人はこんなにも美しく泣ける…2023年韓国ドラマを代表する作品
「わずか1000ウォンの弁護士」などに出演し、作品ごとに変わる多彩な表情と確かな演技力で視聴者を魅了してきたナムグン・ミン。韓国では“演技の神”とも呼ばれる彼が、10年ぶりに時代劇に出演! 舞台は清による朝鮮侵攻が勃発した“丙子の乱”の時代。乱世に翻弄されながらも、強く惹かれあう男女の運命の愛を描いたロマンス時代劇だ。
今回ナムグン・ミンが演じたのは、商才に長け、敵対する清とも巧みに交渉する策士、イ・ジャンヒョン。頭脳明晰なだけでなく、武術も一級。女性が好きだが“非婚主義”を掲げ、どこか掴みどころのない雰囲気の持ち主だ。
そんなジャンヒョンの運命を変えるのが、天真爛漫な両班(貴族)の娘ユ・ギルチェ。普段は飄々としているジャンヒョンが、彼女にだけは心を大きく揺さぶられ、愛情に溢れた言動を見せる。そんなジャンヒョンの二面性を、ナムグン・ミンは魅力たっぷりに好演。愛する人を想って一筋の涙を流すシーンは“こんなに美しく泣ける男性が他にいるだろうか”と、つい見惚れてしまうほど。
そしてジャンヒョンとギルチェの、激動の愛の軌跡も見逃せない。悲惨な戦争によって、束の間の幸せと悲しい別れを繰り返すふたりだが、苦難のたびに愛と絆を深めていく。そんなドラマチックな物語をリアルな時代描写とともに紡いだのは、「帝王の娘 スベクヒャン」の脚本家ファン・ジニョンと、「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」でもナムグン・ミンと組んだ演出家キム・ソンヨンだ。
キャスト陣も魅力的な顔ぶれが揃い、世間知らずのお嬢様から自立した女性へと成長していくギルチェを「賢い医師生活」のアン・ウンジンが演じるほか、「夫婦の世界」のイ・ハクジュ、「ドクタープリズナー」のイ・ダインらが脇を固めている。作品としてのクオリティが高く評価され、2023年のMBC演技大賞では8冠を達成。
さらに視聴者の反響を受け、当初の予定より1話延長され、最終話も100分の拡大放送になるなど、2023年の韓国ドラマ界の代表作のひとつとなった。
登場人物
イ・ジャンヒョン(ナムグン・ミン)
優れた身体能力を持ち、交渉術にも長けた策士。ギルチェに恋をする
ユ・ギルチェ(アン・ウンジン)
運命の相手との結婚を夢見る、天真爛漫な両班(貴族)のお嬢様
ナムグン・ミンが発する愛の言葉たち
ジャンヒョンがギルチェに伝える、ロマンチックな愛の言葉にも注目。第10話では、ジャンヒョンが死んだと思い、別の男性との結婚を決意したギルチェに対し「私の身もそなたのもの。心もそなたのもの。私の心の臓もそなたのものだ」と、真っすぐに告白。夫になれないなら、使用人になってでも彼女に愛を捧げる……そんな献身的な愛を感じさせる一言だ。
偶然か? そなたと共にいる時はなぜか月が明るい
月夜にはそなたが思い浮かびそうだ(第5話)
私が望むのはたった1つだけ
そなたの心だ
私だけを想うそなたの心(第8話)
貧しいギルチェ 裕福なギルチェ
奔放なギルチェ 素直なギルチェ
私を慕わぬギルチェ 私を慕うギルチェ
何であれ ギルチェがいればいい(第17話)
キム・ソンヨン監督インタビュー
最初に出演依頼したのはナムグン・ミン!
「台本を初めて読んだ時、ジャンヒョンを演じる役者としてナムグン・ミンさんの顔が自然と浮かびました。ジャンヒョンのセリフを読むときには、ナムグン・ミンさんの声が重なって聞こえてくるようでした。
前作『黒い太陽』で仕事を共にしたので、頭の中がナムグン・ミンさんでいっぱいだったという理由もありますが、ナムグン・ミンさんにしか表現できない演技力と魅力をよく知っていたので、立体的なキャラクターであるジャンヒョン役にピッタリだという気がしたのです。
台本を読んだ後、ためらうことなくナムグン・ミンさんに真っ先に出演を依頼し、3日後に快諾を得ました」
「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」
韓国/2023/연인(My Dearest)
セル
DVD-SET1:2024年7月3日(水)発売
DVD-SET2:2024年8月2日(金)発売
DVD-SET3:2024年9月4日(水)発売
価格:各14,700円(税込)
各封入特典:ブックレット、ポストカード
映像特典:DVD-SET2/メイキング、DVD-SET3/メイキング
レンタル
Vol.1〜7:2024年7月3日(水)リリース
Vol.8〜14:2024年8月2日(金)リリース
Vol.15〜21:2024年9月4日(水)リリース
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©2023MBC
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