大役を掴んだ齋藤潤涙のクランクアップ
支え合った綾野剛とのハグに涙
本作の原作は和山やまによる同名マンガ。マンガ大賞2021第3位をはじめマンガ賞に続々ランクインし、1巻完結作品ながらも累計60万部を突破、何度も重版されている人気作だ。絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児役を『ヤクザと家族 The Family』『花腐し』Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」などの綾野剛。そして物語のカギを握る、狂児にカラオケ指導を頼まれてしまった合唱部部長の中学生・岡聡実役を、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が演じている。
今回解禁されたメイキング写真は、そんな二人のクランクアップ時の様子をとらえたもの。演技経験が豊富ではないにもかかわらず、オーディションで大役を掴み、今回の役に挑戦した齋藤。「綾野さんは撮影中に僕のことをひとりの俳優として見て、信頼してくださっていたので、その期待に答えたいなという思いで撮影現場に通っていました」と齋藤が完成披露試写会で語っている通り、綾野との絆を頼りに撮影に挑んだ齋藤だったが、クランクアップ時には涙が堪えきれず、しっかりとハグで受け止める綾野の背中の大きさを感じたようだった。
綾野も「齋藤くんの言葉を聞いていたら、思わずもらい泣きしてしまいました。(齋藤くんは)ずっと眩しかったですね。もう巻き戻す事ができない彼の大切な青春の一編が、映画カラオケ行こ!の現場を強く豊かに支えていましたし、なにより聡実という煌めきが、狂児を照らしてくれた事で、狂児は存在しました。心から感謝です」と語っている。
本作『カラオケ行こ!』は、国内最大級の映画レビューサービス・Filmarksの初日満足度ランキングで邦画部門第1位を獲得するなど、映画館に足を運んだユーザーから絶賛の声が相次ぐなど、SNS上でも大きな話題を呼んでいる。
『カラオケ行こ!』全国公開中
<あらすじ>
合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児に突然カラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うことに。そんな二人がカラオケを通じて少しずつ打ち解けてきた頃、“ある事件”が起きてしまう。果たして二人の運命は!?
配給:KADOKAWA
©2024『カラオケ行こ!』製作委員会