ブレイキンで繋がった兄弟。目指すは、世界のトップ!
ブレイキンとは、1970年代にニューヨークのサウスブロンクス地区のアフリカ系アメリカ人やラテン系アメリカ人の若者達によって発展したストリートダンスのスタイル。当初は、ギャングが抗争をまとめるために武器の代わりにブレイキンを用い、発展していったと言われている。DJの音楽に合わせ即興で敵対する相手と交互に踊ってダンススタイルで競う競技として、若者を中心に絶大な人気を集めている。
本作は、そんなブレイキンを題材とした青春映画。ある事故をきっかけに不仲になった兄弟が反目し合いながらも、ブレイキンイギリス代表になり、再三の危機を乗り越えながらチームを世界のトップに導こうと奮闘していく姿を描き出す。監督は、ストリートダンス選手権で優勝を目指す若者たちの成長を描いた大ヒットシリーズ『ストリートダンス』(2010-2012)を手がけたダニア・パスクィーニとマックス・ギーワが務めた。
ストリートダンスと対照的なクラシックバレエが融合した作品となっており、「全く違うものが混ざり合う感じが良い!」「新しいダンス映画」と口コミを呼び、全世界興行収入は4000万ポンド(約80億円)を記録している。
主演にはカラム・シンとケルビン・クラーク。2人は共に、ブレイキンの世界チャンピオン経験者で、カラムは数多くの大会で優勝経験があり、tiktokのフォロワー数も約23万人と世界的に有名なブレイカー(*ブレイキンを踊るダンサー)。一方ケルビンは、ダンスグループに所属し世界ツアーを行っており、イギリスでも数々のタイトルを獲得したトップクラスのブレイカーとして知られている。本作のオーディションではブレイキンでも演技力でも他の候補者を圧倒した。実は2人は幼いころから一緒にブレイキンをしている親友同士。脚本の読み合わせの段階で息ぴったりな掛け合いを見せ、監督は「主役に完璧な2人を見つけた」と確信したという。
振付を担当したのは、オランダのブレイキンチーム「The Ruggeds」のメンバーの1人ニーク・トラア。主演の2人は「ブレイキンを完璧に調和させて、刺激も与えてくれた」とトラアを絶賛している。世界トップクラスのブレイカーが集結した本作だが、劇中にチームジャパンとして2005年に京都で結成された「BODYCARNIVAL」も登場。本作はイギリスだけでなく、フランス、オランダ、日本など世界中のブレイキンが堪能出来るのも要注目のポイントとなっている。
『ザ・ブレイキン』
9月13日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー<2週間限定>
キャスト:カラム・シン、ケルビン・クラーク、ハナ・ジョン=カーメン、エミリー・キャリー、
ジルー・ラスール、エリオット・コーワン、ルシアン・ムサマティ、アリス・イヴ
監督:ダニア・パスクィーニ&マックス・ギーワ
原案:レイチェル・ヒロンズ
脚本:サリー・コレット
制作:マット・ウィリアムズ
撮影:ステファン・ヤップ
衣装:デザイン:エレノア・ベイカー
プロダクションデザイン:シヴォ・グラック
ヘアメイクデザイン:クロエ・エドワーズ
振付:ニーク・トラア
編集:ネイサン・サマーフィールド
提供:楽天
配給:松竹
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