全世界でシリーズ累計9000万本を売り上げた日本発のゲームを題材として、ゲームのトップレイヤーが実際にプロレーサーになった感動の実話を映画化した『グランツーリスモ』(9月15日(金)日本公開)が全米公開され、オープニングNo.1の大ヒットを記録。それを記念して、ニール・ブロムカンプ監督が撮影時のこだわりを明かした特別映像が公開された。

「レーサー版『ロッキー』だ!」絶賛の声が続々到着

ゲームのトッププレイヤーをプロレーサーに育成するプロジェクト「GTアカデミー」に挑んだ者たちを描く『グランツーリスモ』。現地時間8月25日(金)に全米3,856館で公開され、興行収入1,740万ドル(約25億円)を稼ぎ、全米オープニングNo.1の大ヒットスタートを記録(プレビュー興行含む)。なお、8月27日(日)は全米の多くの劇場で4ドルで映画を鑑賞することができるナショナル・シネマ・デーだった。(※8月29日付Box Office Mojo調べ、1ドル=146.4円換算、8/29現在)

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米レビューサイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」のAudience Score(観客スコア)では98%という高評価。さらには観客の出口調査「CinemaScore(シネマスコア)」でもAという評価を獲得している(8月29日 午前9時時点)。また、映画批評家からも下記のような熱のこもったレビューコメントが続々と到着している。

★これが実話だという衝撃から立ち直れない! (Anna Cordaiy / TODAY(AUSTRALIA))
★夢を諦めるな。と奮い立たされる! (Robert Littal / BLACK SPORTS ONLINE)
★レーサー版『ロッキー』だ! (CINEMABLEND)
★ぶっちぎりのレーシング・パフォーマンス! (Katie Doll / CBR)
★最も激しく、エキサイティングなレースシーン! (Rory Cashin / JOE.IE (IRELAND))
★素晴らしい。本物だ! (Drew Taylor / THE WRAP)

全てがリアル!!衝撃映像満載の撮影舞台裏がついに解禁!

今回解禁された映像では、ニール・ブロムカンプ監督(『第9地区』『チャッピー』)がこだわり抜いた本作の撮影の舞台裏について明かしている。監督は元々車好きで劇中にも登場するNISSAN GT-Rを個人的にも所有していたと明かし、本作を監督できることは喜びだと語る。そして奇跡の実話を基にした本作を、壮大だが現実味のある物語として届けたかったとし、熱量を持って撮影に挑んだ。

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特別映像<全てがリアル>『グランツーリスモ』9月15日(金)全国の映画館で公開 #映画グランツーリスモ

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「今作では、全てがリアルです。車を運転している場面でも役者たちが、本来出すべきスピードにかなり近い速度でコースを走っているんです。」とブロムカンプ監督は明かす。リアルな映画にするために、撮影には本物のレーシングカーが使用され、スロバキアのスロバキア・リング、ドバイ・オートドローム、ドイツのニュルブルクリンク、オーストリアのレッドブル・リンク、ハンガリーのハンガロリンクという本物のサーキットで、GTアカデミーとル・マン24時間レースのシーンの撮影が行われた。しかし、観客に映画の没入感や最大限の臨場感を味わってもらうには「本物の車とサーキットを揃えただけでは不十分で、雰囲気もリアルにしなければならない」と考えた監督。そこで様々なカメラを使い分けることにより独自撮影の方法を構築し実現していった。

画像1: 全てがリアル!!衝撃映像満載の撮影舞台裏がついに解禁!

まずはコックピットの内側と外側から撮影をし、普段観客が見ることのできない窓ガラスを打つ微粒子や光の反射などを逃すことなく撮影した。監督は「高速で追いかける車のフロントの低い位置にあるリモートヘッドのカメラを使い、地面から数センチの所から外側を撮ることで、競り合う車同士のスピード感が非常によく伝わる映像が撮れる」と話す。また緊迫感あふれるパワフルなレースを撮影するため、ドローン・レーシングで使用されるFPVドローンと、カーレースのTV中継などでも使用されるシネマティック・ドローンが導入された。それによりリアルにこだわりながら、観客が今まで見たことのない、猛スピードで走る車を見せることに成功している。

画像2: 全てがリアル!!衝撃映像満載の撮影舞台裏がついに解禁!

さらにハイスピードのアクションを見せることを重視する一方で、レーサーたちが経験する極限の精神状態も捉えたいと考えた監督は、俳優たちに焦点を当てる撮影も敢行。「レーサー達は“レースは自分との闘いだ”と言い、自らの限界を試し、疲労の壁を超えることで車と一体となる」と言う、実際のレーサーの体験を基にその感覚を再現するため、車内のスペースにカメラを置き、過酷な状況下で戦うレーサーたちの表情をよりリアルに捉えたという。

『グランツーリスモ』
9月15日(金)全国の映画館で公開
監督:ニール・ブロムカンプ
脚本:ジェイソン・ホール
出演:デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム、アーチー・マデクウィ、ジャイモン・フンスー
日本語吹替版テーマ曲:T-SQUARE「CLIMAX」

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