日本公開日が9月27日(金)に決定
ヨルゴス・ランティモス監督4度目となるカンヌ国際映画祭では、現地時間5月17日(金)にワールドプレミア上映が行われており、ランティモス監督に加え、エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファーら豪華キャスト陣が集結。華やかなレッドカーペットを飾り、上映後には6分間にわたるスタンディングオベーションが続く大盛況で、カンヌ映画祭を衝撃と熱狂の渦に包みこんだ。
ランティモス監督にとって、権威あるカンヌ国際映画祭では過去3度に渡ってすべて主要な賞を受賞(※)しており、無敗伝説が今回も継続、ジェシー・プレモンスが見事<男優賞>を受賞した。
(※2009年カンヌデビューとなった『籠の中の乙女』で第62回カンヌ国際映画祭“ある視点”部門ある視点賞受賞、2015年『ロブスター』がコンペティション部門審査員賞を受賞、2017年『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』は、コンペティション部門脚本賞を受賞)
本作でプレモンスは、選択肢を奪われ、自分の人生を取り戻そうと格闘する男、海で失踪し帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官、卓越した教祖になると定められた特別な人物を懸命に探す女の相棒……という3つの独立した物語の中で、最重要となる人物3人を見事に快演。
本編をいち早く鑑賞した批評家たちからは、「『憐れみの3章』は大胆不敵な選択を厭わない監督の、注目せずにはいられない最新作だ」(The Playlist)、「ランティモスとフィリップ(脚本)は、気まぐれな神々が人間の無防備な運命を操るように、主人公たちを翻弄する」(ファイナンシャル・タイムズ紙)、「この映画が仕掛けた心理ゲームの中で、選び抜かれた俳優の演技の幅が歓びをもたらす」(デイリー・テレグラフ紙)、「じっくり観れば観るほど、パズルのピースがはまり始め、共通のテーマが浮かび上がってくる。」(ハリウッド・レポーター誌)と作品への絶賛の声が上がる中、下馬評でもプレモンスの男優賞受賞に大きな期待が集まっていた。さらに日本公開も9月27日(金)に決定。この受賞を受けて全世界の期待と興奮が高まっている。
■監督:ヨルゴス・ランティモス 『哀れなるものたち』『女王陛下のお気に入り』『ロブスター』
■脚本:ヨルゴス・ランティモス、エフティミス・フィリップ
■出演:エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリー、ホン・チャウ、ジョー・アルウィン、ママドゥ・アティエ、ハンター・シェイファー
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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