最高峰のセレブ妻たちの間に起こったスキャンダラスな実話事件
「フュード/確執 カポーティ vs スワンたち」は「ティファニーで朝食を」などで知られる天才作家トルーマン・カポーティと、ニューヨーク上流社会で富と美貌を持ち、カポーティが“スワン(白鳥)たち”と称した最高峰のセレブ妻たちの間に起こったスキャンダラスな実話事件を描く。
『glee/グリー』「アメリカン・ホラー・ストーリー」のヒットメーカー、ライアン・マーフィと、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の名匠ガス・ヴァン・サント監督のタッグのもと、ナオミ・ワッツ、ダイアン・レイン、デミ・ムーア、クロエ・セヴィニー、キャリスタ・フロックハート、モリー・リングウォルドと錚々たるキャストが集結。火花散る競演を繰り広げる。アメリカ社交界を揺るがせ、未だ多くの謎が残る愛憎渦巻く事件の真相とはー?
ナオミ・ワッツ、ダイアン・レイン、デミ・ムーア!
超豪華キャストが元祖インフルエンサーの“スワンたち”を演じる衝撃の実話
1960~70年代、「ティファニーで朝食を」や「冷血」の成功で時代の寵児となったカポーティは、ニューヨーク社交界の名士として華やかな毎日を送り、彼が“スワン(白鳥)たち”と呼んだ富と権力のある夫を持つ“トロフィーワイフ”たちと交流していた。
元祖インフルエンサーでファッションアイコンとして今も語り継がれる“スワン”のキャストに、これ以上ない豪華スターが集結。カポーティが「唯一の欠点は完璧であること」と絶賛したTV局CBS会長夫人のベイブ・ペイリーにはナオミ・ワッツ。
“スワン”のリーダー的存在で映画監督ハワード・ホークスが最初の夫だったスリム・キースにはダイアン・レイン。英国の名家出身でポロ・チャンピオンの夫を持つC・Z・ゲストをクロエ・セヴィニー。ジャクリーン・ケネディの妹で夫はポーランド貴族のリー・ラジウィルにはキャリスタ・フロックハート。そしてカポーティから夫殺しの噂をたてられ不幸な最期を遂げるアン・ウッドワードにデミ・ムーア。人気トーク番組ホスト、ジョニー・カーソンの妻でカポーティに最期まで寄り添ったジョアン・カーソンをモリー・リングウォルドが演じている。
アメリカ文学を代表する作家トルーマン・カポーティの栄光と転落の人生と未完の遺作をめぐるミステリーを描く
作家トルーマン・カポーティ(1924生~1984没)は今年生誕100周年、没後40周年となる。溢れる才能と魅力を持ち、ゲイであることをオープンにし、エキセントリックな振る舞いをも武器にした彼はNY社交界のスターとなり、“スワンたち”とは親友だった。
しかし1975年11月、「エスクァイア」誌に短編小説「ラ・コート・バスク」を発表。そこには “ウィリアム・ウッドワード・ジュニア射殺事件”(※1)をめぐる噂話や“スワンたち”が彼に打ち明けた秘密が、名は変えていたが赤裸々に描かれていた。
“スワンたち”の逆鱗に触れ、社交界を追放されたカポーティは酒と薬に溺れてゆく。本作ではその破滅的な晩年の姿を追いながら、未完とされている遺作「叶えられた祈り」(※2)の謎にも迫る。
※1:ウィリアム・ウッドワード・ジュニア射殺事件…1955年、大富豪ウィリアム・ウッドワード・ジュニアが別荘で妻のアンに射殺された。不審者と間違えての“誤射”とされ、アンは裁判で無罪となる。しかし20年後、その噂話を知ったカポーティは自らの短編小説「ラ・コート・バスク」でアンを夫殺しとして描き、小説発表を知ったアンは自ら命を絶った。
※2:「ラ・コート・バスク」は遺作「叶えられた祈り」(新潮文庫)の中の一篇として収録されている。
大ヒットメーカー、ライアン・マーフィと名匠ガス・ヴァン・サント監督の最強タッグ!
