PART2では大きく成長?ティモシー・シャラメが語る今回のポール
現在大ヒット上映中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で世界中を虜にしているティモシー・シャラメの最新主演作としても熱い注目を集める『デューン 砂の惑星PART2』。共演にはゼンデイヤ(「スパイダーマン」シリーズ)、フローレンス・ピュー(『ミッドサマー』)、オースティン・バトラー、(『エルヴィス』)他、夢のオールスターキャストが集結。監督は『メッセージ』『ブレードランナー2049』の不可能を映像化するドゥニ・ヴィルヌーヴが務め、音楽を映画音楽の巨匠ハンス・ジマーが手掛けた。
そんな豪華な顔ぶれの中で主演を務めるティモシー・シャラメ。若くして頭角を現し、さまざまな賞レースを賑わせてきた。生涯忘れられない恋に落ちる青年を演じ大きな話題を集めたルカ・グァダニーノ監督作『君の名前で僕を呼んで』(17)では、当時最年少の弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にノミネート。グレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』(17)では、主人公の恋人役として女子をトリコにするプレイボーイのバンドマンを演じ、家族の愛と再生を描いた実話『ビューティフル・ボーイ』(18)ではドラッグ依存症の主人公を演じてハリウッド映画賞で助演男優賞を受賞、ゴールデングローブ賞でも助演男優賞にノミネートされた。
現在大ヒット公開中の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(23)では、“夢を追う純粋すぎるチョコレート職人”というポップで明るい主人公ウィリー・ウォンカを熱演。歌とダンスでも魅了し、ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞にノミネートされるなど、その実力があらためて高く評価された。先日、映画のプロモーションとして念願の初来日も果たし、集まったファンたちへのホスピタリティー溢れる“神対応”も話題になったばかりだ。
そんなシャラメだが、最新主演作『デューン 砂の惑星PART2』では宇宙の命運を握る“救世主”に。彼が演じる主人公ポールは、宿敵ハルコンネン家と100年間争いを繰り広げるアトレイデス家の後継者にして、砂漠の民たちを導く救世主として覚醒していく役どころ。前作『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)は、その完璧な映像体験が世界中から絶賛され、全世界で4億ドルを超す大ヒットを記録。第94回アカデミー賞でも最多6部門を受賞し世界中の話題をさらい、新作が待望されていた。
PART2となる本作では、ハルコンネン家の策略により父を失い、母と共に生き残ったポールが、砂漠の民・チャニ(ゼンデイヤ)と出会い心を通わせていく姿が描かれる。ハルコンネン家からの新たなる刺客・残忍なフェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)との白熱のバトルや、惑星に住まう巨大なサンドワームを乗りこなすなど、ポールのアクションも格段にパワーアップ。
シャラメは、自身が演じたポールについて「PART1では少年期を終えてもなお、とても庇護され、保護された人だったと思う」と振り返る。さらに「PART2では彼が実際にリーダーとなり、最初は不本意ながら、そしてやがて心から、自分に与えられた地位を受け入れていく姿を見ることができるんだ。この映画で大人になると思う」と、最新作でより成長を遂げたポールについてコメントしている。
『デューン 砂の惑星PART2』
3月15日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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