「大阪コミックコンベンション2024」(以下、「大阪コミコン2024」)が、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて2024年5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)までの3日間開催されている。過去の東京開催を含めると今年で通算9回目、大阪コミコンとしては待望の2回目の開催となった今年は、初日から11:00の開場を待ちきれないファンが長蛇の列を作り、朝から会場はファンたちの熱気に包まれた。

15:00~
セレブ・ステージ:
クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソン

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでおなじみ、ドク役のクリストファー・ロイド、ビフ役のトーマス・F・ウィルソンが登壇したセレブ・ステージでは、あの名作シリーズの思い出をまさに振り返る“バック・トゥ”トークを披露!まず、ウィルソンがマイクとマイカメラを持って登場し、客席の奥まで「こんにちは!ハロー!」とたっぷりファンサービスをした後、ロイドがいよいよ登場。先に登壇したウィルソンが、カメラでロイドの登場シーンを撮影しているのを見て、驚きながら登壇したロイド。そこから、ファンから事前に寄せられた質問を、MCのLiLiCoとアンバサダーの斎藤 工が二人に聞くトークセッションに移った。

画像: (左から)トーマス・F・ウィルソン、クリストファー・ロイド

(左から)トーマス・F・ウィルソン、クリストファー・ロイド

東京・大阪コミコン合わせて4回目の参加となったロイドは「もうかなり前ですが、初めて来たときに心からワクワクしました。それからも来るたびに毎回心が躍ります。大阪は初めてですが、とても胸がときめいています」と優しい表情で会場のファンを見つめながら語った。

そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の思い出を聞かれたウィルソンは、「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は私が初めて出演した映画でした。ドラマにはその前から出ていましたが、セットに行ったら凄いスターたちがたくさんいてとても緊張しました。今ではクリストファー・ロイドもマイケル・J・フォックスもリー・トンプソンも良き友人で、こんなに多くの人が心を動かされるパワフルな映画に出られて光栄です」と今なお愛され続けている映画でデビューできたことの喜びを語った。

また、多くの人に愛される作品である理由を聞かれたロイドは「時空を超えて冒険をするお話は誰しも魅了されるし、想像の翼が広がるみんなが興味を持つテーマだったからだと思います」と静かに語ると、それを聞いたウィルソンは「壮大なアクションエンターテイメントですが、実は心に響くのは、少年と友人との小さな物語であることです。マシンに乗って未来に旅立つアドベンチャー作品ですが、友人と旅立った少年が、両親に会い、彼らを理解する。そんな”家族の物語“なので今でも愛されているんだと思います」と感慨深げに語った。

ここで、残念ながら今回の「大阪コミコン 2024」に参加できなかったリー・トンプソンからのビデオメッセージがサプライズ披露。「今お仕事でカナダに居て、大阪には行けなくて残念だけど、私の素敵な友人達の楽しいトークショーを是非みなさん楽しんで下さいね」と語り、それを受けてウィルソンが「このメッセージだけじゃ足りないよ」と語ると場内の笑いを誘った。

その後も「バック・トゥ・ザ・フューチャー」談義は尽きず、お気に入りのシーンを尋ねられたウィルソンは「もう肥しのトラックに突っ込むのは嫌だ」と爆笑をさらい、映画のパート3に登場する“西部のカウボーイの風体でサロンに入るシーン”をセリフと効果音まで交えて1人で再現し、ファンを沸かせました。するとロイド氏はお気に入りシーンとして「やっぱりトーマス演じるビフが肥やしに突っ込んでいくところだよ」と今度はロイドが場内の大爆笑をさらった。

最後にマイケル・J・フォックスへの想いとしてウィルソンは「彼は俳優としても人間としても素晴らしいし一緒に働いていてとてもフレンドリーで楽しい。そして演技にのめりこむ彼の集中力は本当に凄いので機会があれば是非また共演したい」と述べると、ロイドも「パート4で共演が出来ればなお嬉しいです」と語って会場から万雷の拍手を浴びた。

画像: ロイドとウィルソンに挟まれ感動するゆりやんレトリィバァ(中央)

ロイドとウィルソンに挟まれ感動するゆりやんレトリィバァ(中央)

その後、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズの大ファンというお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが花束を持って登場。憧れの2人に感動の初対面を果たし、「あなた方と会うのが夢だった」と言いながら花束贈呈を行うとウィルソンにやさしく肩を抱かれ感動の涙を流してこのステージは終了した。

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