『glee/グリー』「アメリカン・ホラー・ストーリー」など大ヒットドラマを次々と手がけるライアン・マーフィが製作総指揮。ローレンス・リーマーのベストセラー「Swan Song for an Era (カポーティと女たち)」を原作とし、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や『ミルク』でアカデミー賞監督賞にノミネートされた名匠ガス・ヴァン・サントが、全8話中6話を監督している。
トルーマン・カポーティを演じるのは英国の演技派トム・ホランダー。カポーティの特徴的な仕草と話し方をマスターし、まるで蘇ったかのような演技が絶賛されている。
そのほかカポーティの人生に影響を与えた母リリーをオスカー女優のジェシカ・ラングが、養女となったケイトを、ウォーレン・ベイティとアネット・ベニングを両親に持つエラ・ベイティが瑞々しく演じている。またベイブの夫であるビル・ベイリーを演じたトリート・ウィリアムズは本作が遺作となった。
伝説の「白と黒の舞踏会」の完璧な再現!
NYの上流社会を彩るきらびやかな衣装、宝石、セット、料理の数々本作では1960~70年代のNYの上流社会のライフスタイルが綿密に調査され描かれている。ファッションアイコンだった“スワンたち”の個性輝くヴィンテージファッションとゴージャスな宝石類。ベイブやカポーティの豪華なアパートメントのインテリア、実在のフレンチレストラン「ラ・コート・バスク」(2004年に閉店)など全てが完璧に再現されている。
そして1966年、カポーティが名声の絶頂期に主催し、20世紀最大と言われ、錚々たるセレブが出席した「黒と白の舞踏会」の再現は圧巻だ。撮影は実際に舞踏会が行われた「プラザ・ホテル」のグランド・ボールルームで行われた。舞踏会でのドレスは現代のハリウッドセレブ御用達デザイナーのザック・ポーゼンが手がけている。
キーアートと場面写真解禁
放送・配信決定とあわせ、本作のキーアートと場面写真が解禁された。キーアートでは、ナオミ・ワッツ、ダイアン・レインら演じるセレブ妻たち6名がシックながら鮮烈な“黒鳥ドレス”に身を包み、毅然とこちらを見つめる力強いビジュアルが印象的だ。
さらに、ベイブ(ナオミ・ワッツ)、スリム(ダイアン・レイン)、C・Z(クロエ・セヴィニー)のスワンたちが華やかな邸宅でシリアスな表情を見せる不穏なカットや、白いタキシードに身を包んだカポーティ(トム・ホランダー)がベイブと優雅に1本のタバコを分かち合い親密さを感じさせるカットも明らかとなった。
<STORY>
1960年代のニューヨーク。人気作家のトルーマン・カポーティ(トム・ホランダー)は、富と美貌を兼ね備えたセレブ妻のベイブ(ナオミ・ワッツ)、スリム(ダイアン・レイン)、C・Z(クロエ・セヴィニー)、リー(キャリスタ・フロックハート)らを”スワン(白鳥)たち”と呼び、高級レストラン「ラ・コート・バスク」で上流社会のゴシップ話に花を咲かせ、パーティ三昧の日々をおくっていた。彼女らは誰にも言えない悩みをカポーティに相談し、固い友情で結ばれる。しかし1975年11月、カポーティの新作小説が雑誌に掲載され愕然とする。そこには決して明かしてはいけない彼女たちの「秘密」が赤裸々に暴かれていたー。有り得ない裏切りに激怒した、美しきスワンたちの黒い復讐が始まる―。
海外ドラマ「フュード/確執 カポーティ vs スワンたち」
(全8話/原題:FEUD: CAPOTE VS. THE SWANS)
BS10 スターチャンネルにて7月13日より独占日本初放送&スターチャンネルEXでも7月14日より配信開始
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放送:BS10 スターチャンネル
《字幕版》7月15日(祝・月)より毎週月曜23:00 1話ずつ放送
※7月13日(土) 13:15 第1話先行無料放送
配信:スターチャンネルEX
7月14日(日)0:00 第1話配信スタート
※7月14日(日)~8月12日(祝・月) 期間限定 第1話無料配信