって、命がけで彼女たちを守ろうとする家族らの激闘と新たな恐怖を描く。監督は「ハロウィン」新シリーズ3部作を担当したデヴィッド・ゴードン・グリーン。

出演は『オリエント急行殺人事件』(2017)のレスリー・オドム・Jr.、新人のリディア・ジュエット、オリヴィア・オニールなど。オリジナル『エクソシスト』で主人公の一人クリス・マクニールを演じたオスカー女優、エレン・バースティンが50年ぶりに同役を再演しているのも話題。

あらすじ

画像: あらすじ

13年前旅先のハイチで愛妻を亡くし、娘アンジェラ(ジュエット)を一人で育てているヴィクター(オドム・Jr.)だが、ある日アンジェラと友人のキャサリン(オニール)が森で行方不明になり、キャサリンの両親たちと必死で捜索する。

2人は3日後、無事に発見されるが、彼女たちにその間の記憶はなく、それからの様子がおかしいことに親たちは不安を覚える。

突然暴れだしたり、自傷行為を繰り返すなど、子供たちの常軌を逸した状態を見て恐怖すら感じたヴィクターは、隣人の看護師アンの勧めで、以前娘が悪魔に取りつかれた経験を持つクリス・マクニール(バースティン)に助言を求めようとする。

2人に悪魔の憑依を感じ取ったクリスの体験に倣い「悪魔祓い」の儀式が行われることになるが、それは想像を絶する危険な試みだった。

いかにして恐怖の新章は生み出されたのか

画像: いかにして恐怖の新章は生み出されたのか

オリジナルの原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティから25年前に「エクソシスト」の権利を取得したジェームズ・G・ロビンソンと息子デヴィッドは、長年映画化の絶好のタイミングを待っていたが、「ハロウィン」3部作の成功を生んだジェイソン・ブラムに製作を打診。監督にデヴィッド・ゴードン・グリーンを迎え、プロジェクトが動き出す。

1973年版では主にカトリックの観点で悪魔憑きを描いているが、今回監督は複数の信仰の観点と無宗教の観点を取り入れたという。そのため様々な信仰の専門家がコンサルタントとして起用された。

また本作で少女たちに取り憑く悪魔は、1973年版のパズズではなく、古代メソポタミアの人々に恐れられたラマシュトゥと言われている。

恐るべき力を持つ悪魔と闘う人々

画像1: 恐るべき力を持つ悪魔と闘う人々

アンジェラ(リディア・ジュエット)画像左
ヴィクターの娘。亡き母の魂と繋がりたいと願っている

キャサリン(オリヴィア・オニール)画像右
アンジェラの友人で彼女と一緒に森で行方不明になる

画像2: 恐るべき力を持つ悪魔と闘う人々

ヴィクター(レスリー・オドム・Jr.)画像右
アンジェラの父親で愛妻を旅先で失った苦い過去を持つ

クリス・マクニール(エレン・バースティン)画像左
50年前、悪魔に取り憑かれた娘のために闘った生存者

画像3: 恐るべき力を持つ悪魔と闘う人々

アン(アン・ダウド)
ヴィクターの隣人。過去に修道女になろうとした看護師

画像4: 恐るべき力を持つ悪魔と闘う人々

ミランダ(ジェニファー・ネトルズ)
キャサリンの母で、信仰心が篤く教会に依存する傾向も

トニー(ノーバート・レオ・バッツ)
キャサリンの父。娘の変貌によって信仰心が揺らぐ?

『エクソシスト 信じる者』
2023年12月1日(金)公開
アメリカ/2023/1時間51分/配給:東宝東和
監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:レスリー・オドム・Jr.、エレン・バースティン、アン・ダウド、リディア・ジュエット、オリヴィア・オニール

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