パリを舞台に、少女の目を通して愛猫との絆を描く映画『ルー、パリで生まれた猫』が、9月29日(金)より新宿ピカデリー、シネマスイッチ銀座他にて公開される。

本作は、楽しいときも落ち込んだときも、いつでもそばにいてくれた、猫たちへの愛と感謝の物語。パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。両親の不仲に心を痛めるクレムにとって、ルーと名付けた猫との生活は心安らぐ時間に。受け止めきれない現実に心を揺らす少女クレムと、クールで自由で好奇心いっぱいの猫のルー。子猫のルーとの絆によって、クレムは“今”を乗り越え大人への階段を上っていく。

家族総出で捕獲作戦!一苦労して連れ出すも・・・!?

今回公開された本編映像は、好奇心いっぱいの子猫ルーとにぎやかに暮らすようになったクレムと家族が、ある“作戦”に臨む様子をコミカルに捉えたもの。

https://youtu.be/KlhjD54NC5A

クレムたちはルーも連れて両親が所有する別荘に行くことになり、家族総出でルーをキャリーケースに入れようとする。部屋でそれぞれ配置に付いた3人はトランシーバーでコミュケーションを取りながら、キャットフードでルーを釣ろうという作戦のようだ。作戦は成功し、一家は出発するが、別荘までパリから車で5時間かかり、初めてのお出かけとなるルーは激しく車酔いをしてしまう。森の中を車が何度も大きくカーブする光景を映しながら、家族3人の会話とルーが発するある音により動物の“外出あるある”を映し出すシーンになっている。

“人間の俳優を捉えるように動物の視点に立って撮る”と称される動物映像作家であるギヨーム・メダチェフスキ監督は、キジトラにこだわり猫たちをキャスティング。「ルー役のキジトラは4匹いたんですが、そのうち1匹が安定していたので、8割はその猫で撮影しています。その猫とは確かな関係を築けたと思います。生後2か月半の時にやってきて、スポンジのように多くのことを吸収していきました。私たちと一緒に、撮影現場で成長したといえるかもしれません」と振り返る。

本作の動物トレーナーを務め、これまで1,000作以上もの作品を担当してきたフランスの動物トレーナーの第一人者ミュリエル・ベックは、動物の演出の仕方について「刺激を与えて、自然な行動を促すんです。猫は家畜に分類される動物だから難しいんです。でも私は、猫たちを野生動物だと思って取り組みます。つまり、動物を飼い慣らすとは、どういうことか? 人間の役に立つ動物として選ばれたとしても、野生動物なのは変わらないんです」と、猫が本来持つ生態を意識した演出を心掛けていることをコメントしている。

なお、本作の公式Xアカウントで<『ルー、パリで生まれた猫』 期待・感想 コメント Xキャンペーン “あなたの大切なネコ”のポスター作りますニャ!>と題したキャンペーンを実施中。本作への期待や感想をXに投稿した方の中から抽選で3名に、当選者のネコ仕様のオリジナルポスターが作成され、プレゼントされる。詳しくは『ルー、パリで生まれた猫』公式Xアカウントの投稿をご確認いただきたい。

『ルー、パリで生まれた猫』
配給:ギャガ
© 2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO Films

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