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7月の「土曜洋画劇場」は「インディ・ジョーンズ」4作品を放送!
BS12の「土曜洋画劇場」では『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開を記念して本シリーズ4作品を字幕版、ノーカットで一挙放送する。もう一度見たい人、まだ見たことがない人もこの機会にチェックしては?(いずれも夜7:00より)
記念すべきシリーズ第1作。冒険の伝説はここから始まった!
『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(1981)
BS12にて2023年7月1日(土)放送
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有名な“霊魂の井戸”のシーンで無数の蛇に囲まれる蛇嫌いのインディ。ここでは1万匹もの本物の蛇が用意されたが、それでも足りないと判明し、スピルバーグ監督はスタッフにホースを蛇くらいの長さに切らせ、これを本物に混ぜたという。
ハリソン・フォードはインディと違って蛇の扱いに困らなかったようだが、カレン・アレンはほぼ生足で蛇の群れに囲まれるのでうんざりしたとか。
またインディのおなじみの衣装は『インカ王国の秘宝』(1954)でチャールトン・ヘストンが演じた主人公の衣装を基本にしたものとデザイナーが証言。
トラックの下に引きずりこまれたインディがそこから抜け出るスタントは名作西部劇『駅馬車』(1939)へのオマージュ。他にも過去の名作、ヒット作に対するオマージュやパロディ的なシーンも多数垣間見られるので、探してみては?
あらすじ
考古学の教授で冒険家でもあるインディ・ジョーンズは、モーゼの十戒を収めた神秘的な力を秘めるアーク(聖櫃)を求めて元恋人のマリオンと共に、同じ秘宝を狙うナチスと争奪戦を繰り広げ、ヒマラヤ山脈からエジプト、ギリシャのクレタ島など世界中を駆け回る。
『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォード、カレン・アレン、ジョン・リス・デイヴィス、ポール・フリーマン
TM & © 1981, 2023 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
インドの謎めいた宮殿で秘石と誘拐された子どもたちの奪回に挑むインディ
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)
BS12にて2023年7月8日(土)放送
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最もインパクト大の、宮殿でインディたちに振舞われる猿の脳みそや虫などのグロテスクな食事のシーンは、最初に想定されていた虎狩りのシーンの代案だった。
本作でショート・ラウンドを演じた今年のオスカー受賞者キー・ホイ・クァンは全米各地で実施されたオーディションに兄弟のサポートでやってきたが、彼の方が採用されてしまった。
またこの映画の後、ケイト・キャプショーが本作で着用したドレスは1920~30年代のオリジナルのビーズを使用して作られた一点もの。撮影中の象がそれを食べ始めてしまい、修復するのが大変だったとか。
それ以上に大変だったのはハリソンで、宮殿のアクション・シーン撮影中、椎間板ヘルニアで激痛に襲われ手術が必要に。ちなみにカメオ出演で空港の宣教師役でルーカスが、旅行者の役でスピルバーグが登場しているらしい。
あらすじ
上海ギャングとの抗争に巻き込まれたインディは相棒のショート・ラウンド、歌姫ウィリーと共にインドへ逃亡。辿り着いた村で、盗まれた秘石と連れ去られた子どもたちを奪回することを依頼され、邪教集団の宮殿の地下に乗り込むと想像を絶する大ピンチに!
『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォード、ケイト・キャプショー、キー・ホイ・クァン、アムリッシュ・プリ
TM & © 1984, 2023 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
キリストの聖杯をめぐってナチスと争うジョーンズ親子の大冒険
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』(1989)
BS12にて2023年7月22日(土)放送
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本作ではインディのティーン時代のエピソードを描くシーンでリヴァー・フェニックスが少年インディを演じているが彼は以前『モスキート・コースト』(1986)でハリソンの息子役で共演しており、ハリソンがリヴァーをこの役に推したという。
またインディの父を演じたショーン・コネリーがツェッペリン号のシーンの撮影中、衣装を着ているのは上半身のみでズボンは脱いでいたそう。これはスタジオが暑すぎたため。コネリーが上半身だけ映るシーンを再確認したくなる。
ツェッペリンのシーンでは、ハリソン以外に初期3作にすべて出演している俳優パット・ローチもここでカメオ出演している。1作目で禿頭の巨漢ゲシュタポ、2作目でターバン姿の冷酷な看守を演じインディと殴り合いを展開したが、本当はもっと重要な役で演じるシーンも撮影されたのに、尺の関係で縮小されてしまった。
あらすじ
キリストの聖杯を探すナチスがインディの父親で聖杯の権威であるヘンリーを誘拐した。その父を救うべくインディはベニスに向い、なんとかヘンリーを救出するが、大事な手帖をナチスに奪われ、ベルリン、トルコ、中東を駆け巡り、ついに聖杯の眠る神殿へ…!
『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、アリソン・ドゥーディー、ジョン・リス・デイヴィス
TM & © 1989, 2023 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
クリスタル・スカルの謎を解明するためソ連諜報員と対決するインディ
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
BS12にて2023年7月29日(土)放送
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『最後の聖戦』から19年を経ての続編となったが、ハリソンはその間も体調管理を怠らなかったため、以前と衣装の寸法は変わらなかったという。ただし髪の色を黒く染めることは年齢を重ねたことを否定する行為だとして拒否したそう。
変わったのはキメ台詞で、前3作でインディが言っていた「Trust me(俺を信じろ)」という言葉を今回はカレン・アレン扮するマリオンが言っている。その代わりかインディは「I’ve got a bad feeling about this(嫌な予感がする)」という「スター・ウォーズ」のハン・ソロの決まり文句を言う。
また過去作へのオマージュとして、父ヘンリー(ショーン・コネリー)や1作目と3作目に登場したマーカス(デンホルム・エリオット)の写真がインディの部屋に飾ってあり(他のキャラの写真も?)、マーカスは肖像画や銅像でも登場するのでよく見ておこう。
あらすじ
東西冷戦時代の1957年。インディの前にマットという謎の青年が現われ、神秘の力を秘めたクリスタル・スカルを追っていたインディの旧友がピンチにあるという。クリスタル・スカルの謎を解くためペルーへ向かうインディとマットはソ連特殊諜報員と闘うことに。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
出演:ハリソン・フォード、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェット、カレン・アレン
TM & © 2008, 2023 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
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