期間中はなんと、日本公開当時、初来日のマッツ・ミケルセンが武蔵野館に来館して観客をメロメロにしたというエピソードのある『悪党に粛清を』(2015)も上映!
新作から伝説の話題作、そして邦画や洋画にアニメ、無声映画まで、劇場通いがクセになりそうな秀作がいっぱい! さぁ、いざ新宿東口へ!!
今年のテーマは<愛をスクリーンで>
新宿の繁栄を願い、町の有志によって創立された映画館、武蔵野館が開館してから今年で103年。かつて武蔵野館は、徳川夢声や山野一郎など、すぐれた映画人の活動の場となっていたと語り継がれている。
過去から未来へ映画文化継承の願いを込めて、今年の映画祭では<愛をスクリーンで>のテーマのもと、以下の通り、三島由紀夫原作の「潮騒」や無声映画の『思ひ出』(1929)など、多くの名作が上映される。
◆新作は直視すべき問題に注目!
日本の各地に存在する“ゴミ屋敷”。捨てられない人と、捨てようとする人の姿をコミカルに描いた『断捨離パラダイス』(監督・脚本:萱野孝幸 配給:クロックワークス)。誰にでも起こりうる“認知症”。音楽を処方箋に認知症と向き合う音楽療法士にスポットを当てた『認知症と生きる 希望の処方箋』(監督:野澤和之 配給:武蔵野エンタテインメント)。劇場公開より一足早く上映!
◆日本映画は愛を表現する俳優に注目!
西城秀樹:不良少年 誠と純粋な少女 愛との純愛を描いた『愛と誠』(1974)/山口百恵:「その火を飛び越して来い!」のシーンに心ときめく『潮騒』(1975)/郷ひろみ:友情と愛情の間に心悩む姿にキュンとする『さらば夏の光よ』(1976)/ピンク・レディー:SFと西部劇に人情劇?『ピンク・レディーの活動大写真』(1978)ほか、浅丘ルリ子がマドンナを演じた『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』(1975)、黒木瞳の『失楽園』(1997)をはじめ、妻夫木聡、オダギリジョー、柴咲コウ、宮沢りえ、三浦春馬、多部未華子などの出演作がズラリ!
◆外国映画は熱い愛の物語に注目!
少年と少女の出会いから悲しい別れまでを描く『ボーイ・ミーツ・ガール』(1988)。ブラジルの貧民街を舞台に夢と愛を求める少年たちが主役の『シティ・オブ・ゴッド』(2003)。そして、イケおじ人気ナンバーワン、マッツ・ミケルセン主演の西部劇『悪党に粛清を』(2015)などを上映!
◆アニメーションは伝説的作品に注目!
今でも新作が製作されている「サイボーグ009」の劇場第一作『サイボーグ009』(1966)、多くの観客を魅了するサンリオ作品からはタイトル通り伝説とも言うべき作品『シリウスの伝説』(1981)が再登場。昨年マニアック心をくすぐらせたTVアニメ「一ツ星家のウルトラ婆さん」が今年も登場。そして、しんのすけが新宿東口のスクリーンで大暴れ?『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)がラインナップ!
◆無声映画では弁士が熱く語る愛に注目!
王子と下宿の娘との青春純愛をロマンティックに描く『思ひ出』(1929)。映像だけでなく、弁士・澤登翠の語りに心ときめくこと必至。そしてクラシックアニメ短編6本を上映。弁士それぞれの特徴ある語りを堪能しよう!
※上映スケジュールは公式ホームページにて
オリジナルグッズも販売決定!
普段使いにもピッタリ! 思い出にも残る<オリジナルTシャツ>」<オリジナルトートバッグ><オリジナル折りたたみ傘>が各劇場売店にて販売される。
この度SCREEN STOREでも取り扱いが決定。武蔵野館100周年記念グッズとともにどうぞお求め下さい。
新宿東口映画祭2023
期間:2023年5月26日(金)~6月8日(木)14日間
会場:武蔵野館 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F
シネマカリテ 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビルB1F
公式ホームページ:https://filmfest.musashino-k.co.jp/
Twitter:@shinjuku_f_fest
後援:新宿区/公益財団法人 新宿未来創造財団/一般社団法人 新宿観光振興協会
協力:新宿東口商店街振興組合/国立映画アーカイブ
協賛:UNIQLO新宿フラッグス店