人生を振り返ったとき、いつもそばに愛する猫がいてくれた
本作は、パリを舞台に、少女の目を通して愛猫との絆を描く物語。パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。両親の不仲に心を痛めるクレムにとって、ルーと名付けた猫との生活は心安らぐ時間となっていく。受け止めきれない現実に心を揺らす少女クレムと、クールで自由で好奇心いっぱいの猫のルー。そんなルーとの絆によって“今”を乗り越え大人への階段を上っていくクレムの物語が、私たちの心を温かく満たす。
主人公クレムを演じるのは800人の中から選ばれ、本作が初主演となるキャプシーヌ・サンソン=ファブレス。キジトラの子猫は、“人間の俳優を捉えるように動物の視点に立って撮る”と称される動物映像監督ギヨーム・メダチェフスキ(『アイロ~北欧ラップランドの小さなトナカイ~』(18))がフランス全土で動物愛護協会、農場などを探し見つけ出した。猫の“あるある行動”も必見だ。
今回解禁となった日本版ポスタービジュアルは、少女クレムと子猫(生後2~3か月)のルーが初めて一緒にパリの街を離れて、森にある別荘を訪れた時のシーンから、愛おしく抱きしめる少女クレムの柔らかな表情、そして一緒にいることのできるうれしさを表現したもの。「キミと出会えてよかった」というコピーが、楽しかった時、落ち込んだ時、いつもそばに愛する猫がいてくれた感謝の気持ちを表現している。
『ルー、パリで生まれた猫』
9月29日(金) 新宿ピカデリー他全国順次公開
監督: ギヨーム・メダチェフスキ (『アイロ ~北欧ラップランドの小さなトナカイ~』)
出演: キャプシーヌ・サンソン=ファブレス、コリンヌ・マシエロ等
動物トレーナー:ミュリエル・ベック等
動物たち:ルー(キジトラ猫)、カリーヌ (白猫)、フリョ(ナポリタン・マスティフ犬)等
原題: MON CHAT ET MOI, LA GRANDE AVENTURE DE RROÛ/2023/83分/フランス・スイス/シネスコ/5.1chデジタル/字幕翻訳:横井和子/映倫:G
配給:ギャガ
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