カバー画像:©2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation and Village Roadshow Films North America Inc. / Village Roadshow Films (BVI) Limited All Rights Reserved.
ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)
“私をだれだと思っている”
『イコライザー』(2014)
ホームセンター勤務のマッコールは顧客に好かれ、同僚にも慕われる気さくな男。一方で不眠症に悩まされ、深夜営業のダイナーに通いつめている。
そんなある日、ダイナーのなじみの若い娼婦が、元締めのマフィアに痛めつけられる事件が発生。元CIAという過去を隠したマッコールは正義を貫くため、マフィアに宣戦布告!
銃やナイフは持たず、身近にあるペンやドリルなどを武器に変え、わずか19秒で複数の敵を殺してしまう凄まじさ。殺せば殺すほど眠れるようになるのも怖い!
『イコライザー』Blu-ray発売中
価格:2,619円(税込)
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マックス・ケイディ(ロバート・デ・ニーロ)
“地獄を通って初めて天国に到達できる”
『ケープ・フィアー』(1991)
レイプの罪により、14年の刑期を務めた男マックスは、当時の自分の弁護を手がけ、今ややり手と評判の弁護士への復讐に乗り出す。しつこく付け回し、その妻や娘の身をも脅かすばかりか、サムの弱みを握り、ジワジワと精神的にも追い詰めるマックス。
サムにとってマックスは14年前の無学の犯罪者に過ぎなかったが、復讐を誓ったマックスは14年間の服役生活で体を鍛え上げ、法律を勉強し尽くしていた。全身タトゥーの姿も凄みを感じさせる、史上最強のストーカー!
ノーマン・ノードストローム(スティーヴン・ラング)
“最後まで決して気を抜くな 油断すると神は奪う”
『ドント・ブリーズ2』(2021)
目の不自由な初老の退役軍人ノーマンに徹底的にいたぶられる、若い強盗一味の受難を描いた『ドント・ブリーズ』(2016)は衝撃的なホラーだったが、この続編では一転してノーマンの視点でサスペンスアクションが展開。
虐待されている少女を救うため、軍で培った武器の技術や老いてなお精悍な肉体を武器に戦いに臨む。目こそ不自由だが聴覚が異様に優れているので、油断は禁物。音を立てた悪党は、情け容赦なく血祭にあげられる。
『ドント・ブリーズ2』Blu-ray発売中/5,280円(税込)
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンターテイメント
キム・スヒョン(イ・ビョンホン)
“考えてみろ その気ならとっくに殺してた”
『悪魔を見た』(2010)
最愛の婚約者を異常なサイコパスに殺されたとなれば、復讐の動機としては十分だろう。しかし、韓国情報局員スヒョンの復讐は常軌を逸している。憎い敵を決して殺さず、アキレス腱を切って逃すなどの半殺しにして何度も生き地獄を体験させるのだから、たまらない。
彼の誤算は、この敵が筋金入りのサイコパスで、痛みに屈することなくスヒョンの親族を狙ってくること。さらに怒って、より残酷になるスヒョン。どちらが”悪魔”なのかわからない!?
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発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:ハピネット・メディアマーケティング
トム・クーパー(ラッセル・クロウ)
“そういう世の中なんだな 人に謝ることが出来なくなってる”
『アオラレ』(2020)
あおり運転は現代社会にはびこる、きわめて危険な犯罪。子どもを学校に送ろうとしているさなか渋滞に巻き込まれ、イライラしていたシングルマザーが、進まない前方の車に向けてクラクションを鳴らしたことから、災難に見舞われる。
鳴らされた男トムも、とてつもないストレスを抱えた状態で、しかも離婚した妻子を殺してきたばかり。彼はこのシングルマザーを、あおり運転で徹底的に追い詰めていく。その暴走は現代の狂気の象徴とも言えるだろう。
『アオラレ』
価格:Blu-ray5,170円(税込)
発売・販売元:KADOKAWA
ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)
“必要ならエッフェル搭も壊す”
『96時間』(2008)
主人公ブライアンは特殊なスキルを持つ元CIA工作員で、一線を退いた今は警備員をして静かに暮らしている。ところが、別れた妻との間にできたティーンの娘が旅行先のパリで誘拐される一大事が発生。かくしてブライアンはパリに飛び、特殊なスキルを生かして人身売買組織を追い詰める。
組織の者であればザコであろうと容赦せず、痛めつける。ときどき殺したりもするが、相手には運がなかったとしか言いようがない。ともかく、娘救出にいっさい迷いのないのがブライアンのマイウェイなのだ!
カーム(トニー・ジャー)
“象をどこへやった!”
『トム・ヤム・クン!』(2005)
タイの国王にゾウを献上する村落に育った若者カームは、大事に育てたゾウの親子を密猟組織に奪い取られて怒り心頭。組織を追いかけて海を越え、オーストラリアで一大バトルを繰り広げる!
村最強のムエタイ戦士でもあるカームは小柄だが、戦闘時の動きが速く、反射神経や瞬発力に優れている。密猟組織の戦闘員が何人襲いかかってきても次々と倒してしまう凄まじさ。全編「ゾウを返せ!」と言い続ける、その姿に、思いの強さがにじむ!
ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン)
“マードック 首を洗って待ってろ”
『ランボー 怒りの脱出』(1985)
一作目『ランボー』(1982)で、主人公のベトナム帰還兵ランボーは運悪く田舎町でトラブルに巻き込まれ、戦いを余儀なくされた。が、この続編では捕虜救出のための調査というミッションを背負って戦場に舞い戻る。
しかしこの任務は米国政府の”やってる感”のアピールに過ぎず、そうと知らないランボーは捨て駒にされようとしていた。怒った彼は何が何でも捕虜救出作戦をやり遂げようとする。壮絶な生存本能はもちろん、マシンガン乱射に彩られた史上もっともワイルドな業務終了報告もインパクト大!
ハッチ・マンセル(オブ・オデンカーク)
“最後に見た時は息してた それに奴の所業を思えばあれでも軽い”
『Mr.ノーバディ』(2021)
ハッチ・マンセルは路線バスで家と職場を往復し、たどたどしく家事をしている、ごく普通の父親。妻には飽きられ、思春期の息子には軽蔑されている。が、その正体は、政府の元特殊工作員!
バスの車内でタチの悪いチンピラどもをうっかり痛めつけて、ロシアンマフィアにニラまれた彼は家族を守るため、かつての攻撃性を甦らせる。敵を倒すのみならず、その財源をも燃やし尽くしてしまうのだから、マフィアにしてみれば間違った相手を怒らせたとしか言いようがない。
『Mr.ノーバディ』Blu-ray発売中
価格:2,075円(税込)
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
マックス・ロカタンスキー(メル・ギブソン)
“お前の足なら5分で切り落とせる”
『マッドマックス』(1979)
“イカレた(=マッド)マックス”のタイトルに偽りなしの主人公。マックスは上司も一目置く優秀な警察官だが、一方ではかなりのスピード狂。宿敵の暴走族と同類ではないか?と考える程度にはマトモだったが、その暴走族に息子を殺され、妻を重傷を負わされたことから、彼の“マッド”に目覚めてしまう。
改造車V8インターセプターを駆って宿敵どもに正面から突っ込み、はね飛ばし、命乞いするザコにも容赦なし。まさに復讐の鬼だ。以後の続編では周囲がイカレ過ぎていて、マックスがまともに見えた!?