【インタビュー】映画『CLOSE/クロース』「アイデンティティの違いで分断されている人たちを繋ぎたい」とルーカス・ドン監督
親友と同じ中学に進学した少年が親密さをクラスメイトから揶揄われ、親友と距離を置いてしまう。そんな思春期ならではの行動が引き金となって悲劇が起きる。映画『CLOSE/クロース』は前作『Girl/ガール』で第71回カンヌ国際映画祭カメラドールを受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン監督の長編2作目。監督自身がかつて抱いた葛藤や不安な想いを瑞々しく繊細に描いている。ジャパンプレミアを機に来日したルーカス・ドン監督に作品に対する思いを語ってもらった。(取材・文/ほりきみき)