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アクション映画界でひっぱりだこの英国アクターたち
ジェイソン・ステイサムのように「アクションもの専任!」とうわけではないけれど、ハリウッドはじめ世界のアクション映画に結構な頻度で主演する英国アクターが多いのは、あるあるエピソードの一つ。
演技力にも定評があってアクションもこなせる一人で何度もお得な人気アクターたちをピックアップしてみました!
ダニエル・クレイグ
ジェームズ・ボンド以外でも大活躍
誰もが知る6代目ジェームズ・ボンドだが、ほかのアクション作品では一味違った姿を見せている。『トゥームレイダー』(2001)ではアンジェリーナ・ジョリーと共に秘宝を求めて大冒険。
異色のSF西部劇『カウボーイ&エイリアン』(2011)で、カウボーイスタイルで馬に跨って侵略エイリアンと戦う姿も新鮮だ。
イドリス・エルバ
人類最強の称号を与えたい?
「マイティ・ソー」シリーズで演じたアスガルドの番人ヘイムダル役を始め、とにかく屈強なイメージ。『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)では、ドウェイン・ジョンソン&ジェイソン・ステイサムの超強力タッグと対決。
『ビースト』(2022)では、狂暴なライオン相手にタイマン勝負! 「人類最強」の称号がぴったり?
ヘンリー・カヴィル
知的でスタイリッシュなアクションを見せる
『マン・オブ・スティール』(2013)で21世紀のスーパーマンを作り上げたDCユニバースの立役者。その知的でスタイリッシュなアクションは、CIAエージェントを演じた『コードネーム U. N.C.L.E.』(2015)にも引き継がれている。
ギリシャ神話を題材にした『インモータルズ-神々の戦い-』(2011)にも主演。
トム・ホランド
スパイダーマンに最適なキャラクター
小柄な体とコメディアンの父親譲りのユーモア感覚、屈託のない人柄。その個性を生かし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)以来、MCU6作でスパイダーマンを演じてきた。
まさに、スパイダーマンになるために生まれてきたような俳優だ。その軽快なアクションは『アンチャーテッド』(2022)にも生きている。
トム・ハーディ
多彩なアクション作品に挑戦を続ける
奔放な少年時代を過ごしただけあって、アクション作品も多彩。ムキムキボディを作り上げた『ブロンソン』(2008・未)、『ダークナイト ライジング』(2012)に続き、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)では灼熱の砂漠を疾走。
「ヴェノム」シリーズでは、高難度の二重人格的なキャラとアクションの両立に挑戦した。
ジェラルド・バトラー
強靭な肉体の中に知性もきらり
元々、法律家志望のインテリゆえか、『ジオストーム』(2017)の科学者や『グリーンランド ―地球最後の2日間―』(2020)の技術者など、意外に知的キャラのアクションが似合う。
とはいえそのベースにはあるのは、『300 〈スリーハンドレッド〉』(2006)で作り上げた強靭な肉体だ。「エンド・オブ」シリーズも代表作に。
チャーリー・ハナム
鍛え上げたボディで力強いアクションを見せる
『キング・アーサー』(2017)でアーサー王に扮し、鮮やかな剣さばきで英国の伝説を映像に焼き付けた。
一方、『パシフィック・リム』(2013)では巨大ロボット“イェーガー”の操縦者を演じるなど、鍛え上げた肉体から繰り出す力強いアクションが武器。驚異の長回しが語り草となった『トゥモロー・ワールド』(2006)でも活躍。
ショーン・ビーン
善人から悪役まで幅広い役柄を披露
『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)の剣士ボロミア役が印象的だが、『パトリオット・ゲーム』(1992)、『007/ゴールデンアイ』(1995)では悪役を演じ、ハリソン・フォードやピアース・ブロスナンと対決。
どんな役でも力強いアクションを披露できるのは、俳優になる前、父親が経営する溶接工場で働いていた肉体派ゆえか。
リーアム・ニーソン
50代になってからアクションに目覚めた?
誰もが認めるオヤジアクションのパイオニア。『96時間』(2008)でアクション映画に開眼したのは、なんと50代後半!
その後、『アンノウン』(2011)、『アイス・ロード』(2021)など主演作を重ね、不動の地位を築き上げた。『MEMORY メモリー』(2022)の認知症に苦しむ殺し屋役は、年齢を重ねたニーソンの独壇場だ。