映画史を塗り替えたノンストップ・カーアクション『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から9年、伝説のサーガ最新作の幕がついに開きます。『マッドマックス』の生みの親であり、シリーズ全てを手掛ける巨匠ジョージ・ミラー監督が放つ、怒りの戦士フュリオサの新たなる物語『マッドマックス:フュリオサ』。フュリオサの原点はどこにあったのか? 人生を懸けて故郷へ生還しようとするフュリオサの“修羅の道”とは? いまそのすべてが明らかになります。

「マッドマックス」サーガの創始者
ジョージ・ミラー監督からのメッセージ

この映画は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とぴったり繋がる映画だ。『怒りのデス・ロード』が始まる直前までのストーリーを扱っている。つまり連続した物語なんだよ。この2つを4、5時間の映画として一緒に上映することもできるくらいに。だから『怒りのデス・ロード』で見たのと同じような世界を見ることができる。

でも我々は最初に、子供の頃のフュリオサとバイカー集団のボスであるディメンタス将軍がウェイストランド(荒野)を横断していく世界に連れていかれる。だから、そこには違った特質もある。一番大きな違いは『マッドマックス:フュリオサ』は15年か16年の間に起こる物語だということだよ。『怒りのデス・ロード』は3日2晩という短い時間の中で起こる物語だけどね。

でも言わせて。僕はこの映画が、独特の親しみやすさがあるものになることを願っている。『怒りのデス・ロード』を観た人にはお馴染みの作品になるだろう。でも独自の作品にもなると思う。それが僕の願いだよ。

故郷への帰還と復讐を誓うフュリオサの新たな物語が始まる!
創始者ジョージ・ミラーが再び放つ「マッドマックス」最新作

画像: 故郷への帰還と復讐を誓うフュリオサの新たな物語が始まる! 創始者ジョージ・ミラーが再び放つ「マッドマックス」最新作

2015年に公開され、第88回アカデミー賞で10部門ノミネート・最多6部門を受賞、米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では今なお97%フレッシュの高スコアを獲得するなど、アクション映画史に輝く金字塔となった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。

文明が崩壊した世界で、愛する家族を奪われ本能だけで生きながらえる元・警官マックス(トム・ハーディ)と、恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーに反旗を翻す怒りの戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)。二人の自由への逃走劇は、多くの熱狂的なファンを生み出し、日本でも二度のリバイバル上映や応援上映・絶叫上映が行われるなど社会現象を巻き起こした。

それから9年、「マッドマックス」サーガ最新作が描くのは、前作で真の主役とも評されたフュリオサの新たな物語。舞台は世界の崩壊から45年後、フュリオサはディメンタス将軍率いるバイカーの大群の手に落ち、家族から引き離されてしまう。ディメンタス将軍とイモータン・ジョーが覇権争いを繰り広げる中、すべてを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、復讐のエンジンを鳴らす!

若きフュリオサ役で主演を務めるのは「クイーンズ・ギャンビット」や『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)などの人気女優で、『デューン 砂の惑星PART2』(2023)の特別出演も話題を呼んだアニャ・テイラー=ジョイ。対する宿敵ディメンタス将軍役には、マーベル・ヒーロー“ソー”役で知られるクリス・ヘムズワース。

また前作でも強烈な存在感を放っていた独裁者イモータン・ジョー、彼を崇拝する白塗りの武装集団ウォーボーイズ、イモータンの息子リクタス、イモータンの同盟者・人食い男爵など個性的なキャラクターたちが引き続き登場する。

メガホンを取るのは、1979年に公開された一作目『マッドマックス』から『マッドマックス怒りのデス・ロード』までシリーズすべてを監督し、約半世紀にもわたって国内外の多くのクリエイターたちや数多くのコンテンツ作品に影響を与え続けてきた、サーガの創始者ジョージ・ミラー。

通常の2D上映に加え、IMAX®/4D/DolbyCinema®(ドルビーシネマ)/ScreenXのラージフォーマットでの上映も決定している。

主人公フュリオサとは?

画像: 若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)はバイカーの大群の手に落ち、家族から引き離されてしまう

若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)はバイカーの大群の手に落ち、家族から引き離されてしまう

終末後の世界で植物がまだ生えている数少ない場所のひとつである“緑の地”で生まれ育った少女。ディメンタス将軍率いるバイカー軍団に連れ去られ、荒地で戦いに明け暮れる男たちと行動をともにする。

のちに砂漠の独裁者イモータン・ジョーの軍隊の大隊長に。しかしジョーの奴隷である“5人の妻たち”を解放するため、元警官のマックスと手を組みジョーに反旗を翻した。短く刈ったバズカットが特徴で、機械仕掛けの左腕を持っている。

前作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ではシャーリーズ・セロンが演じ、「『エイリアン』のシガニー・ウィーバー以来、最高の女性アクション・ヒーロー」などと絶賛された。本作ではアニャ・テイラー=ジョイがその若き日を演じる。

あらすじ

画像: 暴君ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカー軍団はイモータン・ジョーと覇権争いを繰り広げる

暴君ディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)率いるバイカー軍団はイモータン・ジョーと覇権争いを繰り広げる

世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、すべてを奪われた若きフュリオサ(アニャ・テイラー=ジョイ)が対峙するのは、改造バイクで絶叫するディメンタス将軍(クリス・ヘムズワース)と、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが覇権を争うMADな世界。生き残れるのは狂った奴だけ──怒りの戦士フュリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ!

『マッドマックス:フュリオサ』
2024年5月31日(金)公開
監督:ジョージ・ミラー
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、クリス・ヘムズワース
配給:ワーナー・ブラザース映画

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