『エスター ファースト・キル』がTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開中。この度、主人公のエスターを演じているイザベラ・ファーマンのインタビューが到着した。今までのキャリアや、日本の好きなカルチャーについて語ってくれた。

行方不明になってから4年ーーー
10歳になって戻った娘・エスターは、何か がおかしい。

画像: 行方不明になってから4年ーーー 10歳になって戻った娘・エスターは、何か がおかしい。

また、あの幸せな時が帰ってくるー。だが、母親は知っていた。この娘が別人だということを。
ファン待望の、前作の前日譚『エスターファースト・キル』。前作『エスター』では、裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから始まる。彼女は聡明で、画才もあり、家族に喜びを持って受け入れられ、親子として幸せな関係を築いていく…はずだった。彼女の真実を知った時、その結末に世界中が恐怖に飲み込まれ話題となった。日本でも大反響を呼び起こした『エスター』から14年。エスター はいかにして 凶暴性を秘めた サイコパスへと覚醒したのか。

画像: (左から)息子役のマシュー・アーロン・フィンラン 、母親役のジュリア・スタイルズ、エスター役のイザベル・ファーマン、父親役のロッシフ・サザーランド

(左から)息子役のマシュー・アーロン・フィンラン 、母親役のジュリア・スタイルズ、エスター役のイザベル・ファーマン、父親役のロッシフ・サザーランド

本作では、オルブライト家 を舞台に彼女の衝撃的な過去が明らかとなる。当時10 歳でエスターを演じた イザベル・ファーマン が23歳(※本作撮影時)にして子役を再演。 監督は『ザ・ボーイ~残虐人形遊戯~』(20)のウィリアム・ブレント・ベルがつとめ、脚本を『パラサイト 禁断の島』(19)のデヴィ\ッド・コッゲシャルが手がけた。 また、オルブライト家の母親役に「ボーン」シリーズ(02〜07)のジュリア・スタイルズ 、父親役には『逆行』(15)の ロッシフ・サザーランド 、息子役に『傲慢な花』(22)の マシュー・アーロン・フィンラン 、そして事件に関わる刑事役には『 GODZILLA ゴジラ』(14)のヒロ・カナガワが出演する。

前作で製作 総指揮を務めていたレオナルド・ディカプリオに才能を見出され、 10 歳でエスター役に抜擢されたファーマン。 エスターの二面性を巧みに表現した 怪演は、世界中の映画評論家から ここ数年の子役の演技の中で最も勢いのある例のひとつ と称され大きな話題となった。それから 14 年を経て公開となった続編でも、その怪演ぶりは健在。

再びエスターを演じることは、古い靴に再び足を通す感覚だったとファーマンは振り返る。「始めはエスターを演じることに恐怖心もあったけど、なにより周りの人が私ならできると信じてくれたのが大きかった。ウィリアム(監督)と話す中で、一作目とは違うビジョンをもっていると実感したので、この作品 は成功すると確信したわ」 と 心境を明かしている。その後、はじめて 読んだ脚本は、 前作より複雑なサプライズ が盛り込まれてお

イザベル・ファーマンがこれまでのキャリアを振り返る。
実はジブリが大好き!日本のカルチャーを語る

再びエスターを演じることは、古い靴に再び足を通す感覚だったとファーマンは振り返る。「 始めはエスターを演じることに恐怖心もあったけど、なにより周りの人が私ならできると信じてくれたのが大きかった。ウィリアム(監督)と話す中で、一作目とは違うビジョンをもっていると実感したので、この作品 は成功すると確信したわ」と心境を明かしている。その後、はじめて読んだ脚本は、 前作より複雑なサプライズ が盛り込まれており、思わず脚本を読む手を止めて休憩するほど驚いたそう。本作では、いかにしてファーマンを子供に見せるかということが大きな課題であり、周りの人物が厚底靴を履き身長差を出すなど様々な映画的トリックが用いられということが大きな課題であり、周りの人物が厚底靴を履き身長差を出すなど様々な映画的トリックが用いられた。

中でも、ボディダブル(代役)を務めた二人の少女の存在は大きく、「二人のおかげで子供っぽい動作や仕草を表現することができた。彼女たちがいなければ、この映画は成り立たなかったわ」と語っている。

画像: イザベル・ファーマンがこれまでのキャリアを振り返る。 実はジブリが大好き!日本のカルチャーを語る

10歳で大ブレイクを果たした後、歳で大ブレイクを果たした後、『ハンガー・ゲーム』や『アフター・アース』など数々の数々の話題作に出演して話題作に出演してきたファーマンだが、『エスター』で得たものは大きかったという。「10歳で大きな作品を任され、とてつもない責任を背負って挑んだけれど、作品をどれだけ大事に扱うか、愛情をもって接する姿勢を学んだわ。また、自分が実力がないと感じたとしても、周りの人が与えてくれたチャンスを大切にして、努力するということも」とコメントし、『エスター』の功績は彼女のキャリアに大きな影響を与えていた。

また、恐がりな性格のため、プライベートではあまりホラー映画を観ないという彼女に、日本の好きなカルチャーについて聞くと、「宮崎駿監督の作品は大好き。『コクリコ坂から』は、主人公の妹役で英語の吹き替えを担当したの。アメリカで公開する前に作品を観ることができて、感動したわ。『ハウルの動く城』や『千と千尋の神隠し』も好きよ」とジブリ愛を明かす明かす意外な一面も。

最後に、日本のファンに向けて「今回来日したかったのですが、叶わなくて本当に残念です。前作『エスター』を愛してくれて、また本作を楽しみにしてくれてありがとうございます。みなさんが楽しんでくれることを願ってを願っていますいます」とメッセージを送った。

『エスター ファースト・キル』
TOHO シネマズ 日比谷ほか にて全国公開中
【監督】ウィリアム・ブレント・ベル
【出演】イザベル・ファーマン ジュリア・スタイルズ ロッシフ・サザーランド マシュー・アーロン・フィンラン
【配給】ハピネットファントム・スタジオ
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