解禁されたメインビジュアルに大きく映るのは、ビートたけしの『浅草キッド』の舞台「浅草フランス座」として有名な、現在の浅草フランス座演芸場東洋館(通称:東洋館)の舞台と客席を背にひとり立っている監督・塙宣之の姿。漫才協会会長として、浅草・東洋館を背負って、東京のお笑いを広げていこうとする現在の塙の姿と重なるビジュアルとなっている。「浅草を飛び出して、映画になっちゃった!」というコピーからは東洋館の舞台に連日立ち続けている漫才協会の芸人たちが浅草の場所だけではなく、全国の映画館のスクリーンを通して、スポットが当たることが表現されている。
軽快なピアノのリズムと小泉今日子の温かみのあるナレーションから始まる予告編は、事故で右腕を轢断し、舞台復帰に向けてリハビリに励んでいる師匠芸人や離婚後も同居を継続し、コンビで舞台に立ち続ける夫婦漫才師など、個性あふれる漫才協会芸人たちの姿を映している。
さらにU字工事、ねづっちをはじめ、青空球児・好児、おぼん・こぼんといったレジェンド芸人、錦鯉などのテレビで人気の芸人、協会外からも爆笑問題、サンドウィッチマン、ツービートとしてフランス座の舞台に立っていたビートきよしなど、数多くの芸人たちがスクリーンに登場!
「どんなに時代が変わっても守りたいものが、ここにはある」という小泉今日子の語りと共に、ナイツの師匠でもある漫才協会名誉会長・内海桂子の仏壇に塙が手を合わす、胸を打つようなシーンも。テレビやネットの時代と言われる現代で塙宣之が師匠から受け継いで、守っていきたい舞台への思いが様々な芸人の悲喜こもごもを通して描かれている。
予告編の最後には本作のお目付役を務めた漫才協会外部理事の高田文夫が書いた題字のタイトルが堂々と登場し、お笑いファンにとって期待が高まる予告編となった。
『漫才協会 THE MOVIE 〜舞台の上の懲りない⾯々〜』
3⽉1⽇(⾦)より⾓川シネマ有楽町ほか全国ロードショー
配給︓KADOKAWA
©「漫才協会 THE MOVIE 〜舞台の上の懲りない⾯々〜」製作委員会