日本人監督のドキュメンタリー作品としては初の快挙となる、世界的大ヒット!
本作は2000 年に日本で発生した英国人失踪事件の波乱に満ちた捜査の内幕を、警視庁捜査一課の刑事たちのインタビューを通して紐解いていく、犯罪ドキュメンタリー。また日本以外の国・地域でも同日より、Netflixで(インターナショナル版タイトル『MISSING: THE LUCIE BLACKMAN CASE』)配信されている。
7月24日週のNetflix週間グローバルTOP10では、英語映画で第5位を獲得。世界50の国と地域でTOP10入り、イギリス、オランダを含む12カ国では3位圏内に!日本発信のドキュメンタリーコンテンツが世界でも認められるという前例を打ち立て、世界的ヒットとなっている。
山本兵衛監督 コメント
大ヒットスタートとなったドキュメンタリー『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』を監督した山本兵衛監督より、喜びのコメントが到着いたしました!社会性のあるドキュメンタリーや映像作品はヒットしないという日本映像業界の勝手な偏見を壊すことができたと思っています。
とはいえ、やはりNetflixという世界配信プラットホームがあってこそだと思うので、今後、従来のルールや常識に縛られない可能性をもっと見出す作品を作り続けたいと思います。
世界が絶賛! ROLLING STONES 誌ほか、レビューが続々掲載!!
ROLLING STONES STONES/クリス・ヴォグナー Chris Vognar
文化の違いをテーマにした緊迫感のあるドラマを観ているような気分にさせられる。あらゆる誇張や扇動的なアプローチもできたストーリーだが、日本人の山本兵衛監督は、センセーショナルな演出を避け、敬意と尊敬を持って演出している。
MOVIE WEB
本作はルーシー・ブラックマン事件を通して、日本の制度や組織的な問題まで炙り出すことに成功している。実際に起きたレイプや殺人にまつわる話に娯楽性は必要とされない。だから本作品を観づらいと感じるだけでなく、憤りさえも感じる人もいるだろう。そこにこそ、この作品の存在価値がある。
LEISURE BYTE
20年以上も前に起きた女性に対する凶悪犯罪を振り返ることで、この作品は、いま我々が生きる現代社会のリアリティと比較するチャンスを与えてくれる。しかし大きな変化が起きているとは感じられないのではないか、と考えさせられた。
当時の警視庁捜査一課の捜査員、幹部が全面協力!
日本犯罪史上最も猟奇的な性犯罪事件“ルーシー・ブラックマン事件”から23 年──世界がいまなお注目する事件の真相に迫る注目作が、ついに配信!当時の警視庁捜査一課の捜査員、幹部が全面協力!
2000年7 月、警視庁麻布署に届けられた一件の家出人捜索願。捜索対象は後に世界を震撼させる猟奇事件の被害者、イギリス人女性のルーシー・ブラックマンだった。
イギリスから来日した家族が記者会見を開き、犯人逮捕を懇願する様子が当時TV でも多く取り上げられ、トニー・ブレア首相 当時 もコメントするなど政治レベルまで反響を及ぼす事件にまで発展する。
来日した被害者の家族が、進まない捜査に関して警視庁の態勢に怒りを露わにしたこともあった。そんな文化的な衝突の裏側では、執拗までに綿密な捜査が行われており、憎むべき凶悪犯罪者逮捕に執念を燃やした刑事たちがいた。
捜査に関わった数々の警視庁捜査第一課のベテラン刑事たちの視点から、日本犯罪史上、最も猟奇的な性犯罪事件の一つであるルーシー・ブラックマン事件において、如何にして犯人逮捕まで至ったかを詳細に描くのが、長編ドキュメンタリー『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』である。
日本で起こった犯罪事件を扱うドキュメンタリーとして注目を集める本作の監督は、映画『サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌』( で、グローバル社会における日本の企業文化に鋭いメスを入れた山本兵衛。本作でも2つの文化と価値観が複雑に絡み合う事件を題材に、独自の視点で何が起こったかを描いている。
『警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件』
Netflix で独占配信中