1994年にはアニメーション映画が、2019年には超実写版が公開された『ライオン・キング』。この度、アニメーション版公開30周年を記念して特別映像が公開された。

今から30年前、1本の映画が世界的な現象となり、永遠に人々の心に刻まれたー。

『ライオン・キング』は『リトル・マーメイド』(1989年)、『美女と野獣』(1991年)『アラジン』(1992年)に続いて、1994年にアニメーション版が公開され、10年にわたって続いた“ディズニー・ルネッサンス”の1本。アニメーション公開から今年で30年を迎える。今回公開された映像は、アメリカでの当時の公開日6月24日(日本は同年7月23日)に合わせ、今も変わらず世界中の人から愛され続けるこの映画の偉大な歴史を振り返るもの。

画像: 『ライオン・キング』30周年記念映像|『ライオン・キング:ムファサ』2024年12月20日(金)劇場公開! www.youtube.com

『ライオン・キング』30周年記念映像|『ライオン・キング:ムファサ』2024年12月20日(金)劇場公開!

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楽曲「サークル・オブ・ライフ」の力強い楽曲が流れる中、王国の呪術師ラフィキが王の子シンバを抱き上げ、プライド・ランドの未来の王の誕生を告げる『ライオン・キング』ならではの象徴的なシーンから始まる。その後、王ムファサが息子のシンバに“命の環”(サークル・オブ・ライフ)や王としての教えを説くシーン、サバンナの地を駆け回る様子や、プライド・ランドの住民たちの生き生きとした姿、危険なヌーに追いかけられるシンバなど、”これぞ『ライオン・キング』!“と言いたくなる名シーンが満載。さらにシーンごとにアニメーション版から実写版へと映像が移り変わる贅沢な内容となっている。

また、映画のシーンだけではなく、名シーンを真似て子供を抱き上げる母親の姿や、ミュージカル版の模様から、ディズニーランドのショーやゲームになったシンバの姿まで映し出される。

この30周年という記念すべき年に公開されるのが、シンバの父:ムファサの<始まりの物語>『ライオン・キング:ムファサ』。仲睦まじく育ってきたムファサと兄弟であるタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか、王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか。『ライオン・キング』では明かされなかったシンバの父、偉大なる王ムファサの“はじまりの物語”が語られる。

本作の監督を務めるのは、『ムーンライト』(16) でアカデミー賞®︎作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。そして、新たにキャラクターに命を吹き込む声優として、若きムファサ役に「地下鉄道~自由への旅路~」(21)でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役(後のスカー)に『シラノ』(21)のケルヴィン・ハリソンJr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンが抜擢。そして、ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、日本でも人気が高いマッツ・ミケルセンが演じる。

『ライオン・キング』に続き、プンバァをセス・ローゲン、シンバをドナルド・グローヴァー、ナラをグラミー賞受賞28回、世界の歌姫ビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表された。そしてその、シンバとナラの娘・キアラ役は、ビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じ、映画では初となるビヨンセ母娘の共演にも注目が集まっている。

『ライオン・キング:ムファサ』
12月20日(金)全国劇場にて公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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