時間たっぷりのファンサービスをしたティモシー&ヒュー!
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のチョコレート・カーペット・イベント「マジカル・チョコレート・ナイト」が行われる六本木ヒルズアリーナにはイベント参加券を手にしたラッキーな当選者たちが集結。
会場にはうっすらとチョコレートの香りが漂い、ステージ上には劇中に登場する桜の木のようなセットや瓶に入ったチョコレートが飾られており、それを目にしたファンは大興奮。この日は強風が吹き荒れ、陽が落ちてからは寒さが増すばかりだったが、会場は来日ゲストを待つ熱気に溢れていた。
午後18時、遂にゲストの一人目が会場に到着!最初に姿を現したのはウンパルンパ役の名優ヒュー・グラント。黄色い歓声が場内に響き渡るなか、クールな表情で目の前のファンにサインをしていく。そのあとマスコミが待つエリアへと颯爽と移動していく姿が印象的だった。
続いてポール・キング監督、プロデューサーのデヴィッド・ヘイマンとアレクサンドラ・ダビーシャーが到着。
最後は初来日となる主演のティモシー・シャラメがパープルの衣装で華麗に登場!
ティモシーがウンパルンパの歌を口ずさむ一幕も!
チョコレート・カーペットで待機していた大勢のファンから大きな歓声や「ティモシー!」という声が上がると、満面の笑みを見せながら真っ先にファンの元へ向かったティモシー。そのあとテレビの取材エリアへ移動し、芸人やインタビュアーからの質問に真摯に答える彼の態度に心が温まる。マスコミへの対応が終わると、再びカーペットで待つファンの元へ移動し、サインや写真撮影などたっぷりとファンサービスを楽しんでいた。
カーペットでのファンとの交流タイムが終わり、今度はステージ上でのトークイベントがスタート。
ティモシーは「みなさん、今日はお越しいただきまして本当にありがとうございます。後ろにいらっしゃる方々もありがとう! 東京に来ることができてとっても嬉しいです。ありがとうございます!」と笑顔で挨拶。
続いてヒューが「日本の方々はいつも自分の出演作をとても温かく観てくださっています。あちらにいる女性以外は…(とステージの一部を指差しながらニヤリと笑うヒュー)。というのは冗談ですが(笑)、この作品はティモシーが本当に素晴らしいので、ぜひご覧ください」と挨拶すると、「ヒューも素晴らしいですよ」と言いながらウンパルンパの歌を口ずさむティモシーにファンはホッコリ。
二人のキュートなやり取りのあと、ポール監督も嬉しそうな表情を浮かべながら「本日はお越しくださいまして本当にありがとうございます。皆さんが映画を楽しんでくださることを願っております」と挨拶。
続いてデヴィッドが「今日はとっても寒いですね。でも『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を観ればきっと心が温まると思います」とコメントし、アレクサンドラは「日本に来るのは初めてですが、日本も東京もここにいらっしゃるみなさんも最高ですね。そんなみなさんと本作を共に分かち合えることを嬉しく思います」と挨拶し、日本のファンに向けて感謝の気持ちを言葉にした。
今回が初来日となるティモシーは、日本についての感想を求められると「最高です。日本が大好きになりました。映画の宣伝ではなく、今度はプライベートで訪れたいです」とコメント。日本を何度も訪れているヒューは「日本に来るといつも楽しすぎるせいか、時には(飲みすぎて?)体調を崩すことも(笑)。今回はザルのように飲む妻と一緒に来ているんですよ」とジョークを交えながらコメントして盛り上げていた。
続いて「ウンパルンパを演じる上でどのようなことを気をつけたか?」と聞かれたヒューは、「自分がウンパルンパをどんなふうに演じたのか、技術的なことはいまだによくわかっていないのですが、1番覚えているのは、カメラがたくさん装着されたヘルメットをかぶって撮影したことです」とコメント。
そして、ティモシーには「本作は、夢を見ることから全てが始まるというメッセージを持った作品ですが、日本で夢を追いかけている方々にアドバイスをお願いできますか」というMCからの要望が伝えられ、「私はアドバイスを差し上げるような立場ではないと思うのですが…。僕が10歳とか12歳だった頃、ジョニー・デップがウォンカを演じた「チャーリーとチョコレート工場」を観てすごく感動したんです。その頃の自分に『いつか僕はウィリー・ウォンカを演じて、その映画のプロモーションで東京に行くんだよ』って教えてあげたら絶対に『嘘だ!』って言うんじゃないかな(笑)」とティモシーははにかみながら控えめなコメントで返した。
そのあと、本作に込めたメッセージを聞かれた監督は「私には5歳の娘がいまして、幼い娘にもこの映画を楽しんでほしいですし、105歳の方でも楽しんでいただきたい。そういうあらゆる世代の方に向けて映画を作ったつもりです。それから、本作は夢を叶えるというメッセージを持っていますが、私自身、映画を通して世界を変えたいという気持ちがあります。友達や家族など、そばにいる方と一緒に、ぜひこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです」と真剣な眼差しでコメントし、ファンからは温かな拍手が送られた。
吹替キャストに感謝のハグ!
続いてMCからトークスペシャルゲストの呼び込みがあり、日本語吹替キャストのウォンカ役Da-iCEの花村想太と、ヌードル役のセントチヒロ・チッチがステージに登場。花村とセントチヒロがティモシーらに美しい花束をプレゼントすると、ティモシーが二人に感謝のハグをし、会場からは大きな歓声が巻き起こった。
そしてイベント最後のフォトセッションタイムが終わると「今日はみなさんとお会いできて嬉しかったです。12月8日からいよいよ公開になりますので、 ぜひ映画を楽しんでください」と挨拶し、ファンに向かって笑顔で手を振ったティモシー。
MCの掛け声でキャノン砲が発射され、大盛り上がりのなか「マジカル・チョコレート・ナイト」が終了。寒さも吹き飛ぶスペシャルなイベントとなった。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
12月8日(金)全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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