全世界興行収入11億ドル超えのメガヒットを記録した『アクアマン』(2018)に最新作が誕生。『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)のジェームズ・ワン監督が、主演にジェイソン・モモアを迎えて贈る海中アクション・エンターテイメント。その注目ポイントを、7つの海を統治するアクアマンにちなんで7つ解説!

海中アクション・エンターテイメント「アクアマン」最新作が登場!

2019年に公開され、全世界69ヶ国でNo.1、世界興行収入11億ドル越えのメガヒットを記録した『アクアマン』。未体験の“海中”エンターテイメントとして日本でも旋風を巻き起こしたアクション超大作に待望の最新作が誕生。

今度は邪悪な海底王国に、5億の海の生物を従えるアクアマンと仲間たちが立ち向かう!

海底アトランティス帝国の王となったアーサーことアクアマン。平穏な日々もつかの間、南極の氷河に眠る“失われた王国”の邪悪な力によってすべての海、そして人間界の存亡の危機が勃発。かつてない脅威に立ち向かうため、アクアマンは“宿敵”に力を借りることに。

その宿敵とは、アクアマンと同等の能力を持ちながらも人類を滅ぼそうとした罪で幽閉されたアトランティスの前王であり、弟でもあるオーム。相反する性格のアクアマンとオームが人類を守るために共闘する。

画像: アクアマンは異父弟でもある宿敵オーム(パトリック・ウィルソン)の力を借りることに

アクアマンは異父弟でもある宿敵オーム(パトリック・ウィルソン)の力を借りることに

前作に続いて主人公アクアマンを演じるのは、『ワイルド・スピ―ド/ファイヤーブースト』(2023)でシリーズ史上最高のヴィランと評されたダンテ役が記憶に新しいジェイソン・モモア。

そして、アクアマンの弟で宿敵オームにパトリック・ウィルソン、アトランティスの女王のメラにアンバー・ハード、アクアマンの母であり戦士アトランナにニコール・キッドマン、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタにヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世と豪華キャストが再結集している。

監督は『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン。

また日本語吹替版には、アクアマン役の安元洋貴、メラ役の田中理恵、オーム役の中村悠一、アトランナ役の沢城みゆき、ネレウス王役の広瀬彰勇ら豪華声優の続投が決定している。

あらすじ

画像: アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)は海底深くに眠る“古代兵器”を見つける

アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)は海底深くに眠る“古代兵器”を見つける

はるか昔、南極の氷河の奥深くに“失われた王国”が封印された。世界を滅亡させる力を持つ古代兵器、ブラック・トライデントとともに。しかしアクアマンへの復讐を誓うブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世)が海底奥深くに眠っていたブラック・トライデントを見つけ出してしまう。

海底王国の邪悪な力に立ち向かうのは、海底アトランティスの王となったアクアマン(ジェイソン・モモア)。かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、アクアマンはかつての宿敵である弟の力を借りることになる。

登場人物

海の英雄
アクアマン/アーサー・カリー(ジェイソン・モモア)

画像: “失われた王国”のかつてない脅威にアトランティスの王となったアクアマン(ジェイソン・モモア)が立ち向かう

“失われた王国”のかつてない脅威にアトランティスの王となったアクアマン(ジェイソン・モモア)が立ち向かう

人間に育てられた海底アトランティス帝国の王。我が道をゆく“オレ様”な荒くれ者かと思えば、陽気でユーモアに溢れた“愛されキャラ”な一面も。

5億の海の生物を従える能力に加え、時速160キロで泳ぐことができ、人間の150倍という規格外のパワーを持つ。

海底王国のかつてない脅威を前に、弟でもある宿敵オームと共闘することに。前作で恋に落ち結婚したメラとの間には新たな命が誕生。

ジェームズ・ワン監督 インタビュー

“僕の愛とインスピレーションは僕が育った怪獣映画からきている”

この映画では、アーサー(アクアマン)と異父弟のオームはより大きな悪を止めようと、不本意ながら同盟を結ぶ。大きな悪はブラックマンタなんだ。1作目で設定したことが、2作目で結果を生むんだよ。前作より大きなテーマを扱っているし、少し大人の作品で、楽しさはそのままなんだ。

