近未来の世界、日本を含む“ニューアジア”を舞台に描かれる
感動のSF アクション超大作!
AI と人間の未来とは?今を生きる私たちに問いかけ、心を揺さぶるSF アクション超大作が誕生した。日本をはじめとするアジア諸国を主要撮影地に、かつてない世界観で描かれるAI と人間の関係を超えた、壮大な“愛”の物語の幕が開く――。
公開に先駆け、先日、ハリウッドでいち早くマスコミ向けの上映会が行われ、ファーストリアクションが解禁に。原作の存在しない完全オリジナル作品にも関わず「『ターミネーター 2』、『エイリアン』、「スター・ウォーズ」シリーズと並ぶ超傑作」「今年の最高の映画であり、過去最高のSF 映画」「世界観が美しいだけでなく、ストーリーも本当に感動的」「ジョン・デヴィッド・ワシントンはキャリア最高の演技を披露した」「マドレーヌ・ユナ・ボイルズはオスカー賞の話題に加わる必要がある」と、ギャレス・エドワーズ監督が作り上げた壮大な世界観、熱いヒューマンドラマ、キャストの魅せる心を打つ演技等、全方位的に絶賛の声が相次いでいる。日本での公開も残り1 か月を切りますます注目が集まる中、ギャレス・エドワーズ監督が本作誕生のキッカケを明かした。
かつてメガホンを取った『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で、“シリーズ史上最高傑作”との高評価を獲得し、世界中の映画ファンから熱い支持を集めることとなったギャレス。
彼が本作の構想を練り始めたのは、それを手掛けた直後「この映画を撮り終えて、反乱同盟軍に加わってデス・スターを破壊するという夢が叶ってしまった今、次は何をしたらいいんだろう?これ以上のことなんて何かあるのだろうか?」と感じていた時期のこと。休暇中に偶然目にした光景から、突如インスピレーションが湧いたのだという。
当時についてギャレスは、次のように振り返る。「『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を撮り終えた後、彼女と一緒に車での長い旅に出て、アイオワにある彼女の両親を訪ねることにしました。アメリカ中西部を縦断する車の中で、私は映画のサウンドトラックを聴きながら、果てしなく広がる農地の景色を眺めていました。
すると背の高い草地のど真ん中に、突如として、奇妙な工場が姿を現しました。その工場には日本語のロゴが描かれていて、あの工場でいったい何を作っているんだろう?と妄想しはじめました。看板は日本語で私はSF オタクですから、当然、即座に思いついたのはロボットです」。
SFオタク且つ大の親日家で知られるギャレスだからこその発想ともいえそうだが、たった1 つの景色から、アイデアはとどまることなく浮かび上がったという。
「あなたがあの工場で作られた1 体のロボットだと想像してみてください。あなたはあの工場の中のことしか知りません。そんなある日、何か問題が起こり、唐突に、生まれてはじめて外に出て、農地や空や世界を目にしたら、あなたは何を思うでしょう?それは映画の出だしとしていい感じに思えました。
ものすごく面白そうだと思った私は、彼女の両親の家に到着したころには、すでに頭の中に映画のほぼ全体像が出来上がっていました。そんなことが起こるのはものすごく稀なので、もしかしたら次の映画はこれにすべきかもしれないと思いました」。
案外素朴な発想から、驚くべきスピードで構想を練り上げたギャレス。壮大な世界観且つ、人々の心を掴んで離さない作品を次々と世に贈り出してきた彼の強みは、この並外れたイマジネーション力にあるのかもしれない。
その最新作で描かれるのは、遠くない未来“ニューアジア”が舞台の物語――。人類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊の〈ジョシュア〉は、人類の存亡をかけ、人類を滅ぼす兵器を創り出した クリエイター 暗殺のため捜索に向かう。
しかし、そこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女〈アルフィー〉だった。暗殺の対象だったその少女を、彼は“ある理由”からを守りぬくと誓う――。やがてふたりが辿りつく、衝撃の真実とは…。これまでも、並外れたスケール感で描かれるヒューマンドラマで、世界中のファンたちを魅了してきたギャレス。
彼の得意とするSF というフィールドに、愛する日本の要素を掛け合わせた最新作は、私たちにどのような感動を届けてくれるのか?!是非劇場の大画面で、ギャレスの描く完全オリジナルな物語を味わい尽くしてほしい。
『ザ・クリエイター/創造者』
10月20 日(金)全国劇場にて公開
監督・脚本:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズ
© 2023 20th Century Studios