2023年、インドは1本の映画に沸き立った!
インド中の劇場はスクリーンを総動員して上映したが、座席は数日先まで売り切れ、さらに完売しているに関わらずチケット窓口には人だかりができ、劇場前では太鼓を叩きプラカードを振って盛りあがる人々や、上映後にはエンディング曲を歌い踊り出す若者が続出するなど、まさに社会現象を巻き起こした本作。
興収10億ルピー(約18億円)を稼げばヒットと言われるインド映画界で、初日だけで10億6千万ルピーを稼ぎ出し、その後も興収は伸び続け、日本でも大ヒットした『RRR』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録している。
シャー・ルク・カーンが演じるのは、インド諜報機関RAW所属のパターン。すでに30年のキャリアがあるベテランだが、現在も危険な最前線の任務に就いている。また、『タイガー 伝説のスパイ』でサルマーン・カーンが演じた「タイガー」は同僚のエージェントというファンにはたまらない設定になっている。
ヒロインのルバイをディーピカー・パードゥコーンが演じ、大胆な水着姿を披露。「腰の動きがセクシーすぎる」という非難が一部から巻き起こったほどの魅力的なダンスで観客の心を掴む。監督は『WAR ウォー!!』のシッダールト・アーナンドが務め、ドバイ、アフガニスタン、トルコ、イタリア、フランスなど世界中で撮影を行い、壮大なスパイ映画を作り上げた。
公開日決定に合わせて「イケおじ」ぶりが話題になり、ツイッターでトレンド入りしたシャー・ルク・カーンの魅力満載のポスタービジュアルが解禁。ロン毛、口ひげ、そしてクールな表情で銃口を向けるシャー・ルク・カーン。背中の開いたドレスに身を包み、不敵な表情のディーピカー・パードゥコーン。そして、シャー・ルク・カーンと死闘を繰り広げるジョン・エイブラハムも銃を構え、緊迫のアクションシーンを彷彿とさせるビジュアルとなっている。
『PATHAAN/パターン』
9月1日(金) 新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
出演:シャー・ルク・カーン『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』
ディーピカー・パードゥコーン『トリプル X:再起動』
ジョン・エイブラハム『ディシューム』
監督:シッダールト・アーナンド『バンバン!』『WAR ウォー!!』
STORY
インド政府がカシミール地方の自治権を剥奪したことで、怒ったパキスタンの将軍カーディルはインドに復讐するため、元インド軍のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。インド諜報機関所属のパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するために、テロ組織と対決へ向かう。そしてデリー上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことを知る。残された時間はわずか6分。この絶体絶命の状況で、インド最高のエージェント、パターンは母国を救うことが出来るのか!?