2019年のデビュー後、「君の花になる」(2022)や「パリピ孔明」(2023)など、数々のドラマで印象的な演技を見せてきた宮世琉弥。そんな彼が映画初主演を務めた『恋わずらいのエリー』が3月15日に公開。学校イチのさわやか王子だが実は口の悪いウラオモテ男子のオミくん役で、胸キュンシーンを魅力たっぷりに演じている。自身の夢だったというラブストーリーへの出演。その撮影現場で感じていたこととは。言葉の節々にファンへの思いをのぞかせながら、ユーモアたっぷりに語ってくれた。(文・山村祥子/写真・稲澤朝博/デジタル編集・スクリーン編集部)

宮世琉弥 プロフィール

2004年1月22日生まれ。宮城県出身。AB型。2019年に俳優デビューし、ドラマ「恋する母たち」(2020)「ナイト・ドクター」(2021)「村井の恋」(2022)「パリピ孔明」(2023)や『映画 マイホームヒーロー』(2024年3月8日公開)などに出演。

アーティストとして1月に東京国際フォーラムAで初の単独ライブを開催したほか、情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)のコーナー「宮世琉弥のCINEMA ACADEMY」では新作映画のナビゲートを担当するなど、幅広く活動している。

──ウラオモテ王子・オミくんと、彼との妄想にふける女の子・エリーの恋を描いた『恋わずらいのエリー』。学園ラブストーリーへのご出演は今回が初めてですが、キュンキュンする作品に対して、どのような印象がありましたか?

小・中学生の頃に色々な恋愛映画を見て、『いつか自分も出てみたい』って、夢を抱いていました。特に先輩の山﨑賢人さんが出演した『オオカミ少女と黒王子』の『3回まわってお手からワン』のシーンには憧れがありました。

キュンキュンする作品には、見る人を楽しませて元気にする力があると思います。実際に自分が演じる立場になって、観客の皆さんの理想のオミくんになりたいと思いましたし、キュンキュンしてもらうために全力で楽しみながら頑張りました。

──オミくんを演じるうえで、意識されていたことを教えてください。

オミくんには人気者としての表の顔と、面倒くさがりな裏の顔がありますが、同じ日に両方のシーンを撮る時は気持ちの切り替えが難しかったです。特に、しばらく裏でいた後に表を演じるときが一番それを感じました。でも、それはオミくんが普段やっている切り替えとどこか似ているので、良い意味で演じるための障害になっていたと思います。

もう一つは、オミくんの感情の変化ですね。映画の最初の方では、エリー(原 菜乃華)に自分の裏の顔を知られることを嫌がっていますが、徐々に惹かれ合い、ムズムズするような感情が芽生えていきます。そういったオミくんの中での変化は、緻密に、丁寧に演じるようにしていました。

──エリーの魅力はどんなところにあると思いますか?

趣味や好きなことがちゃんとあって、自分を持っているところは素敵だなと思います。それに真面目で、自分の感情にも素直ですよね。エリーの素直さに触れて、オミくんや周囲の人も変わっていきますが、人を引っ張っていく能力って、実はそういうところにあるんじゃないか、って最近思うんです。もちろん、演じた原さんのお顔も素敵ですよ。原さん、ちゃんと言ったからね(笑)。

──三木康一郎監督とのお仕事はいかがでしたか。

監督には、胸キュンシーンを演出するための引き出しがたくさんあるんです。僕は王道の学園ラブストーリーが初めてだったので、監督の引き出しに引っ張っていただきました。

胸キュンシーンも『腰を引いて、髪を触って、もう1回引き寄せて…』といった工程が、まるでアクションのようにたくさんあるので、演じる側はキュンキュンするというよりも、真剣にスポーツをしているような感覚なんです。僕のファンの皆さんには、ヤキモチを焼かず、安心して見てほしいです!

画像: ──三木康一郎監督とのお仕事はいかがでしたか。

──劇中には色々な胸キュンセリフがありますか、印象に残っている言葉を教えてください。

『俺に愛される覚悟ある?』ですね。現実ではなかなか言わない言葉ですし、自分がこのセリフに相応しいのかな、と考えたこともありました。見る人に笑われることなく、キュンキュンしてもらうんだ、と覚悟を決めて演技に臨みましたね。

──では、印象に残っているシーンはいかがですか。

台本を読んだ時に気になったのは、“ジャージ越しキス”です。事前に想像できなかった唯一のシーンで、現場でもアングルや原さんとタイミングを合わせるのが難しかったです。作品の推しポイントですし、実際に高校生の間で流行ったら面白いですね! 直接のキスではないから、なんか安心ですし(笑)。

hair&make・時田ユースケ(ECLAT)/Styling/・ホカリキュウ

『恋わずらいのエリー』2024年3月15日(金)公開

画像: 『恋わずらいのエリー』2024年3月15日(金)公開

学校イチのさわやか王子・オミくんを遠くから見つめながら、彼との妄想の恋を日々SNSでつぶやいているエリー。女子に優しく、テニスもうまいオミくんは、エリーにとってパーフェクトな”推し”だったが、実は口が悪いウラオモテ男子だった。

ひょんなことからオミくんに裏の顔があることを知ったエリー。さらに恥ずかしい妄想の数々がオミくんにバレてしまう。絶対絶命かと思われたが、意外にもオミくんはエリーを面白がり…。

藤ももによる同名のコミックを、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(2016)などの三木康一郎監督が実写映画化。オミくん役の宮世琉弥とエリー役の原 菜乃華がW主演を務め、ドラマ「ナイト・ドクター」(2021)「村井の恋」(2022)に続く3度目の共演を果たしている。

エリーに興味を持つちょっと変わったクラスメイト・要 陽一郎を西村拓哉が演じるほか、白宮みずほ、藤本洸大、綱 啓永、小関裕太らが出演。

近江 章/オミくん(宮世琉弥)

画像: 『恋わずらいのエリー』宮世琉弥インタビュー/ラブ・ストーリーは突然に!

いつも女子に囲まれている、学校イチのさわやか王子。実は口が悪いという裏の顔をもつ。エリーに裏の顔がバレ、彼女の妄想を知るも、秘密を共有したことで急接近する。

『恋わずらいのエリー』
2024年3月15日公開
日本/2024/配給:松竹
監督:三木康一郎
脚本:おかざきさとこ
音楽:林イグネル小百合
出演:宮世琉弥、原菜乃華、西村拓哉、白宮みずほ、藤本洸大、綱 啓永/小関裕太
主題歌:NiziU「SWEET NONFICTION」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

©「恋わずらいのエリー」製作委員会 ©藤もも/講談社

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