日々、地球外生命体の探査に勤しんでいたSETI(Search for Extraterrestrial Intelligence)プロジェクト研究チームの一人、エリナー・アロウェイ(ジョディ・フォスター)が、様々な妨害や横槍に遭いながらも、自分が幼少時代から思い描いていた夢=地球外知的生命との接触【コンタクト】を実現すべく、果敢に挑戦を繰り返す物語———NASA惑星探査プロジェクトのコンサルタントとしてもその名を馳せた、天文学者であり作家でもあったカール・セーガンのベスト・セラーを、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のロバート・ゼメキス監督/ジョディ・フォスター主演で完全映画化された作品が『コンタクト』(1997)だ。その内容は、単なるSFに留まらず、政治、宗教感なども交えた壮大な人間ドラマとして構成されている。

SCREEN Collectionsが保管するのは、地球外知的生命体の存在が確実視された恒星ヴェガへ向かうための、宇宙間移動装置/ポッドへ乗り込む搭乗員(定員一名)を決めるべく、参考資料として審議会委員のために用意された選抜メンバーのパーソナル・データ ファイル【エリナー・アロウェイ】版。エリナーの幼少期から33歳(設定上の現在)に至るまでの、詳細な履歴が記されています。ファイル内には、ポッドの構成図面も。
ポッドがワームホールを抜けて恒星ヴェガとの往復を体験するも実証ができないエリナーは、その曖昧な説明から尋問会議に掛けられ、結果、否定派の国防庁長官マイケル・キッツ(ジェームズ・ウッズ)の追及によってプロジェクトの継続は困難になります。しかしその後、検証チームの調査で大統領補佐官レイチェル(アンジェラ・バセット)からキッツに告げられた衝撃の事実によって、再びプロジェクトは継続されることに———このエリナー・アロウェイのファイルは、本編クライマックスでレイチェルがキッツと会話を交わす中など、記憶に残る印象的なシーンに登場しています。
2024年『トゥルー・ディテクティブ』最新作では、実に50年ぶりのTVシリーズ出演(兼製作総指揮)となるジョディ・フォスター。この機会に彼女が演じてきた名作・話題作における様々なキャラクターを再鑑賞してみるも一興かも———。

画像: ★NASAの顧問・惑星探査におけるコンサルタントを務めた天文学者/作家でもあるカール・セーガンの原作を、ジョディ・フォスター主演で完全映画化=『コンタクト』で実際に使用された貴重なプロップを公開!

This article is a sponsored article by
''.