ケヴィン・ファイギ「ロキは初日からみんなの心を奪った」
「ソー」シリーズや「エンドゲーム」など数多くのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に登場し、数々の悪行の一方で数々の失敗を繰り返したり、時には兄弟の強い絆を思わせたりと、嘘と悪戯を愛する姿がどこか愛らしく“憎めないヴィラン”として世界中から愛されるロキ。
解禁された特別映像では、自信たっぷりな表情から、何かを企む怪しげな笑顔、物思いにふける哀愁溢れる表情まで、長いMCUの歴史の中で観客の心を掴んできたロキの多彩な面が映し出される。初登場を果たした『マイティ・ソー』撮影当時、初めてロキの特徴的な角の冠と緑のマントを身に纏ったシーンでは、トム・ヒドルストンが「最高です。今日初めてこの衣装に袖を通したんです。着ているだけでパワーが湧いてきそうです」と興奮げに語る姿も収められている。
MCUの全作品のプロデューサーであり、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは当時を振り返り「ロキがMCU に登場してから10年以上が経つ。初日からみんなの心を奪い、MCUの最も愛されるキャラクターの一人になったんだ」と語る。ヒドルストンも「『マイティ・ソー』の最初のオーディションは、今でもはっきり覚えている」と歴史に思いを馳せつつ、「ロキの好きなところはその振り幅の広さ。お茶目な時もあれば、荒々しい時もある」とその多面的な魅力を告白。
12年の歴史の中で、映画作品6本に登場し、世界中のファンを熱狂させるほどの魅力を積み重ねてきたロキ。ここまでの人気者になったことについてケヴィンは、「ロキがこんなにも愛されるようになったのはトム・ヒドルストンのおかげだ」とトムヒを賞賛。そして「だからこそロキのシリーズを作りたかったんだ」と語り、描き切れていない魅力を届けるために、ヴィランが主人公を務めるというMCU初の試みに挑んだことを明かしている。
「ロキ」のシーズン1では、時空を超えたロキが“時間の流れを守っている”組織TVA(時間変異取締局)に捕まり、乱れ枝分かれしてしまった世界の時間を修復するミッションに協力させられる姿が描かれた。ミステリアスさが加速するシーズン2では、謎の“タイムスリップ現象”に見舞われたロキが“世界の破滅”という未曾有の危機を防ぐために、嘘と裏切りを駆使して奔走する。
本作についてヒドルストンは「今回はさらに限界を超え、ロキのトリックのレパートリーを増やす。次のステージにいけるのは興奮するし、刺激的だ」と意味深に語り、これまでも多彩な姿を見せてきたロキの新たな一面が描かれていくことを期待させる。さらに製作総指揮を務めるケヴィン・ライトは、「視聴者の皆さんがこの世界に引き込まれてくれて嬉しいです。シーズン2 はさらに『ロキ』の世界を拡大させる」 と新たなロキの物語に自信を覗かせている。
「ロキ」シーズン2
ディズニープラスにて10月6日(金)より独占配信
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