山崎賢人 プロフィール
1994年9月7日生まれ。東京都出身。A型。2011年、映画『管制塔』で映画初出演にして初主演。
近年の主な主演映画に『羊と鋼の森』(2018)、「キングダム」シリーズ(2019〜2023)、『劇場』(2020)、『夏への扉−キミのいる未来へ−』(2021)、『ゴールデンカムイ』(2024)などがある。
今後、『キングダム 大将軍の帰還』の公開が控え、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シーズン3の制作も決定している。
hair&make・永瀬多壱(ヴァニテ)/styling・ 伊藤省吾(sitor)
ブルゾン ¥ 462,000、シャツ ¥286,000、ブーツ ¥209,000/全てサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス) サンローラン クライアントサービス ☎️0120-95-2746
その他 スタイリスト私物
染谷将太 プロフィール
1992年9月3日生まれ。東京都出身。A型。2001年、『STACY』で映画初出演。
主な出演映画に『ヒミズ』(2012)、『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(2014)、「寄生獣」シリーズ(2014、2015)、『さよなら歌舞伎町』(2015)、『空海-KUKAI- 美しき王妃の謎』(2018)、『最初の晩餐』(2019)、『初恋』(2020)、『竜とそばかすの姫』(2021)、『すずめの戸締まり』(2022)、『怪物の木こり』(2023)などがある。
hair&make・光野ひとみ/styling・林 道雄
衣装協力 サスクワァッチファブリックス(www.sasquatchfabricx.com)
──本作はVFXのクオリティも非常に高いですが、完成した映画を観て特に感動したところは?
山﨑 晴明が博雅に呪をかけて、ネズミを出すところなどは、現場には何もないのに、完成した映像はすごく面白かったです。あと、水龍の登場シーンは迫力が凄まじくて感動しました!
染谷 平安時代の都を、町の作りを細かく説明しながら空から映し出す映像も圧巻です! ほかには、無意識の世界を描く、花がたくさん咲いている場所のシーンも、とても美しいので、ぜひ観てほしいですね。
──それでは、ここからはSCREENならではの質問をさせていただきたいのですが、お二人は洋画や海外ドラマはご覧になりますか?
山﨑 僕は、海外ドラマを結構観ています。『ウォーキング・デッド』、『ストレンジャー・シングス未知の世界』、『THE100/ハンドレッド』などが好きです。洋画は、最近スピルバーグ監督の『激突!』を観たんですが、ただ車同士で煽られるだけなのに、何でこんなに面白いんだろうと思いました。
染谷 ドラマは、妻(菊地凛子)も出演している、日米共同制作の『TOKYO VICE』を観ました。ヤクザものだけど、海外からの視点で描かれていて、ヒリヒリする空気感が面白いですね。洋画は、最近だと『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』を観ました。過去作の世界観を保ちつつ、今できる技術でより広がりがあって、素敵な作品になっていると思いました。
──次はちょっと大きな質問になってしまうのですが、お二人にとって映画とは、どのような存在でしょうか?
染谷 そうですね、自分としては娯楽の一つとしてすごく好きなものだけど、小さい頃から仕事として携わってきたので、自分を確かめる存在かもしれないです。自分の価値観を試せるというか、自分を知ることができるものだと思います。
山﨑 (しばらく考えて)映画とは、呪です。
──主? 山﨑さんの中心ということですか?
山﨑 そっちの主じゃなくて呪。
──あっ、うまい!(笑) 映画は観客を呪にかけてしまうものだということですね。
山﨑 そういうことです(笑)。それと、映画とは非日常を感じさせてくれるものだと思います。
──ありがとうございます。では最後に、『陰陽師0』を映画館で観るべき、お薦めポイントをお願いします。
山﨑 すごくクオリティの高い、ビッグスケールの作品なので、ぜひ大きなスクリーンで観てほしいです。エンターテインメント作品ですが、中身は人間としての普遍的な、大事にすべきことが詰まっているので、その絶妙なバランスを実感してください。SNSが盛んで、何を信じていいかよく分からないこんな時代だからこそ、事実だけを見ようとする晴明と博雅の姿から、何かを感じ取ってもらえたらうれしいです。
染谷 誰が観ても楽しめるエンターテインメント映画ですし、セリフの一つ一つに生きていく上で大事なことがたくさん込められている作品ですので、ぜひスクリーンで観てほしいです。
『陰陽師0』2024年4月19日(金)公開
平安時代に実在した《最強の呪術師》安倍晴明の活躍を描いた、夢枕獏の大ベストセラーシリーズ小説「陰陽師」を原作に、『K-20 怪人二十面相・伝』、「アンフェア」シリーズの佐藤嗣麻子が脚本・監督を担当。
呪術の天才と呼ばれながらも、陰陽師になることに全く興味がない晴明の学生時代が初めて描かれる。若き晴明を山﨑賢人が好演し、晴明と共に事件の解決に挑む貴族・源博雅に染谷将太が扮する。
呪いや祟りから都を守る陰陽師の学校であり省庁である《陰陽寮》。ある日、晴明は博雅から徽子女王(奈緒)を襲う怪奇現象の解決を頼まれる。真相を追う晴明と博雅だったが、ある学生の変死をきっかけに、平安京をも巻き込む凶悪な陰謀と呪いが動き出す。晴明は平安の闇を祓えるのか? そして、呪いに隠された真実とは……?
原作者の夢枕獏も太鼓判を押す最強のキャストが集結し、若き晴明が最凶の呪いに挑む、史上最強の“呪術エンターテインメント”が誕生した。
安倍晴明(山﨑賢人)
陰陽寮の学生。賀茂忠行の弟子として陰陽寮に入ったが、陰陽師に興味はなく、授業もサボってばかり。周囲からは狐の子、呪術が使えると噂される。両親を殺した者を探し続けている。
源博雅(染谷将太)
醍醐天皇の孫で中務大輔。雅楽家としても高名で、龍笛や琵琶をはじめ数々の楽器を自在に奏でる。従姉妹の徽子女王を助けるため、学生の安倍晴明に協力してほしいと依頼する。
『陰陽師0』
2024年4月19日(金)公開
日本/2024/1時間53分/配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:佐藤嗣麻子
脚本:佐藤嗣麻子
原作:夢枕獏
出演:山﨑賢人、染谷将太、奈緒、安藤政信、村上虹郎、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫
©2024映画「陰陽師0」製作委員会