飼い主に捨てられた“闇堕ちワンチャン”の復讐を描くオトナ向けペットコメディ
『テッド』(2012)のユニバーサル・スタジオが贈る、従来の“犬映画”の常識を覆すオトナ向けペットコメディ。ご主人に捨てられた飼い犬が、飼い主の“一番大事なもの”を奪うという恐るべき復讐計画を企て、ノラ犬軍団たちと大冒険を繰り広げる。
「スパイダーマン:スパイダーバース」や「LEGO®ムービー」シリーズを手掛ける注目のクリエイター・コンビ、フィル・ロード&クリストファー・ミラーがプロデュースを手掛け、『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』(2021)のジョシュ・グリーンバウムが監督を務める。
犬たちのボイスキャストには、「俺たち」シリーズのウィル・フェレル、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』(2013)のアイラ・フィッシャー、「アントマン」シリーズのランドール・パークら豪華キャストが集結。
また日本語吹替版にも、ロバート秋山竜次、マギー、森久保祥太郎、津田健次郎、森川智之ら豪華声優陣が参加。
あらすじ
飼い主ダグによって家から遠い場所に捨てられてしまった犬のレジー。しかしピュアなレジーは、投げられたボールを取りに行く、いつものゲームだと信じていた。
家を目指してさまよっていたレジーが出会ったのは、ノラ犬界のカリスマ・バグ。レジーの話を聞いたバグは「捨てられたんだよ。お前は今日から“ノラ犬”だ!」と断言する。
飼い主ダグが最低なヤツだったことにようやく気づいたレジーは自分の心の痛みを思い知らせようと、「あいつの大切なもの(=急所)を噛みちぎる!」とまさかの方法で飼い主に復讐することを決意。
大胆なレジーの計画に賛同したバグの友達であるマギーとハンターも仲間に加わり、4匹は珍道中を繰り広げることに。
フィル・ロード&クリストファー・ミラー(製作)とは?
『21ジャンプストリート』(2012)や『LEGO® ムービー』(2014)などの監督を務め、アニメと実写両方でヒット作を生む天才クリエイター・コンビ。「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018~)シリーズには製作や脚本で携わるなど多方面で才能を発揮。
ダートマス大学で出会った二人は、学内新聞でコミックを連載後、アニメーションの世界へ。2009年に初の長編『くもりときどきミートボール』の監督・脚本を手掛け、製作を務めた『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)はアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した。
常識を打ち壊す大胆な映画作りと独特のコメディ感覚が持ち味で、日本でも大きな話題を呼んだ『コカイン・ベア』(2023)に続いて本作『スラムドッグス』を製作。
クリストファー・ミラーよりコメント
最初に本作を売り込まれたとき、私たちは馬鹿げたジョークや度を超えた悪ふざけが盛りだくさんの面白いアイデアだと思った。
それだけじゃなく、深く感じ入る素敵な物語だということに驚いた。人間関係について多くのことを語っていて、観る者の心を強く揺さぶる物語だ。特別な作品に参加したということを悟ったよ。
フィル(ロード)と私は意地悪な人間ではないし、卑劣なユーモアを好まない。犬が飼い主の急所を食いちぎることを応援する映画を作るというコンセプトを検討する必要があった。
観客が(主人公の犬)レジーの心が浄化されることを応援し、本当に楽しいと感じてくれたら、私たちチームが一丸となって素晴らしいことを成し遂げたということだよ。
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『スラムドッグス』
2023年11月17日(金)公開
アメリカ/2023/1時間34分/配給:東宝東和
監督:ジョシュ・グリーンバウム
声の出演:ウィル・フェレル、ジェイミー・フォックス、アイラ・フィッシャー、ランドール・パーク
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