前作対比129%の大ヒットスタート!
善良な市民を守るため、イコライザーとしてこれまで数々の悪を葬ってきたロバート・マッコール。死と向き合い、苦しみを味わったマッコールが最後に辿り着いたのは、アマルフィ海岸沿いの小さな田舎町だった。シリーズ最終章となる『イコライザーTHE FINAL』ではアメリカ・ボストンから遠く離れたイタリアに舞台を移し、ローマ、ナポリ、アマルフィなどで初の長期海外ロケを敢行。シリーズ最大のスケールで物語が展開してゆく。
ついに先週金曜日より公開された本作。10月6日(金)~8日(日)の3日間で動員10万人、興行収入は1.53億円、初登場洋画No.1という大ヒットでのスタートを記録。『イコライザー2』の初日3日間(2018年10月5日(金)~7日(日))の1.18億円を超えた。最終章にしてシリーズ最高のオープニング成績を記録し、10月9日(月・祝)までの4日間で興行収入2億円を突破。累計興行収入もシリーズ最高が見込めるという。
公開された映像は、主人公のマッコールと、物語のキーパーソンとなるCIAの若手捜査官エマ(ダコタ・ファニング)が初めて実際に顔を合わせる重要なシーン。とある事件の後、マッコールがCIAに助けを求める電話をかけると、面識のない若いアナリストに繋がり会話をする。その電話口の相手こそ、ファニングが演じる上昇志向が強く仕事に意欲的な新人CIA捜査官・エマだった。
エマはその電話で、自分とマッコールは何か似ているところがあると感じ取るのだが、それが何なのかを確かめるためイタリア・アマルフィへ直接向かい、マッコールとの接触を図る。「何者なの?シチリアの農園で何をしていたの?」と、マッコール自身やこの穏やかなはずの田舎町で起きているであろう不穏な出来事について問いかけるも、のらりくらりとはぐらかすかのように微笑みながら言葉を返すマッコール。疑う眼差しで「逃げないでね。調査は始めたばかりよ」とけん制するエマが「マッコール!」と去り際に呼びかければ、マッコールが「さすがだ。Cが2つ、Lが2つだ」と返す。
演じたワシントンとファニングは、サスペンス映画『マイ・ボディガード』(2004)以来、19年ぶりの再共演。当時わずか9歳の少女だったダコタも、すっかり大人に。演技を始めた5歳からプロだったが、大人になった今、完全に才能を開花させた“若きベテラン”との掛け合いを、名優デンゼル・ワシントンも心から楽しんでおり、撮影現場では2人が笑いあい、よく話し合ってシーンを作りあげている姿が見かけられたという。
『イコライザーTHE FINAL』
10月6日(金)全国の映画館で公開
配給:ソニー・ピクチャーズ