カバー画像:モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ Apple TV+にて配信中
今月のおすすめ
モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ
特殊機関「モナーク」と家族の関係を探る兄弟の姿を描く
ゴジラ実写ドラマ最新作!
日本生まれの怪獣映画『ゴジラ』は国内外でリメイクが続き、最近では日本映画『ゴジラ-1.0』が話題を呼んでいるが、2014年ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』に始まったシリーズが“モンスター・バース”。アニメ「髑髏島」に続く、その2番目のTVシリーズが本作だ。
『GODZILLA ゴジラ』でゴジラとムートーが激闘を繰り広げたサンフランシスコ。難を逃れたケイト(澤井杏奈)は家族と会うべく日本へ向かうが、そこで家族の意外な秘密を知る。
ケイトの家族と怪獣の謎を調べる秘密機関“モナーク”や米陸軍のリー・ショウ(「ワイルド・スピード」シリーズでミスター・ノーバディ役を演じるカート・ラッセル)の関係とは?
一方、“モナーク”に所属するチーム“タイタンズ”はたくさんの怪獣がいる空間に対して行動を起こすが……。
ゴジラを含む、多数の怪獣が登場して展開する壮大なバトルが見どころだが、3世代からなる登場人物たちの複雑な人間関係も見もの。
澤井以外も、レン・ワタベ、マリ・ヤマモト、キョウコ・クドウなど、日本出身や日系人のキャストが大勢参加し、日本で約2週間のロケをしたというのも日本のゴジラ・ファンにとってはお楽しみだろう。全10話。
注目キャラクター
ケイト・ランダ (澤井杏奈)
ゴジラのサンフランシスコ襲来から難を逃れた元教師だが、ある秘密を知る。演じる澤井杏奈はニュージーランド出身で、日本での芸能活動後、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)に続き、本作に大抜擢された。
見どころ1:“モンスター・バース”のTVシリーズ版第2作
『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)『ゴジラvsコング』(2021)と続いた“モンスター・バース”のTVシリーズ版第2作だが、物語は『GODZILLA ゴジラ』に続くもの。
モンスター・バース”の最新映画『ゴジラ×コング:ザ・ニュー・エンパイア(原題)』も2024年に公開予定だ。
見どころ2:充実のスタッフ陣
スタッフも充実。第1話の監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」「ザ・ボーイズ」「ワンダヴィジョン」などのヒットドラマに参加してきたマット・シャクマン。
脚本家陣に日本生まれのカール・タロウ・グリーンフェルド、カナダ生まれの日系コミック原作者マリコ・タマキがいるのはゴジラのルーツ、日本へのリスペクトだろう。
モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ
Apple TV+にて配信中
ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン
「ウォーキング・デッド」のダリル(ノーマン・リーダス)を主人公にしたスピンオフ。共同体“コモンウェルス”を去ったダリルは、やはりゾンビによって崩壊したフランスに漂着。彼に何があったのか。キャロル(メリッサ・マクブライド)らも登場。
ウォーキング・デッド:ダリル・ディクソン
U-NEXTにて独占配信中
Bodies/ボディーズ
英国産のユニークな犯罪ミステリー。2023年と1941年と1890年、ロンドン・ホワイトチャペルの路地で殺された男性の遺体が見つかる。2023年のハサン(アマカ・オカフォー)、1941年の(ジェイコブ・フォーチュン・ロイド)ら各時代の刑事は犯人を追う。
Bodies/ボディーズ
Netflixにて独占配信中
ペイン・ハスラーズ
エミリー・ブラント、クリス・エヴァンスが共演した、実話に着想を得た映画。
ストリッパーのシングルマザー、ライザ(ブラント)は失業。客だったビジネスマン、ピート(エヴァンス)が働く製薬会社に就職するが、そこで会社の不正に巻き込まれる。
ペイン・ハスラーズ
Netflixにて独占配信中
ナイアド ~その決意は海を越える~
アネット・ベニング、ジョディ・フォスター、英国男優のリス・エヴァンスらが顔合わせした、実話が下敷きの感動ストーリー。
64歳にして約180kmもあるフロリダ海峡を泳いで横断しようとした女性、ダイアナ・ナイアド(ベニング)の実像に迫る。
ナイアド ~その決意は海を越える~
Netflixにて独占配信中