次々と魅力的な俳優を生み出している英国エンタメ界ですが、次のブレイク・スターの座を狙う候補生は、もう映画やTVなどで続々活躍しています。そこで今気になる若手アクターたち10人をピックアップ! ここから未来の大物が登場するかもしれません。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
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ジョシュ・オコナー

未来の英国エンタメ界を担う最注目のアクター

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ジョシュ・オコナー

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(1990年5月20日、英チェルトナム生まれ)

人気TVシリーズ「ザ・クラウン」で皇太子時代のチャールズ国王を演じたことで注目度アップ。映画では2人の孤独な青年同士の愛を描いた『ゴッズ・オウン・カントリー』(2017)や結婚を控えながらメイドの女性と密会する良家の子息を演じた『帰らない日曜日』(2021)など、次々話題作に出演。

待機中の作品にルカ・グァダニーノ監督の『Challengers』などがズラリ控えている、まさにこれからの英国演劇界を担うホープと呼ぶに相応しい。

マイケル・ウォード

若くしてベテラン女優と渡り合う実力を発揮

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マイケル・ウォード

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(1997年11月18日、ジャマイカ生まれ)

『エンパイア・オブ・ライト』(2022)で名女優オリヴィア・コールマンと渡り合う熱演を見せたマイケル・ウォード。

ジャマイカから幼少期にロンドンに移住して二重国籍を持つ彼は2019年の『ブルー・ストーリー』で早くも英アカデミー賞新人賞を受賞し、シャーリーズ・セロン主演の『オールド・ガード』(2020)に抜擢された注目株。

今後も『The Book of Clarence』など新作が4本も控えている売れっ子になっている。

ジョー・ロック

デビュー作で早くも個性を発揮し人気獲得!

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ジョー・ロック

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(2003年9月24日、マン島生まれ)

話題の青春ドラマ「ハートストッパー」でゲイのティーンエイジャー、チャーリーを演じているジョー・ロック。

本作で児童・家族向けエミー賞主演賞にノミネートされ、一躍人気者になったジョーは、これがほぼデビュー作。公開キャスティングコールでこの役を射止めた彼は、チャーリーにぴったりとスタッフから絶賛されたそう。

今後はマーベル作品にも出演予定があり、ますます目が離せない!

アーチー・マデクウィ

『グランツーリスモ』の主人公役で最旬の男

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アーチー・マデクウィ

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(1995年2月10日、ロンドン生まれ)

『グランツーリスモ』(2023)で本物のレーサーを目指す青年ヤンを演じてスターダムに駆け上がったばかりのアーチー・マデクウィ。

これまでにも『ティーンスピリット』(2019)『ミッドサマー』(2019)『ヴォイジャー』(2021)などの作品で活躍してきたが、ついに開花の時を迎えた模様。今年はガル・ガドット主演の『ハート・オブ・ストーン』などにも出演し、好調の波に乗るアーチー。次回作『Saltburn』も楽しみにしたい。

キット・コナー

子役時代から話題作連発で将来有望な10代スター

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キット・コナー

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(2004年3月8日、ロンドン生まれ)

「ハートストッパー」でジョー・ロックと共に人気上昇中なのが、ニック役のキット・コナー。

これまで『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』(2015)や『レディ・プレイヤー1』(2018)『ロケットマン』(2019)『喜望峰の風に乗せて』(2017)など数々の映画に子役として出演し、将来を嘱望されていたが、まさにブレイク前夜という事態に。

今後公開予定の『A Cuban Girl’s Guide to Tea and Tomorrow』などの新作にも注目しておきたい。

レゲ=ジャン・ペイジ

「ブリジャートン家」で世界を魅了した後も絶好調

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レゲ=ジャン・ペイジ

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(1988年4月27日、ロンドン生まれ)

19世紀英国の社交界を描く超人気TVシリーズ「ブリジャートン家」でサイモン・バセット公爵を演じて、その魅力を爆発させたレゲ=ジャン・ペイジ。英国人の父とジンバブエ出身の母を持つ彼はこの当たり役を1シーズンで降板し、世界中のファンを悲しませた。

しかしその後も『グレイマン』(2022)『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)と出演作が続き、次の007?という噂も。ブレイク必至と言えそうだ。

ジョナサン・ベイリー

舞台仕込みのミュージカル演技に期待のイケメン

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ジョナサン・ベイリー

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(1988年4月25日、オックスフォード生まれ)

「ブリジャートン家」でレゲ=ジャン・ペイジと共に人気スターの仲間入りを果たしたのがアンソニー・ブリジャートン子爵を演じたジョナサン・ベイリー。

幼いころから演劇に興味を持ち、7歳でロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台「クリスマス・キャロル」に出演と、芸歴は20年以上。舞台とTVを主な活動の場にしてきたが、来年公開予定のミュージカル映画『Wicked』2部作にも出演と今後が楽しみ。

ハリス・ディキンソン

楽しみな新作が相次ぎ売れっ子街道を驀進中

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ハリス・ディキンソン

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(1996年6月24日、エセックス生まれ)

『マレフィセント2』(2019)や『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)『ザリガニの鳴くところ』(2022)『逆転のトライアングル』(2022)などの出演作が日本でも次々公開され、映画ファンの間ではすでに認知度も相当なものになってきたハリス・ディキンソン。

次回作『The Iron Claw』では実在のプロレスラー兄弟の物語を演じ、『Blitz』ではスティーヴ・マックィーン監督に起用されるなど、売れっ子街道を驀進中!

ウィリアム・フランクリン=ミラー

映画・TV界から熱視線を浴びる美形モデル

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ウィリアム・フランクリン=ミラー

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(2004年3月25日、ロンドン生まれ)

主にモデルとして活躍中ながら、そのイケメンぶりで映画やTVにも登場し、ファンのラブコールを集めているのが19歳のウィリアム・フランクリン=ミラー。

子供時代からモデルをしていたところ、リチャード・マッデンらが出演したTVシリーズ「メディチ」にジョヴァンニ役で登場し、注目の存在に。他にこれまでいくつかの出演歴はあるものの、新作の予定がないのが残念。話題作出演を希望したい。

ルイス・パートリッジ

『エノーラ・ホームズの事件簿2』で注目された20歳

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ルイス・パートリッジ

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(2003年6月3日、ロンドン生まれ)

ミリー・ボビー・ブラウン主演の「エノーラ・ホームズの事件簿」シリーズでテュークスベリー子爵を演じ、一躍注目を浴びた現在20歳のルイス・パートリッジ。

子役時代からキャリアを積んできた彼もウィリアム・フランクリン=ミラー同様「メディチ」にピエロ役で出演し、彼らは“メディチボーイズ”と呼ばれているとか。新作では、ケイト・ブランシェットと共演するTVミニシリーズ「Disclaimer」が撮影済み。

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