「大阪コミックコンベンション2024」(以下、「大阪コミコン2024」)が、インテックス大阪(大阪市住之江区)にて2024年5月3日(金・祝)から5月5日(日・祝)までの3日間開催されている。過去の東京開催を含めると今年で通算9回目、大阪コミコンとしては待望の2回目の開催となった今年は、初日から11:00の開場を待ちきれないファンが長蛇の列を作り、朝から会場はファンたちの熱気に包まれた。

16:15~
マーベル・スペシャルアワー・ステージ
Presented by OSAKA COMIC CON 2024

続いては、マーベル好きが集結する大ステージを開催。東京・大阪コミコンでも毎回アーティストアレイに出展しているマーベル・コミックス編集長C.B.セブルスキーと、現在MARVEL(マーベル)とのプロジェクトが進行中のダンスボーカルグループMAZZEL(マーゼル)がマーベル作品への熱い想いを語ったあと、再現度抜群のマーベル・コスプレイヤーたちがステージを埋め尽くすマーベル・コスプレ・ギャザリングを開催。

画像: ステージに登壇したC.B.セブルスキーとMAZZEL

ステージに登壇したC.B.セブルスキーとMAZZEL

画像1: 16:15~ マーベル・スペシャルアワー・ステージ Presented by OSAKA COMIC CON 2024

さらにステージの最後にはトム・ヒドルストン、ソフィア・ディ・マルティーノが客席からの大声援に包まれながら登壇し、“ロキ”と“シルヴィ”の様々なエピソードを披露した。

まず現在MARVELとの様々な商品化プロジェクトが進行中のダンス&ボーカルグループMAZZELメンバー8人が登壇し、商品化のアートやプロモ動画、商品ラインナップを紹介。続いてマーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキーが登壇し、「みなさんこんにちは。ようこそいらしゃいました。みんな、カッコいいでしょう?さっきのMARVEL | MAZZELの商品。日本のファンは世界中の中でも一番好きなので、ここに来れて本当に嬉しいです」と挨拶した。

その後、コミックを中核として大事にしつつもアニメーションやゲームで変化を加え、良いアイディアをまたコミックに還元する、というMARVELが常に良い循環を作っているという貴重なトークを披露。また自身も頻繁に参加し、愛してやまない「アーティストアレイ」についても「是非ファンの方と直接交流したいので、ポストカードも無料で差し上げていますしサインもしますので、ぜひ立ち寄って下さいね」と語った。

画像2: 16:15~ マーベル・スペシャルアワー・ステージ Presented by OSAKA COMIC CON 2024

そして「マーベル・アッセンブル!」の掛け声とともにコスプレイヤーが一気に登壇し、約60名のマーベル・コスプレイヤーたちがステージを埋め尽くすとC.B.セブルスキーも大喜びの様子で「日本のコスプレイヤーの皆さんはメカニック的な部分だけでなく、細かいパターンや柄まで再現されていて、まさに”マーベル”を着ていて下さっている。本当にありがたいです」と日本のコスプレイヤーを大絶賛した。そこにトム・ヒドルストンとソフィア・ディ・マルティーノも登壇し、コスプレイヤーたちのクオリティに衝撃を受けるなど、マーベル愛の溢れるステージとなった。

ここからはトム・ヒドルストンとソフィア・ディ・マルティーノ2人が、ファンから寄せられた質問に答えるトークステージに。まず14年前に最初にロキを演じた当時の自分に贈るメッセージを聞かれたヒドルストンは「自分を信じろ、直感を信じろ。その直観が長い道のりの中で自分を安全に守ってくれるから。そしてロキが人生を変えるから、その心づもりをしておけ、と言いたいです」とファンも納得のコメント。

人生が変わったと感じることを聞かれたマルティーノは「このコミコンに来られたこと。そして世界中のファンの皆さんに会えるようになったこと。でもその他の部分では出来るだけ人生を変えないように謙虚でいたいと思っています」と初心を忘れない実直なコメントを述べた。

またソーとロキが再会して欲しいというファンの声にヒドルストンは「私が知る限り、ロキは時の終わりの王座について、友人たちを守っている役割を担っています。どこかのタイムラインで兄を置いてきたはず」と語るにとどめた。マルティーノは「またシルヴィ役を演じたい」と発言しつつ、今後待機中の映画作品や、日本人ハーフの夫が脚本を担当したドラマ作品の新シーズンがあることを明かした。

そして昨年の「東京コミコン 2023」でもヒドルストンにリクエストして大好評だった、頭に両人差し指を立てる”ロキのポーズ”を2人でやってもらうようMCがお願いしたところ、2人とも満面の笑顔で”ロキポーズ”をとり、さらにファンとも一緒に“ロキポーズ”!

画像: “ロキ”ポーズをやってくれてソフィア・・ディ・マルティーノとトム・ヒドルストン

“ロキ”ポーズをやってくれてソフィア・・ディ・マルティーノとトム・ヒドルストン

最後のメッセージとしてマルティーノが「日本を本当に愛してます。皆さんのやさしさにスーパー感謝です!明日会える方々も楽しみにしていますし、この週末を皆さんと一緒に過ごせてとても嬉しいです!」とファンへの感謝の気持ちを伝えるとヒドルストンも「サンキュー、サンキュー、サンキュー!皆さんの愛、パッション、親切、エネルギー、インスピレーションに感謝。お招き頂きありがとうございます」と謝意を伝え、客席からも声を揃えて「サンキュー、サンキュー、サンキュー!」と唱和して感謝のお返しをした。

舞台のカーテンコールのように2人は手をつないで深々とお辞儀を繰り返し、トークステージは終了した。

初日は他にも特設リングステージで、プロレスアクションチーム「アクトレスガールズ」のスペシャルステージや、アニソンDJイベント「アニメメメ」、さらに関西学生プロレススペシャルマッチも行われた。

【大阪コミコン2024】

画像: 盛大なオープニングからスタート!「大阪コミコン2024」初日レポート

名 称: 大阪コミックコンベンション2024 (略称:大阪コミコン2024)
会 期: 2024年5月3日(金・祝)11:00~20:00
4日(土・祝)10:00~20:00
5日(日・祝)10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります。
会 場: インテックス大阪(〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102)
主 催: 株式会社東京コミックコンベンション、大阪コミックコンベンション実行委員会
イベント内容: ・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップ(小道具)や、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブやパフォーマンス
・コスプレイヤーとの交流、コンテスト
・漫画家やイラストレーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」

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