イギリス発、異端のデザイナーが、本当にサステナブルなファッションで「世界を変える」までの情熱に満ちた旅を描いた等⾝⼤ドリームストーリー『ファッション・リイマジン』が9月22日(金)公開。この度、「Mother of Pearl」のデザイナー・エイミーが、⾃分を信じ、夢を叶える第⼀歩にもなったデザイナー・ファッションファンドでの受賞の瞬間も捉えた、2分間の本編冒頭映像が解禁された。

「もう迷わない」と力強く語るエイミーの姿が印象的なシーン

映像は英国ファッション協議会とVOGUE誌によって開催されるデザイナー・ファッションファンドで「Mother of Pearl」のデザイナー・エイミーがVOGUEの英国の最優秀新人デザイナー賞を獲得する様子を捉えたもの。

画像: 『ファッション・リイマジン』本編冒頭映像 youtu.be

『ファッション・リイマジン』本編冒頭映像

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この名誉ある賞を受賞したエイミーは「自分がやってることは正しいんだって、大きな自信になった」と自信を持ち、この賞で獲得した10万ポンドをもとに、長年自身で温めてきた夢であった本当に”サステナブルなライン「No Frills」を立ち上げることを決意。「もう迷わない」と力強く語るエイミーの姿が印象的なシーンとなっている。

劇場公開から10年以上が経過した今でも、多くのファッションラバーに愛される映画『プラダを着た悪魔』(06)のモデルとも言われるアメリカ版VOGUEの編集長を務めるアナ・ウィンターをはじめ、数々の名物編集者を生み出すVOGUE誌だが、本作中でエイミーへの受賞を告げるのも、1992年〜2017年の長きにわたって英国版VOGUE編集長に就任、最も影響力のある編集者の1人とも言われた、A・シュルマン。なお、この授賞式が行われたのは2017年4月ということもあり、2017年6月に同誌の編集長を退任した彼女にとっては、奇しくも最後の同賞の授与となった貴重なカットともなっている。

数々の苦難を乗り越えた「No Frills」は、ロンドン・ファッション・ウィーク唯一のサステナブルブランドとして大注目を浴び、ファッション業界は一気に変革、その注目はマスコミだけに留まらず、当時皇太子だったチャールズ英国王が企画した「キャンペーン・フォー・ウール」10周年記念スカーフのデザインを依頼されるほどに成長。コレクションデビューの裏には、発表まで18ヶ月というタイムリミットの中、理想の素材を求めて、地球の裏側まで旅することになったエイミーとチームの、たくさんの出会いと挑戦の物語があった。

監督は、この作品が長編映画デビューとなるベッキー・ハトナー。ハトナーは3年もの間、エイミーに密着、ウルグアイやペルー、オーストリアといった国へ一緒に飛び、カメラを回し、コレクション完成までの道のりを旅感溢れるロードムービーとして完成させた。

エイミー・パウニー(Mother of Pearlクリエイティブ・ディレクター)

1985年生まれ。英国におけるサステナブル・ファッションのリーダーとして広く知られるエイミーは、10歳の頃から、イギリス、ランカシャーの田舎にあるオフグリッド(電気やガスなどのインフラがない状態)の農場で、妹と両親とともに育ち、2002年にキングストン大学入学、ファッション・デザインを専攻する。

卒業後、2006年に《Mother of Pearl》にアシスタントとして入社。その後、スタジオ・マネージャーに昇進し、2015年にクリエイティブ・ディレクターに就任。サステナビリティはエイミーにとって生涯の情熱であり、彼女はブランドが地球に与える影響を軽減することを使命としてきた。

彼女のサステナブルなコレクションは、ロンドン・ファッションウィークやコペンハーゲン・ファッションウィークで発表され、Net-A-Porter、ハロッズ、サックス・フィフス・アベニュー、ニーマン・マーカスなどのグローバル展開の小売店で扱われている。また、英国最大の百貨店であるジョン・ルイスのサステナブル・コレクションやホームウェアのデザインも手がける。BBC Earthやチャールズ皇太子(当時)とサステナビリティ・プロジェクトでコラボレーションしているほか、英国VOGUEで「Ask Amy」のコラムを執筆中。

『ファッション・リイマジン』
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