僕の愛とインスピレーションは、僕が育った怪獣映画からきている。この映画もその影響を受けているし、1960年代のアクアマンのコミックもインスピレーションになっている。僕は古いコミックのレトロなストーリーに傾倒しているんだ。

杉山すぴ豊が解説!
『アクアマン/失われた王国』の注目ポイント7つ

1. アクアマン、父親になる

予告等から物語は前作から4年後。そしてアクアマンことアーサーとメラの間には子どもが生まれている。そう、アクアマンは父親になっている。そして地上=人間界で暮らしているように見えるが、ちゃんと海の王=アトランティスの王としての務めを果たしているよう。

実は原作コミックではアクアマンとメラの子どもはヴィランに殺されてしまう! ということはこの赤ちゃんにも相当悲しい運命が待っている? (しかし予告を見る限りアクアマンが悲壮な顔をしているシーンはないのでそうはならないか)

2. ヴィランはあのブラックマンタ

画像: ブラックマンタの武器が今回の物語のカギを握る

ブラックマンタの武器が今回の物語のカギを握る

コミックでアクアマンの子を殺すのはアクアマン・ファミリーへの復讐に燃えるブラックマンタ。本予告編でも暴れまわっており本作のメイン・ヴィランか。前回はパワードスーツっぽかったが今回はスリムになった。しかし目からのビームの破壊力は大幅にアップ?

さらに今回の物語の鍵となる闇の力を秘めたブラック・トライデント(黒い三叉槍)を手にすることで力を得る。そのブラック・トライデントの魔力が“失われた王国”に由来する。それがタイトルに反映されているのだ。

3. アンバー・ハードは結局出るの?

かねてよりメラ役のアンバー・ハードの登場シーンが諸般の事情でカットされるのでは?との噂があったが、予告ではちゃんと登場。

もしかするとブラックマンタに狙われた我が子を守るため息子ともどもどこかに隠れるという展開か? そう考えるとストーリーに無理なくメラの出番を減らせる? なおニコール・キッドマン演じるアーサーの母親アトランナはしっかり出番がある模様。

4. 本当のメイン・ヴィランは幽王?

予告ではブラック・トライデントの持ち主である闇の王っぽいキャラの姿が。これはコミックに登場するデッド・キング、日本の翻訳本『アクアマン:王の最期』で幽王と訳されている強敵か。コミックでは彼のせいでアトランティスは海底に沈んだのである。

5. アクアマン&オームはDC版ソーとロキ?

画像: アクアマンとオームの関係性の変化も見どころ

アクアマンとオームの関係性の変化も見どころ

ブラックマンタ、幽王という2つの脅威に立ち向かうべくアクアマンはあの男に助けを求める。前作で追放・幽閉の身となった異父弟のオーム/オーシャンマスターだ。なおアクアマンが弟を脱獄(?)させる際、黒いスーツを装着。アクアマンのステルス・スーツであることがわかる。

このアクアマンとオームのバディ関係はマーベル・シネマティック・ユニバースのソー&ロキにちょっと似ている?

6. ファンには嬉しいタツノオトシゴ

画像: 巨大なタツノオトシゴは原作でもおなじみ

巨大なタツノオトシゴは原作でもおなじみ

アクアマンが巨大なタツノオトシゴみたいなクリーチャーにのって現れるシーンがある。昔のアニメやコミックでアクアマンがタツノオトシゴを馬のように乗りこなしている、という描写が多かったので、ついに来た!

7. これからのDCUにどうつながる?

本作はこの先ジェームズ・ガン体制で作られるDCユニバース/DCUになる前の、最後の映画。従って本作に次のDCUにつながるなにかがあるのか? それともジェイソン・モモア版アクアマンはこれで見納め的フィナーレになるのか?も注目。

『アクアマン/失われた王国』
2024年1月12日(金)公開
アメリカ/2023/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:ジェームズ・ワン
出演:ジェイソン・モモア、パトリック・ウィルソン、アンバー・ハード、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレン、ランドール・パーク

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