「僕のしたことは、君をどれだけ傷つけたのだろう…」
本作の監督を務めるのは、前作『Girl/ガール』(2018)で第71回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン。長編2作目となる本作では、学校という社会の縮図に直面した10代前半に自身が抱いた葛藤や不安な想いを綴る思春期への旅の始まりを瑞々しく繊細に描いた。
主人公・レオと幼馴染のレミを演じるのは、本作で俳優デビューとなるエデン・ダンブリンとグスタフ・ドゥ・ワエル。子供でもなく大人でもない10代特有の揺れ動く心情を表現した二人には、世界中から賛辞が贈られている。
色鮮やかな花畑や田園を舞台に無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いた本作は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界各国で上映され、海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では94%フレッシュ(2022.5.31時点)と高い満足度を記録。「感情を揺さぶるあまりの強さに打ちのめされた」(Screen)、「涙なしでは見れない傑作」(Los Angeles Times)と多くの映画人や観客を魅了している。また、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を獲得したことも話題を呼んでいる。
この度公開された予告映像では、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のエース・トラッポラ役をはじめ、「刀剣乱舞-ONLINE-」の薬研藤四郎/愛染国俊役など、人気作品のキャラクターを多く演じる声優・山下誠一郎がナレーションを務めている。
13歳のレオとレミは、互いの家を行き来し兄弟のように育ってきた大親友。誰もがこの先もずっとこの光景が続くと思っていた・・・。中学校に入学した初日、レミとの親密すぎる関係をクラスメイトにからかわれたレオは、周囲の目が気になりだし、次第にレミに対しそっけない態度をとるようになっていく。一方その状況を理解できないレミは、「どうして僕を避けるんだ」と怒りをぶつけ二人は大喧嘩、その後仲違いをしてしまう。レミと一緒じゃない毎日はどこか空虚でどんより暗い。モヤモヤする日々を過ごすレオにさらに追い打ちをかけるように悲しい報せが届くのだった・・・。泣きながら走るレオ。頭の中を駆け巡るのは、レミの笑顔と一緒に過ごし幸せだった日々。
「思春期の強烈な記憶が甦る」(THE GLOBE AND MAIL)、「胸を締め付ける」(Washington Post)、「今年ベスト映画」(DATEBOOK)、「全ての瞬間が輝きを放つ」(The Wrap)、「涙なしでは観られない傑作」(LosAngeles Times)と世界中の映画祭で観客を魅了してきた本作。解禁されたメインビジュアルは、誰にも奪われたくないのか、とても大切そうにレミを抱きしめるレオの姿が印象的なものとなっている。
本作の監督ルーカス・ドンの来日が決定!
「思春期の強烈な記憶が甦る」(THE GLOBE AND MAIL)、「胸を締め付ける」(Washington Post)、「今年ベスト映画」(DATEBOOK)、「全ての瞬間が輝きを放つ」(The Wrap)、「涙なしでは観られない傑作」(Los Angeles Times)と世界中の映画祭で称賛を浴びている話題作を引っ提げて、ルーカス・ドン監督の来日が決定。5月9日(火)に新宿武蔵野館にて開催されるジャパンプレミアに登壇予定となっている。ルーカス監督の来日は2019年4月の『Girl/ガール』ジャパンプレミア以来、2回目となる。
『CLOSE/クロース』
7月14日(金)より全国公開
配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES
監督:ルーカス・ドン(『Girl/ガール』)
脚本:ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス
出演:エデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワエル、エミリー・ドゥケンヌ
配給:クロックワークス/STAR CHANNEL MOVIES
提供:クロックワークス 東北新社 (c) Kazuko WAKAYAMA
2022年|ベルギー・オランダ・フランス|104分|ヨーロピアンビスタ|5.1ch|原題:Close|字幕翻訳:横井和子|G
© Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films /Versus Production 2022
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